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トライアゲイン

ちと多忙ふにゃふにゃ中により、

みじかめでごめぬよぅ(ノ)'ω`(ヾ)*.+゜

『C1：なぜ、イニィさんの拘束具が働いた？』

『C6：ジグノ機構の準封印作用で、

　　　急睡眠現象が起こったぜ。

　　　コンマ0.2秒で本人が承認済、

　　　即・全身を拘束処理』

『C1：……不憫(ふびん)だな。

　　　容態は？』

『C6：安定してる。

　　　暴走する前に、完全に制限できた』

『C1：アレが原因だと思うかな？』

『C6：まっ、"黒うさぎさん"の、

　　　ほうだろーな。

　　　問答無用に、

　　　引っ張られてんだろ』

『C1：ガルンは？』

『C6：シーニャちゃんが見てる。

　　　震(ふる)え出したって』

『C1：それは……"肉(にく)の球(たま)"のほうかな？』

『C6：魔法の塊(カタマリ)みてぇなもんだし？

　　　ガルンちゃんはよー。

　　　アレに真(ま)っ向(こう)からヤラれたら、

　　　分解されて無くなるかもって・SA☆』

『C1：ミャナミの演算結果で、

　　　ほぼ、十割か……。

　　　本能的に、恐怖を感じているのか』

『C6：自分の身体が、ねじきられて、

　　　死ぬところを想像してみろな？』

『C1：イニィさんへの、投薬は？』

『C6：薬物はナシ。

　　　アナライズ機構で、

　　　半透過ベースで、

　　　体組織の78箇所を分断してる』

『C1：物理的で美しくないな』

『C6：魔王の脳が狂うのは、

　　　穏(おだ)やかじゃねーでしょ』

『C1：女性を、あのように、

　　　磔(はりつけ)にするものではないよ』

『C6：本人がヤバいってんだから、

　　　まぁ、酌量(しゃくりょう)の余地っス・WA♪』

『C1：勢(いきお)いと気合いで斬りかかれば、

　　　案外、いけるもんなのでは？』

『C6：ヘイ、ニャッチ。

　　　あんた、クールそうに見えて、

　　　けっこー熱血のアホみたいな所、

　　　みんなにバラしたほうがいいぜ？』

『C1：トライは大切さ』

『C6：SHIT！　エラーが、

　　　何度も、出来るのなら・NA！』

『C1：……ひとつ、気になっていたんだが』

『C6：あん？』

『C1：ネコロク。きみが、

　　　ぼくら兄妹の中で、

　　　もっとも初期に、

　　　"ネコの語尾"を、

　　　自力(じりき)で、"解除"していたね？』

『C6：あの・YOOO〜〜ニャッチ。

　　　外で、ドンとオクさん☆が、

　　　必死でドンパチしてる時に、

　　　持ち出す話題じゃない・ZE☆』

『C1：きみのカメラアイは、

　　　ぼくらの中で、

　　　一番、人型から遠く、

　　　ゴーグル内部に、機械式のモノが、

　　　採用されている』

『C6：やー、ニャッチ？

　　　ブラザーだろ？

　　　端的(たんてき)に言えよ♪』

『C1："親(カミ)"の権限を無視して、

　　　ぼくらが同時に人体化した時に、

　　　きみだけが、

　　　サイボーグ寄りのボディ規格に、

　　　できたのは、なぜかな？』

『C6：おおっ、今のドンのパンチ、

　　　見たかよ！　COOLだねぇー』

『C1：そんな突破コードがあるなら、

　　　ぜひ、教えてほしいな。

　　　なぁ？　ネコロク──』

『C6：──HAHAHA……SHIT.ニャッチ。

　　　正直に、言うとだな』

『C1：？』

『C6：オレっちにも、不思議な……、

　　　所では、あるのよ』

『C1：無自覚だと？』

『C6：このカメラアイが……、

　　　なんで、みんなのと、

　　　違うのか……。

　　　気に、ならなかったワケじゃ、

　　　ない・NN・だ・ZE・・・？？

　　　ま、気に入っちゃ、いるけド』

『C1：……"先祖(せんぞ)がえり"だと、おもうかな？』

『C6：おいっ』

『C1：それとも……"パス"が、

　　　繋(つな)がっているとか？』

『C6：ズバズバっと、くるねぃ♪』

『C1："彼"は、父さんから、派生した。

　　　そうだよね？』

『C6：いや、派生っていうか、孫(まご)だ・RO……？』

『C1：隠されている運命は、

　　　身近にあるものだ』

『C6：よそうぜ、ニャッチ。

　　　今は、バトってんだ』

『C1：空似(そらに)の神さまに、

　　　助けを乞(こ)うかぃ？』

『C6：ドッペルゲンガーって、

　　　会ったら、死ぬらしいぜ？』

『C1：ふふ、口が減らないじゃないか。

　　　流石、ラッパーだね？』

『C6：やー。勉強不足を指摘するぜ、

　　　オニイチャン。おっとぉ。

　　　イニィ氏の圧力が増したァ』

『C1：部分的に空間凍結する。

　　　ガルンは？』

『C6：シーニャの抱(だ)っこで、

　　　今んとこ、ギリセ』

『C1：接近されると……まずいな。

　　　ネコロク、議論は今度だ』

『C6：黒ウサギchan、

　　　時間は稼(かせ)がれてるみてーだけど、

　　　けっこーキツい・NA』

『C1：このままだと、

　　　サンドイッチにされるね』

『C6：やー、頭が痛いったら☆』

『C1：アーツの接近反応だ。

　　　数──２。

　　　ここで、援軍(えんぐん)、か……？』

『C6：へー！　空を飛べるのは、

　　　サイボーグさまや、

　　　絵本の主人公だけじゃ、

　　　ないってこった・NA！』

『C1：正直……期待は薄(うす)いが』

『C6：Why？』

『C1：首領(ドン)チームと、

　　　"魔王チーム"ですら、

　　　この展開(ザマ)だからね……』

『C6：決定打が無いわな』

『C1：そんな、ところに……。

　　　恋する魔法少女と、

　　　お疲れの侍(サムライ)ソルジャーが、

　　　何処まで出来るか……』

『C6：ミ w ナ w ギ w ッ w テ w キ w タ www 』

リアルタイムさんなら、

下の目次絵は、

ネコレンジャーやぃね！ฅ•ω•ฅにゃー