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じこしょうかいきゃのん。しゃーしーえー

投稿が遅れたのは、

決して、多忙の中

TIGER& BUNNYを

全話 見直したから

ではございませんっ。


おまたんっ!d(˙꒳˙* )+








 『 人は、前に 進むべきだ 。 』







  そんな、言葉が、きらいでも。








  後ろに歩いたことの方が、



  少ないに、決まっているんだ。












盃娘「 わたし、にも 」






 トドメが、その杖に



 ちから を ためた のは、



 なぜ だか、 わからな い。






 テキ の こうげき は まが り 。



 ゆうき は うちこまれ 。






 それでも、




 とどま っ て、いる ── 。








炎兎:『『『 にょきっ、

       とおおお・・・、っ!! 』』』




 ──ダァン・・・!!


 ──だぁん、、だぁん・・・!!!





 間隔(かんかく)が、ひらいていく、弾音。






金娘:『 ──、……、……、、  、  』

銀娘:『 ……ァ……、ん、ティ……ぉ、きて…… 』








 勇者の手から放たれる光弾は、


 しかし、彼の黄金の装甲をも、


 剥離(はくり)する。




   ぱらぱら、と。


   きらきら、と。






 きんいろ は、 


 あかい、そうこうを、


 はなれて、いく────。





 .*・゜ 

    .゜・*.

      

         .:.+*.




白童:「……"金"のチカラを、

    あつかい、きれていないのか」


妹乳:「……!! うさ丸っ、

    がんばって……っ・・・!!!」





炎兎:『『『 にょき、──、

       っとおおおおおお"っ……!!! 』』』







 黄金の、勇者の、うで。


 それが、あかく、あかく。




 かがやく、メッキが、はがれるように。






当然:「まさか……!

    黄金の、意識(いしき)と……、

    つながって、おるのか……!?」



金娘:「 ──……       」

銀娘:「   ぁ、 ──が、、、ぐ 」







 アンティの意識は、眠りつつ、ある。


 マイスナが、(かろ)うじて、トドメる。


 それに、ひっぱられるように。




 うさ丸の、"金"のチカラは、


 ほどけようと、していた。





当然:「まずい──」







 トウゼンローは、みあげる。


 天を突く、シで、デキた、バケモノを。






 あれは、噴火(ふんか)だ。


 にくしみの、奔流(ほんりゅう)だ・・・!!!



 (いの)りたくも、なる。


 街は、もうすぐで。




 曲がりくねる、"死のインク"の中。




 もう、攻撃する手段が──、




 ────────ない。








 そのはず、だった。








       パァァ……!!







当然:「……っ! あの光、は……?」









 トウゼンローは、見る。




 (すずり)を、引っくり返したような空で。




 天空に、かがやく、ひかりを。












盃娘:「わたし、にも」








 トドメは、目の前の、


 (やみ)(いずみ)のようなものに、


 (つえ)を、向け、


 魔力を、()める。





 ──" (はい)の杖 "。




 ────それ(すなわ)ち、"魔力(まりょく)(うつわ)"。









    とどまれ。




   とどまれ。


 


  とどまれ。







 (さら)のような杖のカタチに、




 その、球体は、あつらえたように、




 ト ド メ る の だ 。







挿絵(By みてみん)



 コ オ オ オ オ オ オ── 。





妹乳:「 ……"多重属性(ハイ・スプレッド)"……!! 」







 トドメの魔力球は、


 魔力だけなら、すさまじい、ものである。



 "火"と、"水"が、


 完全に、融合(ゆうごう)した、何か──。




 至高(しこう)たる(もの)たちが、


 驚きを、浮かべる、ほどの──。







白童:「……だが。あの、魔力の、"流れ"は」


妹乳:「とまって──いる……?」


銃神:「うご……かぬッ……!」


萌神:「マジで……ピクリとも、

    しねーぞ……っ!!?」









 見上げた、天空の魔女。



 トドメられる、魔の、ながれ。





 は な て な い ──。



 トドメにも、わかって、いる。






 だから、たのんだのだ。

 






盃娘:「わたしを……なげる、です」


大曲:『   マ  ?   』








 ふせぎ、つづける、かいい に。



 トドメは、たくす。







盃娘:「つえを……なげ、たら、

    はなしたら……チカラが……、

    弱く、なって、しまうから──っ……!」





 トドメの、動かない、爆発力。


 なさけない自分の。


 せいいっぱいの、ココロ。






盃娘:「この……杖ごと、

    トドメを、なげる、です……!!」




 ──それは、捨て身の、覚悟。



 ()れたら死ぬ、


 まっくろインクの、化け物に。



 叩きつけられ、


 無事でいられる、ワケなど、



     な


     い


      。







盃娘:「こんな……!!

    私の、チカラでも……ッ!!」





 だが、それは──。





盃娘:「あの……" くろい しんぞう "に、

    キズ、くらい、は・・・ッ!!」





 ただの、子供の──、


 蛮勇(ばんゆう)、だったか・・・?






大曲:『  マー・・・  』

盃娘:「おねがい、、、です……!

    コレを、当てたいん、ですっ……」







  ひかり。


   たまり。


    と ど ま る 。





 それは、さいごの、きぼう。



 混ざり合い、あっしゅくする、エン──。








盃娘:「これを、アイツに・・・!!!」






 天狗の杖は、






 神前、聖酒、祓ィ舞イテ、




 ────さかづき の、つえ たるや 。




 結ビシ炎"縁"ト、ナリテ。 









盃娘:「おねがい・・・!!!

    マガちゃん・・・!!!」


大曲:『 マ・・・── 』











 肉の怪異は、聞き入れたもう 。









妹乳:「   ──あれッ、は──?  」









 けがらわしき、触手。




 (サン)、で、(まも)り、()げたりて。




 (さん)で、それは、(ミチ)(つく)れり。









盃娘:「ぇ……?」





 トドメは、おどろいた。



 触手が動いた時。


 てっきり、()げられるかと思えば、


 そうではない。






 触手は──" (うず) " を、巻き。






挿絵(By みてみん)







 すなわち、" 螺旋(らせん) "と、なったのである。







 っこおおおっ、


   おおおっ、、、


     おおおおお・・・・・!!!








盃娘:「 ・・・っ、!? 」







 うご……。



 ゆれる。



 うごかない、はずの、光が、



 前に、つきだした、つえの。




 さかづき、の、はい、が。




  ゆ  れ  る  ・ ・ ・











 それを、つつむように、



 まえへと、のびる、




 肉、らせんの、






 ────"  ほうだい  " で。










 ごごごっ。



    ごごごっ・・・、



       ──ごごごっ!!!!!!















   トドメの()める魔力は、


   杖から、動く、ことはない。





   だが。





   魔力の向きを、



   ねじ曲げる怪物(カイブツ)が。








挿絵(By みてみん)






   ── " 螺旋之道(ライフリング) "。 を 



      つくって は どうか。











 ────────・・・!!!








 魔力の大球(たいきゅう)は、



 うまれる、たまご の、ように、



 こどう、している。







 みちと、


 まじょと、



 おおきな、えがおだ。







 ドクン、ドクン、ドクン。



 ぞぅん。ぞうん。ぞうンんん・・・!!!













 ああ。


 あの、天狗(てんぐ)のハナのような。



 つきだし を、見よ────。








 くろい、しるぎりの、


 ばけもの の まえで。




 その、ほうしん は



 あかく────やけている。








 ふ る え て い る 。









大曲:『 マガあぁぁぁああ──っ♡ 』


盃娘:「 ──       」










 さかづき の まじょ は、




 なぜ、そういったかは、わからない。











 だが、かかげ、



 ──── 言 っ た 。













挿絵(By みてみん)


盃魔:「  ト ド メ  だ    」

 













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― 新着の感想 ―
[良い点] 凛々しいトドメちゃん(*´ω`*) [気になる点] プライス君もそうだけど、名前由来の誤字によるスキルは強力やね。「誤字修正」したらそれらは無くなってしまうんだろうか? [一言] 器で始ま…
2022/05/23 23:18 退会済み
管理
[一言] 展開アツ過ぎて最高です!
[一言] いや、なんとなくそこまで悪い子か?と思ってたけどマガちゃん可愛くなってきたなぁ ここまで相性ピッタリだとは予想もしてなかったぜぃ!
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