Hello,GOLD!
おまたんたん(●´ω`●)+
12月、やっぱり忙しいですぬぁ( ^_^ ;)
アン:
「──" 瞬間強化 "・・・ですか??」
ヒゲ:
『──ああ、そうだ。
今回の、旅行ギルド所有の、
雷馬モドキに起こった現象は、
まさに、これに当たる。
キッティがドニオスに居れば、即、
レポートの、書き直しに なったろうよ』
マイ:
「えと……そこまで、貴重な発見だったんですか?」
ヒゲ:
『ああ、かなり──な。
通常の魔物も、特別な環境のフィールド、
ぁー、例えば、、、スイベル=キャットが、
湧き水のある場所では、
土属性から、水属性の魔物に進化したり、
逆に、本来の属性に近い、
貴重な金属なんかを魔力と一緒に食うと、
土属性の存在進化を起こしたりする』
アン:
「ぇーと、、、それって、
──"存在進化"と、
何が違うんです……?」
マイ:
「旅行ギルドの、お馬さんが、
魔物として……強化されちゃった、
って、ことですよね??」
ヒゲ:
『──それだ。
"一時的"──なんだよ。
今回の、ケースは、な──』
アン&マイ:
「「 ……" 一時的 "…… 」」
ヒゲ:
『ああ、そうだ。しばらくすれば、
雷馬の強化状態は解け、
元の状態に、戻るそうだ。
俺も、話に聞いただけだが……』
アン:
「えぇと……私たちも、
簡単な、魔物の情報は、
データベースに、あるんです。
たしか……"雷馬"は……、
"かみなり"に打たれると、
"雷獣"に、なるような……?」
マイ:
「途中で、存在進化が、
とまる、って、こと???」
ヒゲ:
『……ちょっと待て。
その──"雷馬"が、"雷"で、
"存在進化"、するっつー仮説は、
まだ、証明されてないんだが……。
おまえら、1回、キッティと、
じっくり話せ……。
それらの情報は、ギルドにとっては、
貴重な財産だぞ……』
アン:
「ぁー、さっき、ちょうど、
わかれちゃいましたって。
そ、それで……?
なんか、ヤバいんですか?
つーか、ウチのクラスメイト、
無事なんです……??」
マイ:
「お酒に酔った お馬さんとか、
心配なんですが……」
ヒゲ:
『──それなんだよ。
"雷獣"、って魔物は、
凶暴なので、有名な部類だ。
ま、、、なにせ、雲の上で、
爆走しまくってるって、
もっぱらの伝説だからな。
ただ──旅行ギルドのヤツらが、
その、幼体である"雷馬"を、
愛情を込めて育成してきた──ってのは、
どうも、確かなようだ。
初動調査に向かったギルド職員も、
"胴体は、ひと回り、
デカくなっていたが、
かなり、人懐っこかった "、と、
証言している』
アン:
「ほ、ほぉーっ……。
つ、まり……? その、お馬さんは、
一時的に強化されて──」
マイ:
「──理性も、失わない。
しばらくすれば、弱体化されて、
元に、もどる……」
うさ:
「にょんやー!」
かん:
「くゆーっ??」
ヒゲ:
『──ま、そーいぅこった。
やれやれ、とんだ、大発見になる。
旅行ギルドの、物好き達の愛情と、
間違って、酒をやったアホの、
奇跡の副産物……って、ワケだな?』
アン:
「な……なるほど。で?」
マイ:
「……朝に、連絡をくれた、
本題が、ソレ……ですか?」
ヒゲ:
『いや……──ここからが、
笑えん 知らせだ。
"旅行ギルドの馬車、四両"と、
"お前たちの学院の生徒、
ひとクラス分"が、
ドニオスから──消えている』
アン:
「・・・、・・・ 」
マイ:
「…………えっ?」
アン:
「……、……"暴走"、ですか?」
ヒゲ:
『──早まるな。
俺も、真っ先に考えたが、
どぅも、、、" 平和的な大問題 "、、、
──の、ようだ』
アン:
「……、……???」
マイ:
「アンティの、学校のクラスメイトが、
乗った、スレイプニルの馬車が、
事故に あった……とかでは、ない??」
ヒゲ:
『ドニオスの門兵が、
問題なく走り去る、四両の馬車を、
確認している。……まぁ、
" 瞬間強化 "したばかりの雷馬を、
いきなり実用化するのは、……あまり、
褒められたことでは無いが……』
アン:
「……ちょっと、ヒゲイドさん。
ソレ、本当に、だいじょうぶ、
なんでしょうね……?」
マイ:
「じゃあ、生徒さんらは、
超特急で、カーディフに、
帰っちゃった、って、こと……!?」
ヒゲ:
『……ちがう、逆だ』
アン&マイ:
「「 へ? 」」
ヒゲ:
『──先ほどの、門兵の、話はな……。
──"東側"の、配置の、
ヤツらの、話なんだよ……』
アン:
「・・・、・・・」
マイ:
「……えっ、アレっ……!?」
ヒゲ:
『──さぁて、クルルカン、
──楽しいクイズだ。
"隣街から、ドニオスに やって来た、
好奇心 旺盛な学生ども が、
そのまた隣街の王都で、
新しい お祭りの、真っ最中だと聞く。
でも、流石に、行くのはムリか──、
と、思っていたら、旅行ギルドの、
お馬さんが、酔っ払って、
いきなり、パワーアップした。
さぁて、どうなるでしょう"──?』
アン:
「……、……。
……待て待て、待て待てまてまてまて……!」
マイ:
「こっ……。
王都に、、、……くるの……??」
ヒゲ:
『──希望者を募って、
出発したようだ』
アン:
「……、……、、──、、、 、、── 」
マイ:
「──ぁ、アンティ!?
し、しっかりして!?」
ヒゲ:
『──わるいこたぁ、言わん。
しばらく、こっちには、
帰ってこなくて いいから、
身を、潜めていろ』
アン:
「──ひ、ひげいど、
さぁぁあああああああ"ん"ん"ん"!!?
う"っ、うらみますよぉおお"お"お"!!??
なぁんでっっ!? そ"ぉんな、
きんきゅうの、れんらくっっっ!!?
わたしらがッッ、おうとう、するまでっっ、
コール、し続けないんですかぁああああ!?!?」
マイ:
「あわわわ……マズイ、マズイ……!?」
ヒゲ:
『──っ、おちつけっ、バカたれ……!!
くっそ、耳が……。
いや……大丈夫だろう。
いくら、"強化された雷馬"、
だからといって……??
学生を、たんまり乗せた、
ホワレ級の馬車だぞ……?』
アン:
「──なんですか!?
ホワレ級って!?
わかんないですよぉ!?
なに言ってるんですかぁあああ!?!?」
マイ:
「だ、ダメなんじゃない??
隠れるにしても、今、
宿、お祭りで、いっぱいだよ!?
王城も、出ちゃったから、
戻りにくいし……!?」
ヒゲ:
『──だぁから、落ち着けって!
言っとろうが!! 重量級の馬車だから、
さすがに……王都に行くのは、
もう少し、時間が かかる──』
うさ:
「──にょん……?」
ヒゲ:
『──はずだから』
アン:
「ほっ──、ほんとう!!
なんでしょおねええええええ!?!?
ヒゲイドさぁああああああんんん!?!?」
マイ:
「まっ、まだ!! ちょっと、は!!
時間のッ、よゆうっっ!?
あるって、ことですかッッ!?!?」
ヒゲ:
『やれやれ。お前らなぁー。
あんな──雷馬なんて、チカラだけ、
あるだけの、馬コロだぞ?
速度は、そんなに普通の馬と、
かわらん はずだし、
そこまでの、スピードは── 』
リビ:
「……ん??」
エコ:
「……ありゃ??」
ヒゲ:
『──ともかく!!
まだ、時間の猶予は、あるはずだから、
うまいこと、さっさと隠れろ!
そういうの、得意だろ?』
アン:
「そんな"ぁぁあ"あ"!!???
ヒトゴト、みたいにィィい"い"い"!?!?」
マイ:
「どどどどど、どうしよっ、
どうしよっ……!?」
リビ:
「……あっ……、、、」
エコ:
「………う、うわぁ──」
うさ:
「にょ……にょっきぃー……」
かん:
「……くゆ?」
ヒゲ:
『──だいたい、今の王都は、
どこも かしこも、
人だらけ だろうが!!
そんな中で、お前らが、
即・見つかる、なんてことは── 』
リビ:
「──あっ、あのっ、
おねぇっ── 」
エコ:
「だめだよ、まにあわないよ……」
「「「「「 おーい!!!
金さじぃいーっ♪♪♪ 」」」」」
「「「「「 マイスナちゃーん♪♪♪ 」」」」」
アン&マイ:
「「 ◎ - ◎ 人 ◎ - ◎ 」」
ヒゲ:
『・・・・・・・・・え"っ?』
──どどどどどどど・・・!!!
「「「「「 ぉおーっ!!!!!! 」」」」」
「「「「「 やっぱり!!!!!! 」」」」」
「「「「「 金さじ、じゃーん!!!! 」」」」」
「「「「「 あっ、マイスナちゃんも!!!! 」」」」」
「「「「「 いるじゃない!!!!!! 」」」」」
「「「「「 まちがいないわ!!!!!! 」」」」」
うさ:
「……にょぉお、わぁー・・・」
・・・、・・・・・────。
アン:
「・・・・・・・。
・・・・・。
・・・ひげぇいど、しゃん……、
・・・つぎから、わ……、
・・・でるまで、たたきおこして、
・・・くだひゃいね・・・(泣)」
マイ:
「・・あばばばばばばばばば
ヴぁヴぁヴァヴァヴぁヴぁ
ばばばヴぁヴぁヴぁヴぁヴ
ばばばばばば・・・!?(驚)」
ヒゲ:
『・・・・す・・・・スマン。
け・・・けんとうを、祈る・・・』
アン:
「健闘を祈るじゃ、ねぇんだよ・・・」
マイ:
「ぉ──ォワタ・・・・・」
うさ:
「にょわーっ・・」
かん:
「かんかん」
・・──だだだダダダダダダダダダダ!!!!!
・・──どどどドドドドドドドドドド!!!!!
──がしっ・・・!!!!!
アン:
「──っ、」
マイ:
「──おをっ、、、」
学友:「「「 ──おーっす!! 金さじっ!!! 」」」
学友:「「──きちゃったぜ!!!」」
学友:「──うわぁ、すっごい、奇跡ねっ♪♪♪」
学友:「──それなっ♪♪ こんな人の中でさ!!」
学友:「──いやいや!! そんなことねぇさ!!」
学友:「──その髪っ!! すぐに、わかったわ♪」
学友:「──うおおっ!? その服!!
ふたりとも、おっしゃれだなぁ!?///」
学友:「──ちょっと、男子ぃ!?
気安く、ふたりに、
さわっちゃダメよぉ!!」
学友:「──王都って、スゲェな!!!
オレ、感動しちゃったよ!!!!!」
学友:「──あっ!? やっぱり、
この子、うさ丸ちゃんだわ!?」
学友:「──あれっ!? こ、こっちの、
可愛らしい二人は、どちらサマ???」
リビ:
「は、ハハハ……ど、どうも……♪」
エコ:
「こ、コニチワー……」
アン:
「しくしくしくしくしく……」
マイ:
「アホ……ヒゲの、
アッホンダラ………」
ヒゲ:
「・・・・・・・・・これ、
やっちまったかなぁー・・・?」
ワァ───ヽ(*゜∀゜*)ノ───イ!!!










