わたしたちの S.N.S. ⬇ さーしーえー
大丈夫?
前話、とばしてない?(*`・ω・)
りび:「……いま、なんて言いました?」
あん:「いや、だ、だから、さぁ……///
アンタが今、言ってたでしょう///」
まい:「"聖女"に、なったまま、
"王都"に、はいっちゃった
んだぁー……」
えこ:「え?」
りび:「……」
あん:「ほら、前にチラっと、
相談、したでしょう?
ヴェルダー山に発生した、
中級神?ってのが、
勝手に、私たちに、
"聖女"属性、付与しちゃった、
みたいで、さぁ……」
まい:「どうやったら、"聖女"ってバレずに、
王都から出られるか、
相談、したかったんだぁー」
りび:「……、……、出る、だけなら、
お姉様方は、普通に、
出られますでしょう?」
あん:「いやいやいやいやぃゃ……、
強行突破、って、コトぉ?」
まい:「門で、また、人混みに、
混ざらないと、いけないかなぁ」
えこ:「あれ……? でも、
バレなかった、ですよね??」
あん:「……ん?」
まい:「……??」
りび:「え?」
……。
あん:「な、なんか、さっきから、
話が、噛み合わな── 」
りび:「 ──おふたりが王都に入った時に、
どのような事が起こったか、
事細かに、話してください」
あん:「 ……え? ぇと、だから──…… 」
まい:「 胸の、ギルドカードが──…… 」
えこ:「それ、おかしいです」
りび:「 ……、── 」
あん:「どゆこと……?」
まい:「わ、わかるよう、に?」
えこ:「ふたりとも、よく聞いてください。
"聖女"と、
"聖女の称号"、というのは、
"ヒトの街"にとっては、
別の、ものなんです」
あん:「は……?」
まい:「なに、が……?」
えこ:「"ヒトの街"、というのは、
つまり、"水晶球システム"の、
加護下に、あるという事──」
あん:「え、エコちゃん……?
ええと、"ヒトの街"に、
とって……?????」
まい:「"聖女"と、
"聖女の称号"の、
ちがい、って……?」
えこ:「
前者が、"神"に認められたモノ、
後者が、"王"に認められたモノです
」
りび:「──お姉様方、
今、素顔ですわよね?
いま、どこに居ます?」
あん:「──ぇ"っ!? な、なんと、
お城の、図書かぁ〜〜ん……!」
まい:「てっ、天井まで、本の城壁〜〜っ」
りび:「すぐ、ヨロイを、お着けに なって」
あん:「……へっ? なんで?」
まい:「みはり、立ててるよ??」
りび:「 ──お は や く !!!!! 」
あん:「 ── ッ ! ? 」
まい:「 ちょちょちょちょちょ 」
りび:「 ぼ け っ と 、 し な い !!! 」
あん:「なになになになになに」
まい:「リビっち、顔、こわい。
わ、わかった、わかったから!」
──"チェンジ・オーバー"
-シークエンスが 開始されました▼
⚠ caution ⚠
前回の終了時に 正しい順序で
電源が切られませんでした。
全身流路系の再接続時には
可能な限り、デバイスの着脱を
お控えください。
──"換装"が 完了しました▼
──戦闘モードです▼
あん:「ふ、ふぃー、き、着たけどォ!?」
まい:「ゆ、油断、たいてき、って、こと……?」
りび:「今すぐ、そこから、逃げてください」
あん:「ゃ、ムリだろ……いきなり消えたら、
怪しまれるわ……」
まい:「マリーさん、えらい人に、
許可、とって、くれたんだよ」
りび:「いいですか……よく、聞いてください。
"聖女"という称号は、
"王族"が、街の"水晶システム"に、
登録することで、はじめて、
"要人登録"が、可能になります。
この事は、おそらく、
聖女である私を始め、
一部の教会関係者しか、
知りえません」
えこ:「今回、私たちが、
王都に行くのは、
"称号"を、"街"に、
登録するため!
ちゃんと、言わないと、
いけないのは、
そのため、だから……」
りび:「"神"に選ばれただけでは、
王門の水晶球に、
ギルドカード検知能力は、
付与されません。
個人的に、認知されていなければ……」
あん:「……ちょっと、やめてよ……」
まい:「……門番さん、あの時、
いっぱい、出てきたのは……?」
えこ:「か、神さまに、"聖女"認定、
されただけじゃ、
"感知"されるけど、
個人特定は、できないの。
だって、ギルドカードなんて、
持ってないかも、しれないから」
りび:「お姉様方のギルドカードに、
"聖女称号"が、紐付け登録されていると
いう事は────、
確実に、王族の誰かに、
お二人の情報が、バレています」
あん&まい:
「「 」」
りび:「Sランク情報、依頼達成記録、
今までに取った称号の全て、
魔物の討伐数……支払記録まで……、
確実に──誰かに、
すべて、見られていますわよ。
いいですか、まちがいなく、
──そこに、行かれます 」
えこ:「最悪、お城から……出れなくなる」
あん:「 ……、 」
まい:「で、でも、みはり、銅チーム、
立ててる、し……!」
りび:「──冷静に、お考えに、なって……!
相手が、不埒な輩や、
賊なら、排除してしまえば、
よろしい。
しかし──、
そこは、王城です……!!」
えこ:「……" くる、御方 "によっては、
こばめ、ないよ・・・・・?」
キィィ────……っ、、、
銅従:「 ぁ、あの…… 」
金聖:「 ──ひィっ……!? 」
銀聖:「 な、ど、どしたの、イヴさん 」
銅従:「その…………ご、来客、
なのですが……………」
金聖:「 、 、、 」
銀聖:「 、 、、 」
銅従:「 " どうしても "、と ……。
わ、たし……では、
止められない、相手です 」
────……。
銀聖:「どする、にげる?」
金聖:「この状態では、マズい。
あとで迷惑かかる。
リビ、すまん、いったん切るわ。
この通信端末系、見せらんねぇ」
銀聖:「誰だろぅ……まさか、"王さま"?
アンティ、その立派な王冠、
隠してたほうが、いいんじゃない……?」
金聖:「は、アンタだって、
立派なティアラ、
ついてんじゃないのよ……」
銀聖:「……捕縛されたり、
しないよね……? わたし、
あばれるよ……?」
金聖:「待てって……!
もし、そうなら……くそ!
逆に、大人しくしといて、
機会を──……」
銅従:「お、お待ちください!
お相手は、"おひとり"です」
金聖:「……!」
銀聖:「へいたいさん、いない?」
銅従:「ええ……。ただ、
お二人が、ここに居られるのは、
バレていますので……、その……」
金聖:「……まずは、"対応"するしか、
無いわな……」
銀聖:「……(ごくり)」
……。
──
────ガチャ・・・・・!
金聖:「え……?」
銀聖:「あ……!」
??:「えへへ……//////」
??:「きちゃいました……♪///」
金聖:「……シャンティ、ちゃん?」
銀聖:「んーっ?」
ひぃえええええええ!!バン(ᐢ˙꒳˙ᐢ)ザイ










