我が家にヤツらが やってきた!
前話でアンマイがゲップする
シーン書き忘れたわまあいいか
ぼくの なまえ は、ボルター!!
クルルカンのぼり隊、七番しぶ、隊長だ!!
おなか が、へった!!!
もうすぐ、おひるごはん だ!!
登妹:「おにいちゃん、きょうも、
ピーマンたべてね!」
登太:「 い や だ !! 」
いもうとは、ダメだ!!
のぼりかたが、なってない!!
──リンリィーン♪♪
あっ、げんかんの、
ベルが、なったぞ!!
登妹:「……! おにいちゃん、
だれか、きたよ!」
登太:「だれだ!! てきしゅうか!?
ぶきを、もってこい!!」
登妹:「じゃあ、まるの、つみき!」
登太:「それじゃ、ダメだ!!
さんかく のに、しとけ!!」
ダダダダダダダダ!!
ドアの方に、ライムと一緒に、
かけよる!!
声が、きこえた!!
knock,knock♪
金聖:「──すんませーん!
ステアリングさんの、
お宅ですかー。
お届け物でーす!
農協連から、野菜、
あずかってまーす!」
登太:「あっ!!」
登妹:「このこえは!!」
ドアを、開ける!!
──ガチャッ、ドゴッ!!
金聖:「うぉっッッ」
銀聖:「わぁ」
登太:「でぇぇぇえ、たぁぁああ、
なぁあぁああああ!!!
くるるかんんんんんん!!!」
登妹:「くるるかんの、
おねえちゃん、たちだーっ♪♪♪」
うわさをすれば、
なんとやら、だ!!!
登太:「ひさしぶりだな、くるるかん!!
ぼくのかおを、
おぼえているか!?」
金聖:「きさまァァ……!
ここん家の、子だったのか……。
忘れもしねぇぞ……。
てンめェ……たしか、
七番隊の、隊長だろぉー!!」
クルルカンのお姉ちゃんは、
ちょっと、ガラが、ワルいぜっ!!
登太:「よく、わかったな!!!!!!」
銀聖:「こんにちは。
積み木してたの?」
登妹:「なにしにきたの〜〜!!
あそびにきたの!?」
いもうとよ!!
ぶきを、みせびらかす、
もんじゃない!!
金聖:「遊びに来てねーわ。
仕事よ、おシゴトぉ。
ホレ! 支給の野菜。
取りに来て、
なかったからって。
えーっと、
お母さんとか、いる?
受け取りサイン、
欲しいんだけど……」
登妹:「なんで、やさい、
もってきたの!!!」
金聖:「今、言ったやろげ……(笑)」
登太:「今日は、なんか、
マントで、すっぽりだね!!」
登妹:「ほんとだー!!
きょうぎんの、おねえちゃんも、
あまぐ、みたい!」
金聖:「──!!」
銀聖:「──!!」
さいきんは、ギザギザの、
マフラーだったのに、
まえの、マントを、
すっぽり、かぶってる!!
かめんの、下が、
のぼれない!!
登太:「なんで、テルテルボーズ、
みたいなの!!」
登妹:「トニックおじさんの、
シーツの、おばけみたい!」
銀聖:「ぁ、あはは……///」
金聖:「わ、わたしらにも、
イロイロ、あんのよぉ……///」
登太:「いろいろって、なに!!!??」
金聖:「ぅ、うるせぇぞッ……!!///
ホレ……!! ぃ、いいから、
おっかさん、呼んできな!
ここの、ここに、荷物、
受け取りましたーって、
お名前、いるのよ?」
登太:「なんで!! なまえなら、
ぼくが、書くよ!!
いっつも、ひみつぶきの、
なまえは、ぼくが、
書くからね!!」
金聖:「秘密を書くなよ……」
登妹:「ほら!! これ、
だいばくはつボムだよ!!」
銀聖:「ぶっそうな積み木だねー」
登太:「かどが、ささるんだよ!!」
銀聖:「なげたら、めっ、だよー」
金聖:「ほぉん……これ、
アンタが書いたのか……。
……よぉし、ココに、
名前、書いてみな!!」
登太:「よしきた! ペンをよこせ!!!」
金聖:「この隊長、礼儀を知らん……」
がんばって、名前を かいたぞ!!
登太:「──どうだ、くるるかん!!
おったまげただろう!!」
金聖:「 ────、……、… 」
登太:「……ぇ……?」
お姉ちゃんの、顔が、おかしい。
ぼくん家の、部屋の、
おくを、見てる。
登妹:「……? どうした、の?」
登太:「な、名前……ちゃんと、書いたよ?」
かめんの、上からでも、
なんだか、顔が、けわしい。
しつもん、された。
金聖:「……、……。なぁ。
お母さん、いるよな?」
……?
登太:「……うん。いるよ?」
登妹:「おくで、ごはん、つくってるよ?
いいにおい、するでしょ!」
金聖:「……」
銀聖:「アンティ?」
……なんだか、変だ。
えっと……。
ぼくの、サインじゃなくて、
母ちゃんを呼んだほうが、
よかったのかな……?
金聖:「……、──ごめん!
ちょっと、入るわよ」
登太:「──えッ……!?」
──ギィィ、、、!
──キン、
───キン、
───キン!
────キン!!
────キン!!!
登太:「あの……!?」
クルルカンのお姉ちゃんが、
ドアを、こえて、
ぼくん家に、入ってきた!
いきなりのことに、ビックリする!!
登太:「ど、どうしたの、いきなり!?」
登妹:「──ふぇっ……!? ……!?!?」
──キン、
───キン!
────キン!!
すごい、あしおと、だ!!
はやあしで、はやい!!
あ、あわてて!
ライムと いっしょに、
おいかける!!
そっちは、キッチンだ!!
────……!?
金聖:「大丈夫、ですか!?」
登母:「うぅ……」
登太:「──ッッ!!」
登妹:「──えっ!?」
母ちゃんが、倒れている!!
金聖:「マイスナ、火」
銀聖:「ん」
きょうぎんの、お姉ちゃんが、
おなべの、魔石を、消した!
金聖:「……貧血、みたいね。
クラウン、チェックたのむ。
……あぁ、擦りむいてんな」
母ちゃんのヒジから、
血が、出てる!!
登母:「ぅう……ぁ、あら……!
あなた、は……」
金聖:「すみません。
勝手に上がらせて、
もらってます」
登太:「か、かぁちゃん……!!」
登妹:「だ、だいじょう、ぶぅ……!?」
登母:「あら、私……?」
金聖:「貧血で倒れて、
ヒジ、ぶつけたみたいです。
あっ……まだ、立たない方が」
銀聖:「ヒジ、見せてください」
登母:「えっ、あっ……」
きょうぎんの、お姉ちゃんが、
すわってる、母ちゃんの、
ヒジを、さわった。
──!!
しろく、ひかっている!
ちいさな、羽根が、みえる!
銀聖:「治りました」
登母:「まぁ……! 治療魔法ですか?
初めて、受けました」
銀聖:「え!? えへへ……、
そ、そんな所です」
金聖:「……。他は……、
外傷は、ないな……」
登太:「く、くるるかんの、お姉ちゃん!!
母ちゃん、だいじょうぶ、
か……!?」
登妹:「ま、ママぁ、しんじゃうのぉ……!?」
金聖:「ぁん? しなねーわ!
縁起でも ないわねぇー。
……そこのベッドまで、運びます」
登母:「えっ、まぁ──……!!」
──キキン・・・!!
──……!!
くるるかんの、お姉ちゃんが、
母ちゃんを、お姫様だっこした……!!
す、すごい、ちからだ!!
登母:「ぁ、あら、まぁ……///」
金聖:「おろしますよ……。
──おい、隊長!
コップに水、入れてきな!」
登太:「……!! わ、わかった!!」
あわてて、一番きれいな水がめから、
お水を、くんできた!
母ちゃんに、わたす!!
登太:「母ちゃん、のめ!!」
登母:「あらあら……ありがとぅ♪」
金聖:「大事なくて、
良かったです」
登母:「助かりました。
私ったら……、
とんでもない ご迷惑を、
かけちゃって……」
金聖:「いえいえ♪」
登母:「治療の お金、少しで、
良かったら……」
金聖:「……!! い、
いりません、いりませんっ!!」
銀聖:「ざ、材料費、やすいんで……!!」
登母:「……?? そぅ……?」
妹のライムは、
母ちゃんが、すわってる、
ベッドの横に、引っ付いている。
……! そうだ。
登太:「くるるかんの、お姉ちゃん……、
なんで、母ちゃんが、
たおれてるって、わかったの?」
金聖:「ん? 鍋が、コゲる寸前の、
においだったかんね。
おかしいっしょ?」
登太:「そ、そうなの……!?」
ぜんぜん、わかんなかった……!!!
く、くるるかん……!!!
すげぇな・・・!!!!!!!!!
登妹:「──ぁあ〜〜〜〜っ!!!!!」
登太:「!? どうした!?」
登妹:「お姉ちゃんたちの、ヨロイ、
あたらしく、なってるぅ〜〜!!!」
金聖:「ぁ、ヤベ……///」
銀聖:「しまった……///」
登太:「な・・・!?
なんだとぉぉおおおおお!?!?!?」
──ほ、ほんとうだッッ!!!!!!
あわてて、家に入った時に、
マントが、ふたりとも、とれている!!!
ふんいきは、よく、にてるけど、
まえのと、カタチが……、
ぜ ん ぜ ん 、 ち が う ぞ !?!?!?
な ん て 、 こ っ た !!!
だいニュース、だぞ!?!?!?
登妹:「まえは、ここの、こし!!
見えて、なかったよ〜〜〜〜♪♪」
金聖:「あぅ……///」
銀聖:「は、恥ずかしいなぁ……///」
登母:「あら、まぁ……。その、
前から思っていたけど、
そんなに……おへそ出して、
大丈夫? おなか、冷えない?」
金聖:「え"っ、いや/// これは……、
その、慣れって、ゅーか……///」
銀聖:「も"っ、問題は、ないデス……!///」
登母:「そーぉ? 冒険者さんなら、
動きやすさとかも、
大事なんでしょうけど……」
登妹:「あはは♪ また、おへそ、
まる見えだーっ!!!」
銀聖:「ゅ、ゆび、ささないで……///」
──だんっ!
登太:「な……なんてこと、
してくれたんだっ・・・!!?」
銀聖:「なんだなんだ」
金聖:「なにがやねんな」
登太:「ヨロイのカタチが、
変わった、だ、と……!?
ぼ・・・! ぼくら、、、
くるるかん、のぼり隊の、
研究のせいか、が、
パァ、だ・・・・・!」
登妹:「おにーちゃん、
このノートに、のぼりかた、
けんきゅう、
してたんだよー!!」
金聖:「……どれどれ、ほぉん。
うわぁ……姿勢によって、
どこからが登りやすいか、
事細かに、かかれている……。
なにを しとんねんな……」
銀聖:「思ったより、すごいねー。
絵ぇ、うまいねー!」
登太:「なんてこった・・・!
こしの、あたりとか、
つっかかりが、
ないじゃあ、ないか……!!!
とうたつ への、ルートが……!!
ぐおおっ・・・!
つぎの、たいちょうかいぎは、
あれるぞ・・・!!!」
金聖:「ヒトの身体で、登山ルート、
開拓してんじゃねーよ……」
登太:「よ、よく、見せてくれ……!!!
す、すごい、色は、にてるけど、
まるで、べつもの、だ・・・!!!
うでも、めちゃくちゃ、
カッコよく、なってる……!!!」
登母:「まぁ、そうなの?
お母さん、全然、
分からないわぁ〜〜♪」
登妹:「ぜんぜん、ちがうよ!!
きょうぎんの、お姉ちゃん、
前は、肩あーまー、
なかったもん!!!
すごく、つよそう!!
でも、おへその、あなは、
前よりも、たてなが だねっ!!!」
銀聖:「ょ、よく、わ、わかるね……///」
登太:「ぐうっ・・・!
こいつは、まずいぞ……!!?
ブーツが、より、
シンプルに、なってる……!
これじゃ、足が、かけづらい……!!
それに、やはり、こしまわりの、
ベルト部分が、なくなったのが、
いたい・・・!!!
ブーツに、のぼらずに、
どうやって、こしまで、
のぼれば、いいんだ・・・!?
やはり、なかまを、
ふみだいに・・・!?」
金聖:「踏み台は、よしなさぃな……。
その思考は、危険だかんね……?」
登母:「こらっ! ボルタ!
お姉ちゃんたち、ジロジロ、
見るんじゃないの!」
登太:「でもな、母ちゃん!?」
ぐうぅぅぅぅぅぅう……。
登太:「──!」
登妹:「らいむ……おなか、へった……」
銀聖:「ありゃま」
金聖:「……そーいや、お昼時だった」
登母:「そうだったわね……」
きょうぎんの、お姉ちゃんが、
立って、キッチンの、
おなべを、見る。
銀聖:「底のほうが、少し、コゲてる。
上は、食べられるけど、
けっこう、蒸発してる」
金聖:「スープ、ですよね。
うーん、量、少ないわよね……?」
登母:「まぁ……今、考えると、
あぶなかったわ……。
火に、かけたまま、
気絶していたなんて……」
登妹:「ママぁ〜〜、ごはん……」
登母:「そうだ、どうしましょう」
ぼくは、キョロキョロ、してしまう。
くるるかんと、
きょうぎんの、
お姉ちゃんは、
たがいを、パチクリと、見ていた。
金聖&銀聖:
「「 あのー 」」
登母:「 ? 」
金聖&銀聖:
「「
キッチン、お借りしても?
」」
登太:「うまい!!! ごはんがすすむ!!」
にくやさいいため、ていしょく、
って、言ってた!!!
登母:「お料理、上手なのねぇ……!!
でも、時間、大丈夫?」
銀聖:「アンティほどでは……//////
だいじょうぶです。
今日、ここが、ラストだったので♪」
登妹:「おいしいけど、
ピーマンはいってる!!」
金聖:「まずは、いどめ。
口に、入れろ。
話は、それからだ」
す、すげぇぞ・・・!!
母ちゃんのメシも、好きだけど、
これは、すぺしゃるだ!!!!!
登母:「ほんとに、美味しいわね……!!
おみせ屋さんでも、
してらっしゃったの?」
金聖:「──へっ!?///
ゃ、ぃや、そんなワケでは……///」
銀聖:「貧血って、お肉とか、
食べて、なかったんです?」
登母:「少し、野菜よりだったかも……。
そう言えば、お肉とか、
お豆のスープ、
しばらく、食べてなかったわね。
残るのが怖くて、
子供たちの分しか、
買ってなかったのよ。
ホラ、氷の魔石って、
一番、高いでしょう……?」
金聖:「これからの季節なら、
そんなすぐ、傷みませんよ。
この裏に、枯れ井戸あるでしょ?
ああいう所に、お肉、
くるんで、ヒモで、
吊るしとくと、長持ちしますよ。
中、冷えてるんで」
登母:「そんな方法が……」
銀聖:「もがもがもが」
登妹:「きょうぎんの、お姉ちゃん、
たべかたが、わいるど!!」
金聖:「てか、すみません、私たちも、
ご飯、いっしょしちゃって……」
登母:「なにを、言ってるの!
この炒め物の お肉、
元々、この家にあったものじゃ、
ないでしょう。
ほんとうに、いいの?
お金、はらわなくて」
金聖:「バレてたか!
いーんです、いーんです!
たまに遭遇したのを……」
登母:「そうぐう?」
金聖:「……なんでもありません。
これ、肉野菜炒めのレシピ、
よかったら」
登母:「まぁ♡ いいの?」
登妹:「お姉ちゃんたち、
マタのところの、かたちが、
いっしょに、なったね!!!」
登母:「こらっ、ライム……!?
女の子が、マタとか、
言わないの!!」
登太:「もがもが!!
これ食べで、新ヨロイの攻略、
がんばるぞ!!!」
金聖:「よく噛め、バカヤロー。
仲間どもに、髪は、
つかむなって、言っとけ」
登太:「な、なに言ってんだ!!
この、ノート、みてよ!!
ちゃんと、かみは、
つかんじゃダメって、
かいて、あるんだよ!!」
金聖:「知らねーよ。こっちは何度か、
実際に、髪、つかまれてんだよ。
てめー、隊長だろ。
しっかり、隊員に、
言い聞かせとけよ?」
登太:「な、なんて、こった……、
わが、たいの、たいりつが……」
銀聖:「あと、おへそにゆび、
つっこむのも、ダメって、
ルール、ふやしてね」
登母:「あらぁ……何か、
バカなことしたら、遠慮なく、
ぶっ飛ばして、いいからね?」
金聖:「ははは……覚えときます」
登母:「でも、前にボルタから、
" 10人で しがみついても、
あるくんだよ! " って、
聞いて、それはウソだぁ、って、
思ってたんだけど、納得したわ♪
すごい、チカラなのねぇ……!
あんなに、ひょいっと、
持ち上げられちゃうなんて!」
金聖:「ははは……巨大組織を相手に、
負けて、いられませんからね……」
銀聖:「もぐもぐ。
クルルカンのぼり隊って、
何人くらい、いるの?」
登妹:「しやない! でも、
十二ばんたいまで、あるんだよ♪」
登太:「八番隊が、ぶんたいを、
つくりたいって言ってて、
もめてるんだ……。
まったく、
かってな、やつらだ!!
こんど、めんこ で、
しょうぶを、つけるんだよ!
ちからの、さを、
わからせてやる!」
銀聖:「なんか……、すごいんだね……」
金聖:「はぁ……。こんど、
サシで勝負しようぜって、
言っといてくんなぃ?」
ドニオスって謎組織おおいよな(˙꒳˙ )










