とある服飾店への渇望
おまたんたん(●´ω`●)
アン:「──ふぃぃぃいい~~っ……!
ここまで来たら、だいじょぶでしょ……!
ざまーみろってんだ!」
マイ:「ふぅ……。。。
これだけ人が行き交いしていたら、
そうそう、目は付けられないよね」
うさ:「にょん」
エコ:「護衛の人たちを、
置いてきぼりにして、
メインストリートまで、
来ちゃった……!」
くゆ:「くかぁ……Zzz」
リビ:「ふふ、とんだコトに、
なりましたわね♪
なぁに、心配は、いらないでしょう。
護衛と いうなら……、
こちら側には、最強の二代目チームが
いますし……♪
どこかに、銅色の殺し屋さんも、
6人、いるでしょうから──」
エコ:「そ、そうだね・・・!
うさ丸も、いるもんね・・!」
うさ:「──にょっきっ☆」
リビ:「これ、うさ丸ちゃん?
あまり、動かない、ように……。
いくら、ぬいぐるみが、
流行っているとはいえ……。
ほら、カンクルの ように、
マフラー状に・・・は、ムリか。
……この首元のモフモフ感、
いいですわね……。
さきほど買ったカンクル人形、
加工して……簡易マフラーに、
しようかしら……」
くゆ:「びくっ」
エコ:「うさ丸は、まるいから、
マフラーは、ムリだよ!」
うさ:「にょおぉ……?」
アン:「やっれやれ……久しぶりに、
ヨロイなしで全力疾走して、
ちかれたわ……」
マイ:「内部骨格だけの
サポートだと、
やっぱり、機動性、おちるねぇ……?」
アン:「そぉねぇ。まぁ……、
リビたちのこと、ひょい、と、
持ち上げられたから、
フツーのひとに比べりゃあ、
チカラもち、だろぉけど♪」
マイ:「アンティは、はぐるま のサポートが、
なくっても、足、はやいよね!
もし、全裸で かけっこ勝負したら、
まけそうだなぁ」
アン:「きひひ♪ 追いかけっこ まみれの
学生時代を送ってる、" 金さじ ちゃん "を、
ナメんじゃないわよっ・・・?♪
・・・って、ぜ、全裸……??//// 」
エコ:「 きん、さじ ?????」
リビ:「──……" 金さじ ちゃん "、というのは、
御姉様の、ニックネーム、なんですの??」
アン:「リビ、エコちゃんも、
あんまり、離れるんじゃ・・・ん?
あーぁ……、" 金さじ "、、、ね。
──ホラ、私、冒険者に なるまでは、
ジモトで、今みたいに……、
こう、後ろで、髪、
" ひとつくくり "、だったから──」
リビ:「──なるほど♪ うしろから見ると、
たしかに、髪型が、
" 金色のスプーン "に、
見えますわね……♪」
エコ:「そういうことかー!」
マイ:「むっ・・・!
わ、わたしも、うしろから見たら、
フォークに見える、髪型に、
しよっかな……?」
アン:「なにを言ぅとんのや、アンタわ……」
リビ:「ふふっ♪ 良い、
ふたつ名ですわね……♪
御姉様は、さしずめ……♪
こまった人々の、希望と願いを、
" すくい "、" とる "、
正義のヒーロー、といった、
ところですか♪」
アン:「っはは……別に、
正義の味方、気取ったことは、
ない……ないよね?
なかったよね……??」
マイ:「わたしは、アンティが、
いちばんカッコいいと思ってるから、
よく、わかんないなぁーっ」
くゆ:「Zzz……すぷーっ」
うさ:「にょんにょん、にょんにょんにょき、
にょきっとにょきっと、にょんやぁ、
にょきっとなー!」
エコ:「うさ丸、なに言ってるか、わかんないっ!」
リビ:「こ、これっ……! あんまり、動くなと、
言って、おりますのに……//////」
うさ:「にょーん……」
王民:「──ぅ、うおっ……!
み、見ろよ。あの、4人組……。
つーか、あの、ふたり、マブぃ……っ!
レベル、たけぇーっ……!!♡♡」
王民:「おめぇさぁ、、、、ハートマーク、
飛ばすなよ、キモチわりぃ……!
あっ、で、でも、た、、、たしかに……/////
あの、前の、帽子の ふたりは、
かなり、可愛いな……」
王民:「王都のレベルは、
やっぱり、ちがうな……!!//////
後ろについて来てる、姉妹??
の、ほうも……あれは、中々……♡♡」
王民:「おめぇ、こえぇよ……。。。
いっかい、憲兵に、捕まってこいよ……」
王民:「ばっか、じょ、冗談で言ってるだけに、
きまってっだろ……///
ただ、あれ、もう2、3年したら、
全員、確実に・・・手の届かない、
美人になるぜ? 全員っ!」
王民:「……それは、そうかも、しれん……。
で? 声、かけるのか?
恋に飢えた、変態くん?」
王民:「ば、ばかやろう///
この仮装じゃあ、ちょ、ちょっとな……///
それに、俺じゃあ、釣り合わないって、
いうかぁ……/////////」
王民:「はっ、ヘタレが。
つーか、あの、前の子、ふたりも、
あれ……かなり、若くないか……??
ふぅぅ、やれやれ……。
おんな だけは、化粧と服で、
本当に、年齢が、わかんねぇよなぁ……」
王民:「んバぁーか。そんなモンはな?
俺たち おとこ は、
いっしょう、わかんなくて、
いぃんだよっ♪♪」
王民:「ん? ふんっ、
そうかも、しんねぇな──……」
リビ:「……これ……この、服……、
やっぱり……、質、いいな……。
サラサラ、じゃないの……えぇ……。
いつも、着ている服より、完全に……。
てぃうか、この、ハカマ……??
布地の、縫い目が、ない……???
な、なんで……?????」
エコ:「──ねぇっ!
アンお姉ちゃんっ♪♪
マイお姉ちゃんっ♪♪
この服、ほんとうにっっ♪♪
もらって、いいの!?」
アン:「私、妹いないけど、
今、お姉ちゃんの気持ち、
完全理解したわ」
マイ:「同じく。その服じゃなく、
在庫から、ありったけのサイズの服、
あげたくなりました」
エコ:「えへへ♪ やったぁぁ~~♪♪」
うさ:「にょきっと、にょんにょんっ♪」
リビ:「これ、エコったら……!
あんたは、遠慮と、言うものを……////
ところで、御姉様方?
やっぱり、この服の出処……、、、
教える気には、なりませんこと?♪」
アン:「聖女に、険しい試練を与えるシュミは、
私には無い……」
マイ:「13歳だと、ダメかもなぁ……」
リビ:「ど、どういう、ことですの……!?」
エコ:「この服が売ってる、服屋さん!?
エコも、行きたぁ~~い♪♪」
アン:「エコちゃん、11歳でしょ……。
ダメだわ……。完ッッッ全に、、、
心的外傷に なるもン……」
マイ:「は、は……。
一ヶ月くらいは……、
あのパンツ……、夢に、
出てきそう、だもんね…………」
エコ:「・・・? ??」
リビ:「ね、年齢制限がある、
お店、なのですか……っ!?///」
アン:「覚悟がいる、お店なのよ……。
質がいいのは、確かなんだケド……。
会うたびに、あの面積、
せまく、なってるもんね……」
マイ:「ああ、やっぱり、そうなんだね……。
う、うーん……。
いまさら だけど、なんで、
あのカッコ、なんだろーね……」
リビ:「ブーメラン、ぶっ刺さってますよ、
御姉様方・・・。
──んもぅっ! 私が、
オトナのレディになったら!!
ぜーったい!! 連れていって、
もらいますからねっっ!!!/////////」
エコ:「ぇ、エコもいくーっ♪♪♪」
くゆ:「・・・くゆっ……!? ……Zzzzz……」
うさ:「にょきっと、にょんにょんやなぁー」
王民:「……ねぇ。あの、可愛い子 集団の、
あの子の、あたまの上の、ぬいぐるみ……。
さっきから、動いてない……???」
王民:「あんたねぇ……。
可愛い子、集団て……。
そんなワケ、ないでしょ。
あんなプリチーな魔物が居たら、
従獣ギルドが、大金はたいて、買い取るわ」
またこんな日常回かくから、
話が1200話いきそうだとあれほど……










