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イッテニャッシャイ!

投稿していない小説に、

"プロット"というものがあるんですが、

これがネタ帳になってます(笑)

まぁ、もしかばが異世界に行ったら、

誰か封印をといてください(*´ 艸`)なんつて


今回はバッグ歯車の中から、お届けします!



 きゅぅぅぃいいいいいん───……!





『────当機は、歯車法常時展開型基幹デバイス:

 ────"クラウンギア"です。

 ────時限結晶(ストレージ)内にて:

 ────"召喚シークエンス"を開始します。』



 ガチャン……!

 ピピピ、ピピピピピ───!

 ジジ……ジジジジジ───!



『────召喚シークエンス稼働中……。

 ────アンティ・キティラの関節角度を調整。

 ────無限相殺。記憶野加速度、上昇します。』


『>>>はーい、こちらクルルカン。

   アナライズカードで

   簡単なカタパルト組んでみたけど

   これでいいのかい?

   まぁ、どっちかっていうと

   レールウェイに近いけどね。   

   ……てかこれ"召喚"か?

   完全に"発進"だろ……』


『────射出プラットフォーム確立。

 ────アンティ・キティラ本体を、

 ────"アナライジング:カタパルト"に移動中。

 ────各員は、射出軌道上の障害物の、

 ────撤去作業を進行してください。』



 ゴゥン、ゴゥン、ゴゥン────……。



『ニ"ャッ!』

『ニ"ャニ"ャ!』

『ゴロゴロ〜!』


『ミュ〜ンミュ〜ン?』

『ウニュ──!』


『ブミァミャ──!!』

『ニ"ャニ"ャニ"ャ────!!』


 バコバコバコバコ。



『>>>お、オーライ!

   進行方向の障害物のクリアを確認!

   あっ……、あれ下着でしょ……

   ちょっとぼくの目の届かないところに

   持ってってくれないかな……』


『ニャンニャン!』


『────アナライジング:カタパルト起動。

 ────ウインドゥ-レールシステマ:

 ────進行方向に展開します。』



 キィィィ────……ン……!

 ビビビビビビビ───……!

 ひゅぅぅう─────ぉぉおん……!



『────展開完了。

 ────"アナライジング:カタパルト":

 ────スタンディング:バイ。

 ────アンティ・キティラ本体に、

 ────射出体を形成。

 ────逆ガルウィングを採用。

 ────アナライズ構築開始。

 ────左翼:右翼共に、コネクティング中。』



 パシュ! パシュ!



『>>>完全に発進だわコレ。

   アンティ、聞こえるかい?

   どうせ意識はあるんだろう?

   この場所はね、

   最後のバッグ歯車の出口から、

   かなり離れているんだ。

   すごい深部なんだよ。

   きみの生命活動が再開されると、

   きみは、この空間から弾き出される。

   距離が長いから、相当、加速するはずだ。

   その勢いを利用して、

   きみを、外に"射出召喚"する。

   ちょっとした絶叫系だけど、

   きみなら大丈夫だろう?』



『────外世界の予測情報を確認します。』


─────────────────────────────

ポン ・私達が起動しているということは、

    イニィ・スリーフォウ:

    及び、ガルンの、

    意識の継続を示唆しています。


ポン ・歯車法経験値は、

    消費した状態で停止しており、

    回復していません。

    歯車の使用は射出直後は不可能です。


ポン ・射出召喚後、

    唯一残存している歯車を使い、

    カーディフブースターを構成、

    推力にします。


ポン ・アナライズカードにて構築した、

    各ウィングは、状況により、

    召喚後も使用可能。

    パージ可能ですので、

    臨機応変に対応します。


ポン ・過去の事象の分析結果を統合します。


   ①粘度が上昇した、レエン湖に展開する、

    ギガンティック・ヒールスライム。

   ②ガルン胴体部魔法体を奪取した、

    バカ王の存在の有無。

   ③発動した"十五夜計画"は、

    封印術式である可能性。


   ・以上の点より、

    ガルン亜種体inバカは、

    完全に消滅していないと予測判定。


─────────────────────────────


『>>>アンティ。最悪戦闘になりかねない……。

   きみの歯車法はまだ、回復していない。

   できれば離脱して、休息したいトコだ。


   レエン湖の水の粘度が上昇したのは、

   おそらく、あのバカの力が強まって、

   なんとか封印を維持しようとしたからだ。

   聖属性のトリモチだね。

   なんとかイニィさん達を抱えて、

   逃げ切りたい所だが……』  


『────構成完了。いつでもいけます。』



ぉオン、ぉオン、ぉオン……!

ピピ────────ピピピ!



『>>>……アンティ。方針はきみに任せるよ。

   ぼくらは、精一杯サポートする。

   踏み出さなきゃ、わからない事は、ある』



『────……準備は、よろしいですか?』



─────────────────────────────

   はい

   いいえ

  ▼ここまで来て、やらいでか

─────────────────────────────





 " ────やっちまいな! クラウン! "





『────レディ(準備完了)

 ────ベアークラッチ(視覚域拡張野):展開。

 ────思考加速度:緩和します。

 ────"すとっぷどらいぶ"効果時間終了まで、



 ──── 0.0005 、

 ──── 0.0004 、

 ──── 0.0003 、

 ──── 0.0002 、

 ──── 0.0001 、



 ────── "発進(テイクオフ)" ──。』










 ───ゴッ。









『『『『『『イッテニャッシャ────イ!』』』』』』


『フニ"ャ────!!!!!!!』




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