ゃ、やだなぁ、私たちじゃありませんよぉ/////
この お祭りは、
10の月の半ばまで、やるらしい。
アレだ、"初回特典"……てヤツ?
マイ:「えへへ……その例えは、
ちびっと、ちがうと思うなぁー」
アン:「あ、やっぱり? きひひ……!」
妙な例えを、ヨロイ姿のマイスナに、
苦笑される。
……つーか、
この例えの知識も、
本来の、私の知識じゃあ、
ない気もする。
互いの思考が読めることは、
ご愛敬。
わいわい、がやがや と──。
今日も、王都は、
私たちで、あふれている。
マイ:「でも、お祭りが長い、
っていうのは、良かったね……!」
アン:「ふふ、そっだね」
王城からの脱出は、成功した。
今回は、堂々と、
正面の門から、出ていってやった。
ふぅ……。
けっきょく、私たちは……、
社会テキに、生きながらえたワケだ。
王さま からの お話は、
真に、"本探しの お願い"、
──だけだった。
"隠れSランク"の件や、
昔のマイスナが、
やらかしちゃった件については、
まったく、触れられも しなかった。
なんだか、さいごは……、
王さまは、心なしか、
申し訳なさそうに、
図書室から、出て行っちゃった──。
その後は、お風呂に入って──、
よく……覚えていない。
アン:「なんだか……、
気が抜け ちゃったね」
マイ:「そーだねぇ……」
眠った分、
体力は回復してんだけんども、
心のほうは……まだ、落ち着きが、
うまく、戻らない。
ぅーん……この状態を、
言葉で説明するのは、
すごく、むずかしい。
ただ、気分転換が、必要。
そう、感じてる。
アン:「お? あっちも、
いーにおぃ、してんわねぇ……!」
マイ:「あそこの出店は、
アタリの予感……!!///」
なので、ドニオスに帰る前に、
改めて、ゆっくり、ふたりで、
お祭りを楽しむことにした。
さっきの、出店のヌードル屋さんに、
聞いた話によると。
連日、開催されている、
"クルルフェルト祭"も、
さすがに、じわじわと、
お客さんが 落ち着いてきているらしい。
初日の混雑に比べれば、だいぶ、
観光しやすくなっているそうだ。
アン:「んーでも、まだ、かなりの
ヒトだけどねぇー……!!」
マイ:「アンティ! あっちも、
おいしそうだよ!」
キンキン、ギンギンと、
足音を鳴らしながら。
お祭りの出店を中心に、
賑わいの中を、楽しむ!
ポルロッカ鍋、という、
シンプルな塩味の屋台が、
けっこう美味しかった!
簡易なポトフに近いわね……!
もう、肌寒くなる日も あるし、
あっという間に、冬が、
くるんだろう──。
アン:「なるほど……味付けの ほとんどを、
素材で賄ってるから、
こんなに、ローコストで……、
もんぐもんぐ、やるわね……」
マイ:「……ね、ねぇ、アンティ?」
アン:「んにゃ?」
スーパー食堂娘 目線で、
屋台のスぺサルな食事を、
分析していると。
同じく、ワオンの実殻の器を持った、
マイスナに、改めて、
声を かけられた。
アン:「……?? どったよ?」
マイ:「なんか……わたし達、
見られてなぁい?」
アン:「ふぇあ……?」
見られて、いる……?
……ま、毎度ながら、
このカッコーなので?
新しく行く場所やエリアでは、
指を さされて笑われるのは、
もはや、慣れっこまであるのだが。
マイ:「なんだか、いつも以上に……」
アン:「えっ、だ、だって── 」
そんなはずは……。
今は、この人混みだし?
しかも、王都の中は、
私たちの仮装を、、、っつーか、
義賊クルルカンと、狂銀オクセンフェルトの、
仮装をしまくった人たちで、
そこらじゅう、
溢れかえって、いるワケでして……?
アン:「……!? アレッ……!?」
マイ:「ほら……気づいたでしょ……?」
……でも、マイスナの言ったとおり、
なんだか……明らかに──、
私たちへ、あつまる視線が、
……多い……!?
通りかかる人たちの、
ほとんどが、……こっちを、見る!
なッ・・・!? なんでだ!?
アンタがた も、似たカッコ―、
してるでしょうや──……!?
よく聞くと、王都の人たちの声が、
やたらめったら、聞こえてきた・・・!
街人:「ねぇ……見て! あの子ら……!!」
街人:「あっ……! ホントだな……!!」
街人:「マジで、そうじゃないか?」
街人:「あら、あの子たち……///」
街人:「ママー! そっくりー!!」
街人:「ほんものだー!!」
アンマイ:「「 ・・・、・・・ 」」
なにか……まずい気がする。
とてつもなく、なんだか……。
街人:「おっ! ぜってぇ、そうだよなぁ??」
街人:「めちゃくちゃ、似てるもんなぁ!?」
街人:「うっわ、ソックリ……!!」
街人:「うん、髪型も一致」
街人:「おまえ、ちょっと、声かけてみろよ!」
街人:「ええっ/// や、やだよ!! おまえ行けよ!!」
街人:「あの仮面の下……ぜったい美人じゃない?」
街人:「おもった。アレはヤバイと思うよ、二人とも」
街人:「ふたりとも、プレミオムズ、って、マ?」
あ、ぜったい、まずい……!!
なにかが……、
ふ く れ あ が っ て い る 、
気がすゆ・・・!!!
アン:「──に、逃げっぞ、マイスナ!!」
マイ:「──よ、よしきた、がってん!!」
街人:「──あっっ、逃げたぞ……!?」
街人:「──あーあ!
アンタが、ジロジロ、見るからよぉー♪♪」
街人:「──まてぇえええええ、くるるかぁあーん!!」
アンマイ:「「 ──ひ!?
ひいぃぃぃぃぃいいー……!? 」」
だれが待つか、ガキンチョ。
こちとら、やっとこさの、
プライベートだっつーの!!!
うわ、まだ、数人、
追いかけてきてやがる……!!
テメーら、だいじょぶか……、
迷子なんぞ……。
アン:「──し、しつけぇええええ!!?」
マイ:「──こないでぇえええええ!!?」
キンキンキンキンキンキンキンキン──。
ギンギンギンギンギンギンギンギン──。
街人:「──あれっ、どこいった!?」
街人:「──あしおと、きこえてたのにぃー!!」
アンマイ:「「 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……、、、 」」
わたしたち じゃなくて、
親を探せ、キサマらわぁぁ……。
なんとか、刺客の追従を かわし、
再び、メインストリートに戻る。
──と、思ったら、
また、なんだか、注目されている……。
街人:「……っ! まぁ……!!//////」
街人:「……っお!? おめぇら……!?」
街人:「──えっ!? まさか!? あれっ!?」
あっ、わかった。
王都、もうダメだ。
アン:「……逃げっか……マイスナ。
義賊らしく、サ……
ドニオスの、塔まで……」
マイ:「……そうだね。わたし、
アンティとベッドがあれば、
それで、いいよ……」
アン:「それは、それで、どぉなのよ……」
と、思ったけど、
よくよく考えると、
わたしも一緒なので、
まったくモンダイない。
マイスナと、ベッド。
うん、ごはん、ひゃっぱい、いけるね。
マイ:「ごはん は アンティだよっ♪///」
アン:「それ、私以外に、言わないでね……///」
マイ:「し、しっけいな!!
そんなこと、しないよ!!///
ぷんぷんっ!!///」
は? プンプン狂銀、可愛すぎか?
その腕の動きを やめろ、
私の愛に刺さる。
クラ:『────やれやれ……☼
────留まる事を:
────知りませんね……☼』
カネ:『>>>まったくだ。
>>>今日も平和だねぃ……』
初代と、寝取られ女神サマが、
なんか言ーとりますが、
私たちの愛は、もう、止まらんぞ。
だいたい……おんどれらには、
毎回、お風呂の お湯は、
取り替えてるンですかぁぁ〜〜???
と、切に問いたい。
──きゅるんっ、ずカっ!!
……頭の上で回ってる王冠が、
いきなり乱回転して、カドが、脳天に刺さった。
いたぃ……。
クラ:『────さっ:流石の私も:
────怒りますよっっ……!?!?/////☼』
カネ:『>>>……だ、だめだょ、
>>>反応しちゃぁ……////』
アン:「な、なにすんじゃーい!!
箱庭で、お風呂を発見するたびに、
自分のスキルの情事を連想する身にも、
なれってんのよぉーっ!!」
マイ:「ぁ、アンティ、こえ、デカいよ……?
よけい、めだつよ?
あっ……、ほ、ほらぁぁ……」
いつの間にか、屋台で買ったであろう、
アメを舐めとるマイスナに、
窘められ、
……見ると、確かに、
注目度が上がっているようで。
………………。
みんな、こっちを見ながら、
ヒソヒソと、好奇の目を、
お向けに、なってきやがる──。
アン:「……な、なんでなの……!?
ちょっと前までは、こんなに、じゃ、
なかったのに……/////////」
マイ:「ね、寝て起きただけで、なんで、
こんなに、見られるように、
なっちゃったんだろーね……??」
アン:「つーか、私の分のアメぁ、
ないンすかね?」
マイ:「──っ、はい♡♡ 」
──でぅぽっっ。
……。
……さっきまで、
マイスナが ねぶっていた、
棒つきの飴を、口に突っ込まれた。
うまい。
アン:「あっぽーあじひゃん。うまかー」
マイ:「まとめ買いすれば良かった。
どこ逃げる??」
夫人:「──ねぇ、あなたたち……ッ!?//////」
アンマイ:「「 ……──ッ……!? 」」
話しかけられた瞬間、
マイスナと二人で、かたまった。
ま……マズイ、に、逃げっか……!?
走りには、自信がある。
レター・ライダーの配達速度、ナメんなよ。
こちとら、ガキん頃から、
クラスメイトと、血のにじむような、
追いかけっこを──、、、
夫人:「──あなたたち!!//////
カフェ・ド・ランドエルシエの、
前の広場にある、でっかい立像の、
モデルの二人でしょう!!//////」
アンマイ:「「 ・・・・・ 」」
だっ……ダメだ・・・!
ここで、走り去ったら、
さすがに、失礼だ……!
ち、ちくせぅ……!
あの、クソデカ&、
無許可 像の出来栄えは、
私たちから見ても、
かなりのモンであるが故に、
当然、調べようと思ったら、
私たちの名前も分かるワケで……!
万が一、失礼ぶっこいた態度とかが、
ウワサになったり したら……、
ヒゲイドさんとかにも、メイワク、
かかっちゃうカモ、しんなぃしぃぃ……。
……。うわぁ。
めっちゃ、見てくるやん……。
しょ……、しょうがねぇ。
私たちは、ハラぁ、くくって。
この、
好奇心・はた迷惑・お姉さんの、
応対を することにした。
アン:「……ハ、ハハ、コンニチハ……。
ぇ、ぞ……像……?? ゃ、やだなぁ、
私たちじゃあ、ありませんよぉ/////」
マイ:「こ、コニチハ……。
ワタシタチ、アレ、チガウ、
ニタヒト、イパィ、カンチガーィ」
夫人:「──うそ、おっしゃい!!///
なんで、カタコトですの……!?
ちょっと、さすがに無理が
ありますわよ!?///
あなた方、あまりにも、あの像に、
ソックリ、すぎますもの!!!
5歳の子供でも、
だまされませんわぁあ〜〜!!?」
うるせぇわ、この縦ロールがぁぁ……。
・・・ん!? タテろーる・・・!?!?
マイ:(ぁ、アンティ!!
この人……貴族の人だよっ!!)
アン:(ほ、ホントだわ……!
あわわわ、、、めんどくせぇ……!!)
この、タテロール夫人には悪いんだけど、
こんな カラみ方された身としては、
厄介ごとの香りしか、
してないのよおおおお……!
早々に、立ち去りたいというのが、
サラサラ、ホンネである。
……!
ぁ……この人、金髪だわ!
めっずらしい。
私の色素が薄い金色とは違って、
少し、ブラウン色が強いゴールド・カラーだ。
太陽の下では、オレンジに輝いて見える。
紅茶の色みたいだ。
夫人:「いま、巷で、話題を持ちっきりの、
うわさの二人、そのままの格好の方が、
歩いているんですもの!
オホホホ……驚きましたわ……!////」
アン:「さ、さいですか……」
マイ:「ど、どもです……」
夫人:「でも、実際に お会いすると、
ずいぶん、小柄な印象が……//////
なんだか、庇護欲に駆られる、
気がしますわね……オホホホ//////」
すげぇ、口元に扇を当てる人、
初めて見たわ……ははは。
フリルが付きまくってる
ドレスを着ているけど、
不思議と……よく似合っている。
本物の、貴族の お嬢様、って感じだ。
夫人:「あら、あなた達……、
恐ろしく、綺麗な髪を、
していますのね?」
アン:「──え"っ!? まっ……、
アハハ……/// あ"っ、
ありがとう、ございます……?」
マイ:「ど、ドモ、ドモデスデス……//////」
夫人:「……! ははぁあ〜〜ん……///
さては、あなた達、どこかの、
ワケありの、令嬢ですわね?
三女? 四女? ふうぅ……、
よく あるのよね、
貴族社会がイヤになって、
正体を隠して、
冒険者とかに── 」
アンマイ:「「 ──ち、
ちがいますっっ!!! 」」
食堂娘だからね……!!
一人娘だかんね……!?
この貴族の姉ちゃんは、
高圧的な物言いとは裏腹に、
存外、しゃべりやすく。
……その、私たちのウワサ?
に、ついて、
情報を聴き込む事にした。
すると、判明する、
おどろきの、真実・・・!!
アン:「──リアルタイムで、
私たちの像を──……!?」
マイ:「──あの広場で、
削り、直してる──……!?」
夫人:「あら、知らなかったんですの!?
あの像の資金源は、
あのカフェのオーナーなのですが……、
最近、あなた方の、
かなり鮮明なスケッチが、
手に入ったらしく──……」
ああああああああああああああ!!!!!
あのガキどもおおおおおおおお!!!!!
夫人:「オホホホホホ……♪
像のクルルカンさんは、
上半身を、スッポリと覆う、
マントを羽織って
おられましたが──。
今の あなたは、
ステキなマフラー姿、
ですものね……♪♪//////
まるで、絵本から、
出てきたようですわぁぁ〜〜っ♪♪」
この、貴族の ねーちゃんの、
話に、よると……。
今、あのカフェの前の広場では、
私たちの巨大な立像が、
たくさんの魔術師&彫刻ギルドによって、
"仕立て直し"、されている、
真っ最中らしい……。
アン:「昨日の夕方から、
ぶっ続けで、だ、と……?」
マイ:「ライトアップされて……、
夜通し、ですか……」
夫人:「ええ、すごいイベントよ♪
なにせ、アダマンタイトを、
ナマで加工する場面なんて、
ひと昔前でしたら、
秘術中の秘術、とさえ、
言われていた、
魔法技術ですもの……♪♪」
アン:「それで、その、
削り直しイベントに……」
マイ:「人が、集まりまくっている、
って、コトですか……」
夫人:「少しずつ、金属の彫刻が、
仕上がっていくというのは、
面白く、ステキなものですわ♪」
ぐおおおおおおおおおおおおお。
あの、カフェの、オーナーああああああ。
ナニを、してくれとんのじゃあああああ。
夫人:「あなた達の注目度が上がったのは、
あの彫刻イベントを見た、
王都にいる方々が、
あなた達の"意匠"を、
覚えてしまって──、
街中が、"義賊と狂銀を探せ!"
みたいに、
なっているからですわぁぁ〜〜♪♪」
アン:「ぐわああああああああああああ!!!」
マイ:「ョ、ヨケイナコト、シヤガッテ……!!!」
夫人:「ご本人たちが、王都に来ている、
というウワサも、
ひろがりまくっていますし♪
オホホホホホ……♪♪♪」
よし、この街は、もうダメだ。
私たちには、はやすぎたんだ。
よくわからんけど。
食堂娘は、王都に来てはならない。
はっきりわかんだね。
アン:「でも……あの像、見ただけで、
私たちのカオ、
割れるもんでスかね……」
マイ:「これだけ、街中、
仮装大会、みたいなのに……」
夫人:「あら、あなた達……。
それは、王都の人間を、
ナメすぎですわよ。
この街には、色々な品が、
流通しているのだから──、
皆、目は、肥えているのです」
アンマイ:「「 ?? 」」
夫人:「"ホンモノを見抜く力"が、
民にまで、根付いている、
という事ですのよ。
あなた達の、その、"鎧"、
素晴らしいわ……♪♪」
へ、変態のヨロイ、プライスレス。
夫人:「ソレは、はっきり言って、
"芸術品"です。ただ、
けっして、お飾りだけでなく、
"実用品"としても、特級ね……。
見る人が見れば、わかりますわ。
すばらしいわね。
それに、金と銀……、
"義賊"と"狂銀"が揃って
いることで、さらに魅力が
引き立てられあっているわ。
そりゃあ、街の人に、
見つかりまくるわよ……♪♪」
アン:「か、かんべん、しちくり……」
マイ:「さっきも、追いかけられたんだよ……」
夫人:「あら、子供たちに!?
──フフフっ♪♪
絵本のトップ・ツー、
冥利に尽きるじゃない♪♪」
ハハハ……このタテロールさん、
他人事だと思って、
好き勝手、言ってくれやがるわ。
他の街で、生きながらに、
子供たちのジャングル・ジムに
なってる、こっちの身にも、
なれってんだ。
ちくせぅ、なんだかんだ、
楽しく、話をした。
アン:「ぁー、情報、感謝します。
えーと……?」
マイ:「お名前、知らずに、
話しこんじゃった」
夫人:「あら、いいのよ♪
私も楽しかったわ♪
私の名前は──」
貴族:「ロイメア──……!
みてーっ! ふたつ、
手に、入ったわよー!!」
夫人:「──……!!
ホントですのおおおおお!?!?」
アンマイ:「「 ──……ッッ……! 」」
あまりの声量に、
耳が、キ────ン、と、すゆ……。
……。
あの、近づいてくる、
ブルーのドレスの人は、
このタテロール姉ちゃんさんの、
おトモダチ、だろーか……。
………。
…………ん?
…………………。
…………………………………ッッ!?!?
アン:( ・・・・・な・・!? )
マイ:( ・・ん、だ、と・・・!? )
信じられない、ものを、見た。
夫人:「やりましたわね!!
大丈夫でした♪!?」
貴族:「いやーっ、やばかったわー♪
整理券、ゲット、
してて良かったぁー♪
……お!?」
ブルーのドレスの、
貴族のお姉様と、目が、合う。
……。
……ただ、私と、マイスナは、
反応……できにゃい。
…………────だって・・・・・。
貴族:「ロイメア!?
この子たちって……!!//////」
夫人:「そうよぉぉ〜〜♪♪//////
いま、ウワサのぉ〜〜//////」
なんと。
ブルーのドレスの、お姉さんの、
両肩には……。
だぶる、にょきっと。
+ ∩ ∩ + ∩ ∩
●(ฅ˙꒳˙ฅ)● ●(ฅ˙꒳˙ฅ)●
アンマイ:「「 ふえてる…… 」」
うさ丸が、2体、すわっていたのである。