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わたしと、あなたと。さーしーえーまーつーりー

あけまして、おめでとう、ございます<(_ _)>。

体調不良で、お待たせいたしました!

久しぶりに、タイトル変えちょります(;^ω^)w


※挿し絵を大量に追加。

※アホみたいに書き直しました(笑)d(*´ω`)+








「 あはは……── 」







 やっぱり、クラスの みんなは、

 少し……、ニガテ だ。


 かつての、よく分からない自分を、

 思い出して、しまうから──…… 。








挿絵(By みてみん)





 自分が、魔無し で、あることを。


 受け入れるのには、時間が かかった。





 いや、本当は──……、


 受け入れられて なんか、

 いなかったのかも しんない。


 明日、こそは、

 明日、こそは、と。


 何もない自分と、向き合いながら。

 自分の身体(からだ)に起こる変化を、

 待ち続けながら。


 でも。


 昨日と、何にも変わらないことを、


 ただ、ただ、実感してた。




 イヤな事を、明るさで、(うす)め、飛ばす。


 調味料を入れ過ぎた お(ナベ)に、

 きれいな水を、足すように。


 つまるところ、14歳までの私が、

 やり続けてきたコトは、そぉゆぅコトだわ。


 私は、たぶん……、、、。、

 たくさんの人と、話し過ぎたのだ。




 あの、小さな街で。

 私のことを、知らない人なんて、

 いなかったんだ。


 私は、明るい、食堂の、ひとり娘だ。

 接客(おしごと)は……お(しば)()に似ている。


 私は、いつも(あか)るい──" (きん)さじちゃん "。


 明るい、" (アンティ) " を、(えん)じなければ──……。



 未来への不安や、(あせ)りは、

 この──" (えん)(もく) "には、いらない。






 明るく、みんなと、育った。

 でも、何かが……噛み合って、いなくて。


 私は、どうしても、

 すっきりと する事が、できなかった。


 定食の お皿を、笑顔で運びながら。

 学校で、ちょっかい かけてくる、

 男子を、追いかけながら。


 そだつ。そだつ。そだつ。


 私は、心のナカを、見せてはいけない。


 楽しく、元気でなくては、いけないのだから。




 そして────。



 " (かの)(じょ) " と、私は、()()う────。







 炎が、ついた。


 11歳の私の、(あこが)れ に。





 私の中の。


 (えん)(じゃ)と、(ゆめ)が、


 手を──取り合って。



 少しだけ、限界だった私を、

 (はげ)ましてくれる。


 まだ……私は、()えられる。


 強がって、チカラが目覚めはじめた、

 学校の みんなと──追いかけっこが、できる。



 それは、


 " (つよ)さ " とは ちがう、何かの──。






 私は、隠し通す。


 15歳の、あの時まで。



 クラスの友だちからも──、

 お客さんからも──、

 両親からも──、


 この、とびっきりの、" ()() "で。






 私が、サイコロを()ると、

 ゼッタイに、変な (スウ)()に なると、

 わかった、あの日から……。



 

 (トキ)たま、私の(ナカ)に──、

 " まっくろな ワタシ " が、(あらわ)れる ようになった。




 私は、ドキリと した。


 いつも、" 明るい(アンティ) " を、演じている、

 しかし、" 彼女 " の ほうが、


 本当の……私の、" ココロ " に、

 近いような──気が、したから。




 学校でも、日常でも。

 ふと……、引っぱられる。


 太陽の下。いつだって。

 明るい、私の中で。


 彼女は、たしかに、私なのだ。





 黒い、鉄骨の構造体(ストラクチャー)の森。


 不純物が混ざる、得体の知れない、


 灰色の雨の中。





 こちらを見て、立っている、


 あれは────、






挿絵(By みてみん)






 明るさを、(えん)じ続けた、私に……、


 (おこ)っているの……──?





 髪は、白く、肌は、黒く。




 (ひとみ)の中の、


 (ドウ)(コウ)は……四角い。




 わたしは、いつだって、


 夜の、ワタシの 前に、


 立ち尽くすしかない。




 起きると、羽根のような(もう)()が、


 自分を拘束する かのような、


 重みを持つような気がして、ならない。





 ……。



 何度も、本当の自分に、立ち向かうような。


 そんな夢を見る(ころ)には、


 私は……ちょっと、あきらめていたんだ。




 からっぽ な、明るい、


 金色の髪の、わたし──…… 。







 夢の中の、ワタシ は。


 別に、なにも、して こなかった。




 (さけ)びも せず、


 ウソ笑いも せず。




 無彩色の、セカイの中で、


 じっと、私と、向き合っている。



 ……。


 さいしょは、恐怖した、私も。


 本心を、見たくなかった、私も。




 ソレが……、無害なのだと、(わか)って、


 ……、……。




 やがて。


 一歩ずつ……" 彼女 " に、近づく。







 白い髪の、浅黒い肌の。


 四角いヒトミが光る、


 ワタシは、たたずんでいる。。。。








 あれは……私の はずなんだ。


 ……。




 たまに見る、もうひとりの、


 ワタシの夢を、見る たびに──。




 私は、一歩ずつ、


 ワタシに、近づいていく── 。








 もし、(とど)いたなら。



 ワタシの、オモイに、(とど)いた のなら────。






 私は、(えん)じて生きた(バツ)を、


 受けるのだろうか────……?












 いつだって──……私は、


 同じ学校の みんな が、苦手だった。




 みんなが、言うような、


 明るい私……だけじゃあ、ないンだ。





 たぶん。



 あなたたちの、ココロに、は。


 あの──、、、あそこまでの。



 " ワタシ "の、ような、


 "私"は、いないから。





 あれは、ワタシの、" (なや)み "……なのかな?


 不思議な、感じ が した。









 たぶん、彼女には、たどり着けない。



 夢の たびに、何故か私は、


 そんな気が していた。




 "光"、だけじゃ……ない。




 真実を、うつした かの ような。


 アイソワライの、ない、


 ホントウの、ワタシ。








 その頃の私は、


 けっこう、限界だった。





 クラスの みんな の、


 9割は、もう、


 適正属性が、わかっていた。









 あの日、黒い夢の私の、


 足取りは、(かる)かった。


 いつもだったら、一歩ずつしか、


 (すす)めないのに。




 もう、けっこうな、付き合いだ。




 深い、灰色の(キリ)のナカ、


 黒い(テツ)が、(カラ)み合ったような、


 (はし)の上に──、


 私と、ワタシは、立っている。




 ずっと、昔から。


 あの子は──…… 。






 私は、" (ホン)(トウ) " を、


 知りたかったのかも、しれない。


 そうすれば、もう、


 " ()() " で、(たたか)わなくても、


 よくなるかも、しれなかったから。




 彼女に、怒って、ほしかった。


 何もないまま、(えん)じ続ける、


 おかしな 役者(アンティ)を、けなして欲しかった。




 私の代わりに、泣き叫んで、欲しかった。




 私は、ワタシに、近づいた────。









 「         」




 『         』











 ……。





 おかしいんだ。



 あんなに、無表情で。





 黒と、灰色と、白の、


 星が、鉄で、


 (おお)われているような、セカイで。







 ()(トウ)は、ない。


 (さけ)びも、ない。



 そんな、ハズは、ないのに。






 いつも、遠目で、


 シカクく、光っている、眼光。




 いまの距離なら、


 よく、表情が、読み取れた。





 私は、バカみたいな、顔を する。


 ()められると、思っていたのだ。




 なのに────……、




 あの、真っ白な、ワタシは────、











挿絵(By みてみん)





 " 必ず、助けてやるから "















 ────そう、言っている ような。









 





 夢から覚めると。


 いつもは重く感じる(もう)()が、


 やたらと、かるく、あたたかかった。




 アイツは、" 光 "────なんかじゃ、ない。


 明るい、ウソの、ワタシじゃ、ない。



 なのに。




 私は、何故──、、、。








 " (はげ)まされた " ように、


  感じているのか。









 アイツが、キライに、なれていたら。


 私は、悲しみのナカに、、


 飛び込めて いたかも、しれないのに。





「 それなのに……── 」








 よく、わかんねェ……、


 "心強さ"、なんて、


 感じる、モンだから。











 とうとぅ、私は、耐えきれてしまった。




 あの、15歳の、誕生日まで。






 まえに、すすんで、


 すすんで、


 すすめたのだ。




 夢は、消えず、


 あの、教会で。








 ──" 能力おろし "は、与えたもうた。








『────レディ(準備完了)。』















 ────はぁ。




 本当に、やれやれ だわ。




 どいつも、こいつも、たくさん だ。



 私は、(えん)じ続けなくては、ならない。



 とうとぉ、絵本の主人公みてぇな、



 バカみたいな、仕事 衣装にも、なっちまったし。






 ホントウは、私は。


 世界の"善意"に、あきあきしてる。



 私は、" 真実の私 " で、


 みんなと向き合って、こなかったのだから。






 でも。


 感じたんだ。





 あんな、絶望の世界にいる、


 ワタシでさえも。





 私を、"勇気"づけて、くれるのだから。








 あべこべな世界で、


 ちぐはぐな世界で、





 何かが、ちゃんと、


 噛み合っているのだ──。





 ()(ドウ)する。


 ()(ドウ)する。


 ()(ドウ)する。





 その、回転が、ゆっっっっくり と。


 でも、(カク)(ジツ)に。




 私を────押し上げてゅく。








 ()()()()は、ここにある。





 私は、(ささ)えられている──。








 あの、(ゆめ)の世界の ワタシが、


 何なのかは、今も、わからない。




 みんな には、


 ホントウの意味で。



 私の言ってるコトは、


 わかんないン だろう。




 でもね……?




 支えられた、からには。


 私は、(ツラヌ)く、必要が あるのだ。




 やらないワケにぁ、いかない。





 いまも、あの子は、


 ワタシの、ナカに いる────。







「 アンティ……いこっ♪ 」








 だから、私は。


 また、マイスナと、出逢えた。




 エンジルことで、


 つかみとる、ことの出来る 未来を、


 私は、知っている。







 ──まだ、わたし は。


 何かに、(いど)み続ける ことが、


 必要なのかな──……?




 そんなコトを、考えてしまう。







 久しぶりに、あの、夢を見た。













挿絵(By みてみん)






 しろと、くろの、ワタシの、そばに、


 しろと、くろの、マイスナが、立っている。








 真っ黒な、構造物(ストラクチャー)の、(ミチ)の、上で。









 仲良く、手を(つな)いで、


 コチラを、見守っている。











 そして、ほぉら、やっぱりだ。


 見てよ、あの目を、さ──。






 ──……本当に、カンベンして ほしいわ。











 あの子たちも、


 わたしたちも。



 ひとりじゃ、なくなって、


 良かったと、思った。





 でも、ねぇ……。



 幸せの先に、


 何を、努力すれば、いいのか。





 別に、あの時の、


 ウソまみれの私が、


 消えたワケじゃあ、ないんだ。




 だってのに。




 "絶望"にすら、"希望"を(もら)って、


 まったく・・・どうすんだか。










 なにか、よく、わからない モノが、


 わたしたちを、みまもって いる。




 わたしの、うしろめたさを、ささえきる、


 あの、まっしろな、カイブツたち が。







でも……やっぱり、、、


 はは……。




 おんなじ クラスの、連中にゃ、、、


 どんな カオ して、


 しゃべっていいか、


 わっっっかんないな・・・/////




 











 王都の お祭り は、


 きれいな夜に、向かっている。


 みんなは、ワタシの気も知らずに、


 楽しそうに、私たちに、(かた)りかけている。






「      」

「      」

「      」

「      」

「      」









「 ・・・きひひ♪ 」











 この子たちは、知る(よし)もない。



 みんなと、私は、ちがっている。





 でも、だから……。








「 ──ち、ちがうよっ 」










 王都の、お祭りの、中で。



 みんなが、あまりにも、


 キラキラ、わたし達に、、


 しゃべる、モンだから。。。









挿絵(By みてみん)



「 そうじゃ、ないってば 」







 私は、マイスナの(となり)で、


 そんな事を、考えていた。














健康(=(●´ω`●)=)第一ぃぃぃいいいいいい!!!

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[気になる点] あの世界ならではの状況に伴う、思春期の不安定な精神状況からの見た夢なのか、内包する力が見せたものなのか。 本当なら、出会うはずのない対になる存在と出会った事で、安定し、未来が作られる…
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