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双奻起動 じぃぃぃぃ さーしーえー

※今回、久しぶりに

 銀世界注意報です(^_^;)

 (空白の加減が わからん!)

※タイトル、ノリです(笑)







 おへその、うえに。





 たくさんの。



 まっくろな、




 けむしの、ような。






 それが、




 ひろがって。




 じぶんの、なかに。





 はいって、きたら────。







 ノ ロ イ っ て 、



 ソ ウ イ ウ 、も ノ ダ  。







 ────。








 ■ぞ■■■■■■■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■ぞ■■■■■■

 ■■■■■ぞ■■■■■■■■■■■

 ■ぞ■■■■■■■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■■■ぞ■■■■

 ■■ぞ■■■■ぞ■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■■ぞ■■■■■

 ■■■■■ぞ■■■■■■■■■■■

 ■■■■■■■■■ぞ■■■■■■■

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■









当然:「──うおおおッッッ、──っっっ!!!

    どおりやあああああああっっっ!!!!!」





 ──ぼぉおおおおおおおっっっ!!!





 トウゼンローの居合(いあい)電光石火(でんこうせっか)(こど)く。


 それは、(ゆみ)なりの炎舞(えんぶ)となりて、


 前の障壁(かべ)を、()()かんとするが。





 ──ぐぅぉおおおおおおんんん!!!



当然:「──ぐうおおおっっ!?!?」



 見えぬ力場(りきば)は、

 (くろ)稲妻(イナズマ)()び、

 いやな弾力(だんりょく)(もっ)て、


 トウゼンロー、渾身(こんしん)斬撃(ざんげき)を、

 ()退()けるのだ。



当然:「──ぐっ、

    くッッそおおおおおおオオっっっ!!!」



 咆哮(ほうこう)があり、

 火の一族、誰もが、マズいと思う。


 目の前の、力場の中では、

 金と、銀の、神童(しんどう)が。


 ハラから(ひろ)がる、黒い虫のようなモノに、

 のまれて──いくのである。




灰姫:「そのような、こ、と……が」




 バリバリと、いやな魔力の音がし、

 もし、彼女らのような、


 人智(じんち)超越(ちょうえつ)した、

 チカラを持つ賢人(けんじん)が、


 邪悪(じゃあく)に溶けようなど、


 あっては、ならない事である。




灰姫:「 ──ぐ 」




 例えではなく、

 ハイ姫は、胃が、ねじれ、


 街が(ほろ)びに飲まれる夜を、

 ありありと、想像した。




封火:「ひいぃッつ──!!!」

禍火:「そっ、そんなっ……!!?」




 小さな台風(たいふう)のような黒い結界に、

 皆が、()退()けられ、

 まるで、中央の、邪剣と、

 

 ふたりの乙女には、近づけない。



獣王:「──ガオオオオオオオオオオオオ!!!」



 (さわ)ぎを聞きつけた ゴウガが、

 (まど)から(おど)()

 闇の剣に突進するが、


 はじかれ、(かべ)をひとつ、

 吹き飛ばす。


 ──バッキぃぃぃイイ、

 バリバリバリがごぉおおんんん!!!



熊神:「だんなあああああ!!!」




 ふたりの、おとめは。


 まっくろに、なっていく──。




銅壱:「ぉ、おじょうさまああああァァァア!!!」





 ──だれもが、まずいと、おもった。





         ──── が 。






妹乳:「────っ・・・」





 ──いくにんかは、(ちが)った。





妹乳:「 ……、 ……!! 」





 ヒキハも、その、ひとりである。 





妹乳:「アン、ティ……」





 ヒキハは、もちろん、

 今の、状況に、

 目を、まるく、し、

 つばを、飲んだ、が。





妹乳:「マイ、スナ、さん……っ」





 ────ちがう。


 もう、ちがう。



 しって、いるのだ。



 ヒキハは、冷や汗を、かき。


 おぞましい、場面(シーン)を、


 見ながら、も──。




妹乳:「ちがう」




 そうだ。




妹乳:「のみこま、れる?」




 ちがう。




妹乳:「あの、ふたりが?」





 それは、


 不安な、


 確信に、


 似ていた。





妹乳:「それは……」





 ヒキハ、まん丸の、目で、

 冷や汗を、かきながら、だが、




妹乳:「それは、ないで、しょう」




 ──笑っていた。


 確信が、ある。




妹乳:「はは……れいぞく、もんしょう?

    ──むりよ」



 わらう。


 だって。








妹乳:「──わかっちゃ、いないわ。」










 そのとおり、だった。










 ──キィん、ぎぃいん───────・・・!









 その音を、さかいに。



 黒の、侵食が、とまった。









金娘:「   チッ   」

銀娘:「   っぜ   」








 ────それは、




 "舌打(したう)ち"と、"嫌悪(けんお)"である。






 

 ── バキリ、バキリ、と。



 ────きぃん、ギィン、と──。






当然:「──・・・なんとっ!!!」

灰姫:「  あ、れ・・・は !!」







 黒い、けがらわしい、(カラ)、に。



 ────ひかりの、ヒビが、()ける。






金娘&銀娘:

   「「  ち ょ こ ざ い な  」」







 バ キ バ キ バ キ っっっ!!!












 みなのものは、見た。




 まっくろな、からを、やぶり、



 うまれし、ふたりの、おとめを。







 ──ばりいぃぃぃぃいいんンンン・・・!!!!!!!









白童:「──やば」









挿絵(By みてみん)


金娘:「しぃぃぃィィ"い"イ"ッッ──っっ……!!!」

銀娘:「コォォおおオ"オ"オ"ッッ──っっ……!!!」





 まず、アンティと、マイスナは、


 ブチ切れていた。



 たいへん、オコ だった。





 誰の、許可なく。


 ヒトの、へその上から、


 害虫(ムシ)まみれに、してくれとんねん。




 ありえんからな???????




 メチャクチャ、キレていた。


 (ちょお)不機嫌(フキゲン)だった。





 そして、光って、いた。







白童:「あれが……"全開"、か──」






 アンティたちの(はだ)に、


 焼けるように(きざ)まれるはずだった、


 黒と、闇の、()うようなタトゥーは、




 もはや──爆散(バクサン)している。





 電子レンジで、卵を、


 加熱しては、いけない。




 そんな、感じ──?







封火:「よ、ヨロイを、()けて……!」

禍火:「(ハダ)の、模様(もよう)が……、

    浮かび、あがって、るっ……!?」






 アンティと、マイスナの肌には、

 光り(かがや)く、


 まじないのような、

 つたの、ような。


 全身に、ひろがる紋様(もんよう)が、


 ──すべてを、つつみ こんでいる。




 それは、乙女(おとめ)(はだ)を、蹂躙(じゅうりん)し。


 なぜか、黄金龍と、天空鯨の、

 ヨロイを、()(とお)り。


 その、ぬったくられた、

 強烈な、キズナのアカシは、


 レディたちの、

 ボディ・ラインを、

 浮かび上がらせる。



 ──ちかいの、あかしは、発光する。




萌殺:「マジで、あたまの、

    うえから……っ!!」

銃侍:「つまさき、まで、で、

    ござるなぁ……っ!!」




 その(ひか)模様(もよう)は、


 きれいでも、あったが、

 おぞましくも、あった。


 すべてに、行き届いている。


 とどいて、いるのだ。



 はだの、ひょうめん、だけではない。





 ──たぶん、ないぞうの、すべてに。








 黒い、剣は、変化していた。



 目玉だらけの、あたまと、


 片方の、うでが、生えて、いたのだ。




 そして。







金娘&銀娘:

   「「 <◉><◉> <◉><◉> 」」







 ふたりを見、、、────オドロく。







 ナンダ、、、コイツ、ラハ。







 どうして、最上級(さいじょうきゅう)の、


 隷属(れいぞく)呪傀(じゅかい)が、


 はじかれたのだ。





 イチバン、シュウイ、デ……。


 チカラ ヲ 、モツ、モノ、ヲ……。



 傀儡(クグツ)()ス、ハズノ。






 ──最悪(サイアク)最凶(サイキョウ)ノ、




 ノロイノ、チカラ、ガ──???????







金娘:「きっめ」

銀娘:「くたばって、いいな」







 メンチを──きられている。



 ばかな。


 バカナ。



 バカナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナナ。







玉兎:「 に"ょきっと、

     ぉぉおお"お"おおおおおっっ!!! 」





 ──バリィぃぃぃぃんんンンン!!!





 うさ丸は、


 誰もが、入れなかった、


 黒の、力場(りきば)の中に、ブチ()び込み、





 ──ねらいを、さだめる。







玉兎:「────にょきっとッッッッっっ!!!

    なあああああああああああああああああ

    ああああああああああああああああああ

    ああああああああああああああああああ

    ああああああああ!!!!!!!!!!」








 うさ丸は、はさんだのだ。


 その、真紅の、左と、右。




 勇者の、ひだりと、みぎの、パンチに。





 ──じゃあくな、けんを・・・!!!!!!








玉兎:「 ──ああああああいっっっ!!! 」








 ──バチっっっこおぉおおおお──

 ────おおおおおおおんんんんん!!!!!







 すっっっごい、音がして。



 黒い、短剣が、くだけ()る。






 パ リ ィ ィ い い ん ん ん ・・・ !!






 バキバキ、だった。





 もはや、(こな)───。





 ──、、  、  、 。






 産まれかけていた、


 目玉の魔人は、


 声もなく、


 (すみ)と、なった。






 じゃあく は、のこらない。






玉兎:「 ──にょっき、にょきいい!!!!!!

     にょきっと、なああああい!!!!!! 」






 うさ丸は、やったったのだ!!!






金娘:「ん!! よぉーやった、うさ丸ぅ!!」

銀娘:「   ザ ぁ コ が   」


妹乳:「っ……! な、はは……、っ♪」




 マイスナが、

 あんまりにも、ワルそうに、

 ()()てよるので、


 ヒキハは、笑ってしまった。






金娘:「ウサギに負けるようなヤツが──」

銀娘:「──イキがってんじゃ、ねぇわ」





 キ──ぎぃ・キィイインンン──・・・!

 





 ずん、と立つ、


 アンティと、マイスナには。



 まだ、かがやかしい、


 全身を(つつ)む、愛の紋章、が、


 浮かんでいる──。




 いちぶの、スキさえ、


 あろうものか────……!!!!!






陽神:『────今の……:

    ────アンティと:マイスナに:

    ────"隷属紋章(れいぞくもんしょう)"で……:

    ────やろうと:する、とは……☼』


金神:『>>>はっ、ははは……♪

    >>>無知って、こえーよなぁ……♪』






 思わず、笑うしか、ない者たち。


 だって、ムリでしょ。




 ちゃんと、知って、いれば。









 

 星の大海に。


 ソースを、こぼすようなマネは、


 しなかったんだろう?









金娘:「くたばれ、ボゲぇ」

銀娘:「ぁーキモかったー」



月神:〘------どうでしょう;先生ぇー☆

    ------さいきんの;わかものの;

    ------言葉の;みだれ;

    ------のんはぁ──っ☆☆〙


水神:〘#……くっくっく……。

    #……頭が、痛いな──……?〙








白童:「なるほど……あれは、ムリだな」






 ユユユは、納得した。


 ある意味、" のっとり " への、


 " 完全耐性(パーフェクト・ガード) を、()している。







熊神:「……はんっ! あきれたゼぃ。

    心配、させやがってよォーッ」


獣王:「 ガ? ガオぉー??? 」





 パラパラ……──。



 ぶっ飛ばされたゴウガさんは、

 わりかし、元気そうだった。




 そして────。










灰姫:「 ── バカな……ッッ!!!!!?? 」









金娘&銀娘:

   「「 ……んっ!? 」」









 ────  ザ  ッ  ・・・!!!!!





 ──── ガ シ ャ っっ・・・!!!!!!!









 ハイ姫は、


 (かべ)()けられた(ヤリ)を手に取り。







 全身、光る紋章まみれのアンマイに。







 警戒(けいかい)眼差(まなざ)しを、()けるのだった。














まーだ やらかすか姫様

((((;゜Д゜))))

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― 新着の感想 ―
[良い点] > トウゼンローとハイ姫の由来は > HIGH & LOW だったりします(笑) LOW & HIGH ですね。 つまり、トウゼンローはハイ姫の尻に敷かれている、と。 うん、わかります…
[良い点] にょきっと登場回が増えてうれしにょきっとです
2022/05/24 23:24 BRAVE にょきっと
[良い点] 暗闇に黄金は明るすぎた。 [気になる点] 灰姫の態度が気になる。 [一言] 「バカな」ということは何かを知っていると見た。
2022/05/24 00:29 退会済み
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