マスターズ・チャット
とやーっ!\\\\٩( 'ω' )و ////
──ペぼ♪
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──Break-Ruler joins the chat ▼|
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▶ヒゲイド・ザッパー
ぉ。
存外、はやかったな?
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、あきれたな……。
この様なことが可能だと、
分かっていれば、
この数十年、
苦労、せなんだろうに。
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▶ヒゲイド・ザッパー
気持ちは分かるが──な。
ま、ボヤくなよ、ジィさん。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、バカ弟子め。
こんな面白いことは、
次からは、さっさと教えろ。
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▶ヒゲイド・ザッパー
やれやれ。
ここまでの事は、
そうそう起こらねぇさ。
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▶リビエステラ
ミスター・ルーラー、
ご無沙汰しています。
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▶トウゼンロー・タネガシ
ワシも、数日前に
知ったのじゃ……。
常識の天地が、
ひっくり返り、
よるわのぅ……。
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▶ブレイク・ルーラー
……ふんっ。
リアルタイムなのだな?
はぁぁ、、有り得んな……。
ふんっ、今までの苦労は、
いったい、
何だったのか──どれ。
"至高"も、私に
隠していたのだろう?
数名、鳴いてみたまえ。
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▶ベアマックス・ライオルト
くまーっ。
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▶オシハ・シナインズ
きゅうりょー、あげろー。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ……。
革命的、ではないか。
即座に緊急の連絡が、
ノーリスクで、
取り放題とはな……。
私は そんなに、
きらわれていたかね?
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▶ヒゲイド・ザッパー
やれやれ、
年寄りの悪いクセが
出てるぜ?
お手柔らかにな、ジィさん。
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▶ブレイク・ルーラー
くっくく……!
ずいぶんと
図太くなったものだ、
バカ弟子め。
くくくく、やれやれ。
音声も、送れるのか……。
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▶ヒゲイド・ザッパー
アンティとマイスナは、
どうしている?
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▶ブレイク・ルーラー
今、目の前で、
北国特製、
アップルパイ パフェを
食べておるよ。
なぜか、温かい部屋で、
寒そうにしておるがな。
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▶ヒゲイド・ザッパー
……もしかして、
……第三聴取室か?
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▶ブレイク・ルーラー
──無論。
誰にも聞かれる
訳にはいかん。
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▶ヒゲイド・ザッパー
そりゃあ、リンゴの味は、
しねぇだろうなぁ……。
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▶リビエステラ
……?
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▶トウゼンロー・タネガシ
その筋では有名な、
北の、取り調べ室、
なのじゃ……。
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▶ヒゲイド・ザッパー
大量のジェムで防音対策、
バッチリの隔離室でなぁ。
中で拷問が行われても、
水音ひとつ、
外に漏れねぇ仕様だ……。
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▶リビエステラ
うっわぁ……。
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▶ブレイク・ルーラー
まったく、
何十年前の話をしておる?
今では、そのような……。
ふんっ、おい、震えるな。
ここほど安全な
部屋は無いぞ?
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▶トウゼンロー・タネガシ
確か、床に落とし金式の、
独房の入り口があったのぅ……。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、やれやれ。
お前たちが
怖がらせるせいで、
目の前での金属音が
増しよったわ。
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▶リビエステラ
ぉ、お姉様方っ……!
おいたわしやぁぁ……!
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ。
これっ、泣くでない……!
とって食おうなど
思っておらん。
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▶ヒゲイド・ザッパー
ウチの期待の新人、
泣かせてんじゃねーよ、
ジィさんよー。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ。
これほど親切な老紳士は、
他には居らんと思うがね?
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▶ヒゲイド・ザッパー
冗談は さておき、
どこまで聞いた?
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▶ブレイク・ルーラー
主要な所は、全てだ。
会話ログは膨大だったので
閲覧は断念した。
"クラウン"という者に、
要点を まとめてもらい、
提出してもらった。
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▶ヒゲイド・ザッパー
あのなぁ……。
アンタ……神さまに、
何、やらしてんだ。
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▶リビエステラ
ぉ、恐れ知らず、
ですわねぇ……。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、かなり優秀な、
事務処理能力がある
神のようだな。
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▶トウゼンロー・タネガシ
若かりし頃は、
暴君だったと聞くが……。
たいした御仁よのぅ……?
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ……、しかし、
"七人の神の引き継ぎ"、か。
凄まじいホコリが、
天から舞ったものだ。
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▶ヒゲイド・ザッパー
大嵐でも、足りねぇよ。
全容を把握したのは、
オレも、最近だ。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ……聞くが、
この二人は強いのか?
私は、戦闘は、
直接、見ておらんのだ。
場合によっては、
こちらでも、人をつける。
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▶ヒゲイド・ザッパー
間違いなく、S級クラスだ
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▶トウゼンロー・タネガシ
山や街なら、一瞬で、
吹き飛ばせるでのぅ。
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▶ブレイク・ルーラー
……ふんっ、本当か?
今、私の前で、
涙目で、震えながら、
パフェを食ってる、
この、二人が、か?
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▶ヒゲイド・ザッパー
やめてやらんか……。
アンタ、ただでさえ、
目つき、
ワリィんだから……。
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▶リビエステラ
ははは……。
全長、200メルトルテの、
クラブ系の装甲を、
一撃で貫通するほどの
直進光線を、
連発できますから。
私も、この目で見ております。
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▶ブレイク・ルーラー
うーむ……それほどか。
スキルとステータスが、
統合したのは、やはり、
雪山で、戦った後かね?
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▶ヒゲイド・ザッパー
……!
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▶トウゼンロー・タネガシ
戦った……?
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▶ブレイク・ルーラー
……ふんっ。
不味いことを聞いたようだ。
謝罪する。
そんな顔をするな。
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▶リビエステラ
──……!
お姉様方……。
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▶トウゼンロー・タネガシ
なん、と……。
その二人、
戦った事が、あるのか……?
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▶ブレイク・ルーラー
恐らく、お前たちの、
繋がった髪を、
このメンツで、
一番はじめに見たのは、
私に、なるだろう。
ふんっ……。
暴走した流路を
無理やり共有化させ、
安定させにいくとは……。
無茶を、
押し通したものだな。
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▶リビエステラ
そうか……、北、の……。
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▶ヒゲイド・ザッパー
……こら、ジジィ。
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▶ブレイク・ルーラー
……ふんっ、認めよう。
年寄りの、悪い癖だな。
ふぅーっ……。で、あれば、
自衛は、期待して、
良いのだろうな?
ずいぶん簡単に、
背中を取られるようだが?
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▶ヒゲイド・ザッパー
……アンタなぁ。
まぁーた、背中から、
肩トンしたのか……?
その手のこたぁ、
アンタは、王国2位だ。
他の輩は、探知されると
思うがね──。
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▶ブレイク・ルーラー
バカ者、油断は、ならんぞ?
片方が死ねば、
世界が終わるのだろう?
ふんっ……だが、暗殺職を、
6人、護衛に つけたのは
大正解だな。
今も、そこに2人いるようだ。
どれ……そこの君!
お茶を入れてくれたまえよ♪
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▶リビエステラ
ブレイク様とは……、
このような、お方、
でしたのね……。
もっと、堅苦しいお方だと、
てっきり。
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▶ヒゲイド・ザッパー
はぁーっ、やれやれ……。
楽しそうだなぁ、ジィさん。
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▶ブレイク・ルーラー
くくく……長生きは、
するものだな。
まさか、"銅の刑死者"の、
入れた茶を、
飲む日が、来ようとは。
ふんっ、それで?
本当に、王都には、
秘密にしているのか?
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▶トウゼンロー・タネガシ
……!!
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▶ヒゲイド・ザッパー
ひとこと で言うと、
ややこしいンだよ……。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ……後で、ソルデに、
うらまれるぞ?
彼女の舞台は、
情報戦なのだからな。
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▶ヒゲイド・ザッパー
けっ……なおさら、
隠しといた方が、
いーだろうがよ……。
こっちの懐まで、
探られたら、
どーすんだっ。
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▶トウゼンロー・タネガシ
ワシは……正直、
言っても問題ないと、
思って、おるのじゃが……。
その二人には、
大恩が、ある故。
隠せと言われれば、
そうとも。
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▶ブレイク・ルーラー
……ふんっ。私も、
どちらでも良いと思うがね。
確かに……今の王都は、
一部の貴族連中が、
ずいぶんと、キナ臭い。
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▶ヒゲイド・ザッパー
──それだ。
結局の所、どうなってんだ?
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ。
"審議局"が消えた事で、
金の流れが、
変わってきておるのだよ。
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▶ヒゲイド・ザッパー
なんだと?
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▶リビエステラ
……! なるほど。余裕が、
できてしまったのですね?
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▶トウゼンロー・タネガシ
む!
ど、どういう事じゃ……!?
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▶リビエステラ
"審議局"に金を払う事で、
"審議官"による……、
悪事の露呈を、
抑えていた輩が、
いた、という事です。
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▶トウゼンロー・タネガシ
……!!
"賄賂"、か……!?
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ。
審議局は、臓物の腐った
老害どもが蔓延る、
忌まわしき組織だったが、
それでも、貴族の犯罪の、
抑止力には、なっていた。
高い金を払って難を逃れる者も、
結果、財力を削られ、
力を落としていたのだよ。
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▶トウゼンロー・タネガシ
……うぅむ! そのような、
金を払う必要が無くなり、
財が潤ったバカ者どもが……。
何かを、企んでおると?
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、どうも、
そのようだな──やれやれ。
バカに、金を与えては いかん。
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▶ヒゲイド・ザッパー
めんどくせぇ話だ……。
オレは、貴族なんて、
どうでもいいんだが。
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▶リビエステラ
ま、お正直!
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▶ブレイク・ルーラー
くっくく……! それだよ。
王都の市民や、
王、自身も、
そう、思っておるようなのだ。
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▶ヒゲイド・ザッパー
……なんだと?
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▶トウゼンロー・タネガシ
……今、なんと言った?
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▶ブレイク・ルーラー
はるか南東にある、
エルフと人間の公国も、
形だけの貴族制度が残り、
ほぼ、民生であると聞く。
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▶ヒゲイド・ザッパー
まさか、、、。
王は……、"王"と、
"貴族階級"を……、
無くす気なのか?
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▶リビエステラ
そのような、ことが……?
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、ヒゲイドよ。
それを、
愚かな貴族どもが聞けば、
どう思う?
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▶ヒゲイド・ザッパー
……"階級"制度を、
持続させるために、
動く、、、か……?
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▶リビエステラ
まぁ、話が……、
見えてきましたね。
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▶トウゼンロー・タネガシ
うぅむ……!! ワシも、
城のテッペンにいる身じゃが。
欲のためだけに、、、
地位を守ろうとは、
思わぬでな!!
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ……。
そうは思えぬ、
今さら、市民と同等になど、
なりたくないと思うアホが、
まだ、それなりに、
おるようなのだよ。
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▶ヒゲイド・ザッパー
めんどくせぇ話だなぁ……!
やれやれ、
聞くんじゃなかった……。
王都は、動いているのか?
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、頭の弱いザコ共は、
"背後を取るなら王国1位"の、
"我らが大司教"が、
蹴散らしておる。
お前たちが仲間はずれにしている、
ソルデも、"首狩り"を
行っておるようだ。
実際、いくつかは、
"お家取り潰し"となっておる。
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▶リビエステラ
王都ギルドのマスターも、
共同で、動いておいでですのね……。
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▶ブレイク・ルーラー
ふんっ、とは言っても、
全ての貴族が、悪なのではない。
存外、その選別に、
苦労しておるようだ。
王都は今、祭りの準備も、
いそがしいようでな。
金の動きが読みにくい。
善意で動く資金もある。
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▶ヒゲイド・ザッパー
……。
やはり、今は、オレは……。
ソイツらの情報開示は、
反対だ。
"巨人女"のことを……、
疑うワケじゃねぇが……。
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ。ソルデは、
情報戦には長けるが、
反面、箱入りの、
お嬢様な所もある……。
ふぅむ……そうだな。
事が、事だ。
今は、隠した方が、
良いかもしれん。
"探り"を入れる、という事は、
"探られる"かもしれん、
という事だ。
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▶トウゼンロー・タネガシ
鯛をつれると、
思い込んだ、海老どもを……、
まずは、炙り出す、、、
と、いうことかの?
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▶ブレイク・ルーラー
くっくっく、くっくっく……!
ふんっ、シュリンプは、
たいへん美味だろう?
バカな貴族に、例えるでないわ!
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▶リビエステラ
確かに……。
未知のヨロイ、
未知のチカラ……。
そして、御二方とも、
お若い、レディなのです。
お姉様方は、
愚か者には、たいへん、
美味に見えるでしょうね。
今、目立ってしまっては……。
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▶ブレイク・ルーラー
──ふんっ、良いだろう。
しばらくは、様子を見る。
だが、ヒゲイドよ。
いつかは、
話さねば、ならんぞ?
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▶ヒゲイド・ザッパー
チッ……わーってるよ。
そん時は、クビにでも、
なんでもしてくれぃ!
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▶ブレイク・ルーラー
くっくっくっくっく……!
そこまで、言うとは!
ずいぶんと、
入れ込んでおるではないか!
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▶ヒゲイド・ザッパー
ふんっ!
あんたもな、ジィさん。
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▶トウゼンロー・タネガシ
こちらも、何かあれば、
力に、なるでのぅ!
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▶リビエステラ
お姉様方に、よろしく、
お伝えくださいまし♪
「ふぅーっ。やれやれ……。
少し、字が小さいな……」
「あの……ブレイクさん」
「私たちって……"鯛"、なんですか?」
「む?」
目の前で座る、
ブレイクさんに、聞いてみる。
「……ふんっ。
もし、頭の足らん貴族どもが、
階級を無くそうとする王を、
どうにか、しようとするなら、
例えば、どのような方法がある?」
「えーっ、……と」
「……自分が、"王"になる、とか?」
……!
まさか。
「……ふんっ。その"道具"には、
されたくないだろう?」
「「 …… 」」
たしかに、リンゴの味は、
あまり、しなかった。
「──ふんっ。それよりも。
本当に──あの、
チンチクリン共は、
生きて、おるのかね?」
「……! えぇ。
超・おデブちゃんに、なっていますよ」
「たのしみ」
「……ふんっ、私も、同行しよう。
雑務を、一日で片付ける。
少しだけ、ゆっくりしたまえ」
え"っ……ブレイクさん、
一緒に、くるんすか……!?
マジかぁ……。
「くっくっく……! イヤかね?」
「ソソソ、ソナコト、ナイデスョー?」
「たのしみーっ!」
「 ……ふんっ。しかし── 」
「「 ……? 」」
ブレイクさんは、
ニヤリと、笑い。
「 ──……ふんっ♪
元気そうで、何よりだ。
あかぬけたな── 」
「「 ……ぁ/// 」」
そう、甘味のような、
セリフを言うのだった。
1泊します。(*´ω`*)*.+゜










