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プレミオムズ集会④

第一巻、発売中です♪

買ってほしいので、反復横跳びをします。


(`◔ڼ◔´三`◔ڼ◔´)㌧㌧㌧





 ……。


『>>>……』


 ……。


『>>>……。はぁ〜〜〜〜〜〜……』




 やァァ────────────!!!

 せッ、せんぱぃぃいいいい────!!!

 ミステナイデェェエエエ────ッッ!!?




『>>>で、どうだったんだぃ?』

『────クルルカンバイキングでした。』

『>>>ぼくそれ知ってる』


 わァァ────!!!

 すいませんしたぁぁあ──!!!

 私が寝ぼけてたばっかりにぇ───!!!


『>>>すごかったんだよ、きみ。ぼくが、どれだけやめてって言っても、やめなかったんだよ……』


 だってぇぇ……!

 た、たしゅかに、誰かがオーダーをぉ……!

 な、なぜだぁ……。


< ぎくっ >

【 ……ぷすぅー♪ ぷすすぅ──♪ 】

{{ あ、サキさん……口笛、けっこうなへたくそですね…… }}


 え……ちょ、ダイさん、"ぎくっ"て……?


『>>>やれやれ……罰則、"チンジャオロース"習得。エビチリいけるんなら、そこらへんもいけるでしょ!』


 うぇぇッッへ──!!

 また知らない料理、作らす気ねぇ──!

 ……。ちゃ──んす……!


熊神「──っしゃ次いくかー」


 えっ、エコちゃん、まだ膝にいんだけど……。


幼官「お耳きれいになってよかったねー!」

玉兎「にょっきぃー!」



─────────────────────────────


   ●本日のプレミオムズ集会●

  

 ✓①地図の修正・改善

 ✓②東方面(ホールエル)の食材調査

 ✓③前回の開かないドロップ品について

 ✓④南方面(ナトリ)、火の玉、光の柱について

 ★⑤消息不明の魔法薬剤師について←【イマココ】

  ⑥ダンジョン報告(ユユユさん)

  ⑦新人さん(アンティさん)への諸注意(優しく!)


───────────────────────────── 



『>>>──! こ、これ4番目、大丈夫だった?』

『────別のインパクトにより:突破しました。』

『>>>……クラウンちゃん、なんで目をそらすんだぃ?』

『────……ちがいます。』

『>>>目を見て話そうか』



 ⑤消息不明の魔法薬剤師について

─────────────────────────────


姉乳「行方不明になっている魔法薬剤師、リスク・イゴス氏の居場所、そろそろ特定しないとまずいよね〜〜……なんか情報ない?」


銃侍「と、言われましてもなぁ……こちらは噂の一つも聞かぬでござるよ……」


萌殺「マジこまる。ウチもホウキの整備ができん」


白童「もう、けっこう経っちゃってますよね??? もー!!! どこに行っちゃったんでしょ──か──!!!」


金娘「……はいッ」


姉乳「お! はぁい! 本日のシェフっ!」



 ……。



『>>>ホンっと、仲良くなんのうまいなぁー』

『────アンティの良い所です。』



金娘「えっーとですね」


姉乳「なになに?」


金娘「"リスクさん"って……誰すか……?」


姉乳「……。──ああ!!」


熊神「今日、初回だもんなぁ……オシハ、1から説明してやれよ」


金娘「すんませんすんませんすんません」


姉乳「やーねぇー、タダ飯、はーらいっぱい食らってんだから、それぐらいするわよぉ〜〜。私、今度は魚中心がいーなー!」



 ……無銭飲食をオーダーされたのは初めてだわ……。



金娘「あ、あの、さすがにあの量はちょっと……」


姉乳「──もう半年以上も前の事よ」


金娘「    」



 ……オシハさん、やりよる。

 何事もなかったかのように、シリアスにおとしこみやがったわ……。

 ダメだわ、この空気は、もぅ文句言えねぇわ……。

 それっぽく手を前で組み、おっぱいを机にのせながら、

 彼女は、語り出すのだった……。



姉乳「王都騎士団お抱えの魔法薬剤師、"リスク・イゴス"氏が、突然、姿を消しちゃってね?」


金娘「"魔法薬剤師"、……ですか」


熊神「知らないか? 簡単に言うと、"ポーションを作るのがスゲェうまいヤツ"のことだ! あのじぃさんの回復アイテムは、効能がケタ違いでな! 腕が良くてな、同じ材料で他の薬剤師が調合しても、ポーション系の治癒能力に、明らかな差がでるんだよ」


白童「片手間に、マジックアイテムとかも作っちゃいますしっ!!!」


萌殺「あのジジィ、マジ仙人。ウチのこのホウキ! キウボキシザ型・"スカイジーマ"も、あんのジジィが作ったホウキな!」


 ──て────ん!!



 う、うん……。

 そのホウキ、そんな、ご立派な名前なのね……。

 学校の教室の掃除用品置き場に、フッツーにありそうなんだけど……。



金娘「……すごい人なんですね。なんで、いなくなっちゃったんです?」


姉乳「まぁ……騎士団の一部のグループが、むちゃな魔物討伐でポーションの在庫を使い切っちゃってねぇ……怒って出てったのよ」



 家出やないか……。



萌殺「マジ迷惑」


熊神「アホなんだよ、あの一派は……」


銃侍「で、ござるなぁ。" ……師団長にケンカ売ったバールハヌマーン共は……明日の朝日には、たどり着けねっからな……? "」


金娘「えっ」



 ひ、ヒナワさんが、

 なにやら軽薄そうな(やから)のモノマネをしなさった……。

 その、アゴを上にあげるポーズなんすか。



白童「あっボクもできますよ! " ……やられて、やりかえして、人生……それだけっしょッ……? "」


金娘「ええっ」


姉乳「──あっはっはっはっは!! 似ってるわねぇー!」


幼官「ふたりとも、こわぃ──……」



 ユーくんまで……。

 子供がそんなドスのきいたモノマネしちゃダメだろ……。

 私の膝の上のレディに、きらわれちゃいますよ。



『>>>……"893"みたいな騎士団があるのかな……』

『────数量の指す対象:不明瞭判定です。──検索中。』

『>>>ぇ? ……だから、"やーさん"だよ……』

『────……やー、さん……? むぅ。』



熊神「で、あのアホたれ共の素行(そこう)(たた)って、リスク爺のヤツ、ほぼ無断で出て行っちまってなァ……手がかりが、その"置き手紙"だけときた」


金娘「──! "手紙"……!」



 ──あたぃシェフやなぃ、"郵送配達職(レター・ライダー)"や!


 "手紙"という単語に、思わず反応する。



姉乳「……これよ。シェフの観点で、なにか気づく事があったら教えて」


金娘「……有料にしますよ」


姉乳「なんのことかな〜〜?」



 あ、慣れてきたわ。

 ペロテヘぶっこいてるオシハさんから、

 手紙をひとつ、手渡された。

 封は切られてるわね。



金娘「……見ても?」


姉乳「〜〜……♪」



 手のジェスチャーのみで、"どうぞ"と促された。


 あける。


 一枚だけ、シンプルな手紙が入っていた。



 ……──パラッ……。



─────────────────────────────



  もうやじゃ。


  ワシは身を焦がす思いじゃ。


  でも、ワシは世界一優しいので、


  甘い手紙を置いていく。


  いざという時は、封を切るがよい。


  答えは、火を見るより明らかじゃがな。


  この手紙は、ワシ自身だと思え、バーカ。



            リスク・イゴス


─────────────────────────────



 ……パタン。



金娘「……、……」


姉乳「イラつくでしょう」


金娘「イラつきますね」


熊神「あのジジィらしいんだよなぁ……」


萌殺「マジなぃわ」


白童「まったく意味がわかりませんね!!!」 


幼官「バカって書いてあるの! バカって言ったほうがバカなんだよ──!! もぉ────!!」


玉兎「にょ、にょむ……」


銃侍「エコープル殿……うさ丸殿がヒョウタンみたいになっておるゆえ……こ、これ……それ以上は……」



 ぎゅむ───!



『>>>ホンっと、仲良くなんのはやいよなぁ……』

『────……。』







ツイッターに、サイン本のサインじゃないサインの画像があげられてましたね(^ω^;)(笑)

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