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おそらのえがお さーしーえー

①引っ越しの荷解きをする。

     ▼

②かば、未開封の figma、

 3体を発見セリ。

     ▼

③内訳:・グラビティ キトゥン(初代)

    ・グラビティ キトゥン(Ver.Ⅱ)

    ・グラビティ クロウ(Ver.Ⅱ)

     ▼

④キトゥンの靴の形状は、

 グラビティデイズの

 "初代"と"2"では違う。

 (初代はサンダル・2はブーツ)

 差し替えの表情も違うので、

 ふたつとも持っていると

 かなりのバリエーションとなる。

 ダスティも2パターンあって、

 よいニャンコですにゃあ〜〜。

     ▼

⑤重要なのは、

 "初代キトゥンfigma"は、

 めっっっちゃ笑顔が可愛く、

 "Ver.2 キトゥンfigma"は、

 ブーツが最高にクール!

 だということ。

     ▼

⑥そら組み替えるやろ。バカめ。

 (初代キトゥンfigmaの笑顔は

  グラビティデイズ やった人なら

  わかるが 作中のシーン

  最高の再現度をほこる)

     ▼

⑦つーかクロウもいるけど?

 (最初は敵で、あとで無二の

  相棒になる女の子)

     ▼

⑧なんでコレ、開けてなかったの?

 カバなの???????

     ▼

⑨ふたり、並べましたぁ。

     ▼

⑩あれっ?? 最高かな?????

     ▼

⑪・・・・・かわよ。。。(語彙力)

 (キトゥンがいなければ、

  アンティは生まれていません)

   ↑ガチ

     ▼

⑫よし、最新話かーこおっ!←イマココ!






 バリ・・・っ!!



  バリッ・・・ バ キ ッ !!!






 あ?


 誰かが、喰われた音、、、ですって?


 はっ……冗談じゃ、ねえわ。



 喰われたのは、


 くさった果物が、


 アホみたいに入った、カゴだっての、


 ちくしょおめ。




 ひっぱり上げた時に、


 ちぎれて、おちた、


 背負いカゴが、粉砕される。






『 バリゴグワシャアアアアア゛ア゛ア゛ア"ア"ア" 』






 むせ返るような、


 甘い、においが、ひろがる。





 もっかい、いおっか?





 ゴオオオオオオオオオオ────・・・!!!



挿絵(By みてみん)


「ホンットに、冗談じゃ、ねぇわ……!!!」

「ぅ、わ、わ……!?」



 トドメちゃんを(かか)えながら、

 背中(せなか)(うで)から出たバーニヤを操作し、

 トチ(くる)ったように噴射(ふんしゃ)したい燃料を(おさ)え、

 何とか、空中に、制止(せいし)する。






『 マガアアアア──

  ──ガガガガガア"ア"ア"・・・── 』





 眼前では、


 いま、子供を喰おうとした、


 クソ野郎が────……、




 土の中から、姿を、


 あらわそうとする、ところだ。






 ──……断言、しよう。





 このクソッタレは、


 私が、15年間と、五ヶ月、


 生きてきた中で。





 ──いちばん、


 ───ソッチ側に──、


 ────ふり切ってる────、





 ─────ド畜生(ちくしょう)・キモ過ぎ野郎だ。



 



  ──ゾ 、 ズ ゥ ・・・ ンン !!


 ──パラパラ……!




挿絵(By みてみん)


『 マガガガガベギュブルブガガババババ 』





 まっるい、肉のかたまり・特大。


 くち。


 ろっぽんの、しょくしゅ。





 以上(いじょお)





 くそったれが。



 おい、アレ つくった神様。


 出てこい。


 説教じゃ。





 なにして くれとんねん。







『────私では:ありませんよ……!☼

 ────"分析完了(アナライジング)"……!!☼』




 無実を主張する相棒が、

 やっこさんの名前を、表示する。






『────対象名:

    【 オオマガツブリ 】

      毒:無効

     性質:物理耐性

     特技:大魔湾曲(オオマガツ)

     特性:偏食家


 ──ぇ……:A-Sランク:

 ──モンスターです───ッッッ!!☼』



「 な ん つ っ た ? 」


「ぁ……── 」





 ──ポロっ、と──。




 トドメちゃんが、

 手に持っていた、

 さいごのリンゴを、落とす──。






『   マ ガ ガ ──   』



「  ──……  !  ?  」






 は




    え、





        え・・・!!!







 ──戦慄(せんりつ)した。



 クソ触手、肉だるまが、


 ホントに、まばたき、くらいで、


 すぐ下に、" と ん だ " のである。







 ── ガ ボ ン ゥ 、ゥ・・!!!




 ム シ ャ ム シ ャ 。






 リンゴ、くわれた。





「ぁ……、さい、ごの、りん、ご……!」




 それどころじゃ、

 ね っ だ ろ が よ 。


 空中に、ブーストで釣り上げられて、

 まだ、(さら)の杖、持ってんのかアンタ。


 たいした、タマだって。





『>>>アンティ、きけ。

 >>>加速は不可避だ。

 >>>やらないと食らう。

 >>>だが、し過ぎると、

 >>>その子供が、へし折れて死ぬぞ』



 私も、先輩(パイセン)も、

 冷や汗が、ふき出ているに、

 決まっているんだ。







『  マ  ガ  、  マ  ガ  』






 ソイツにゃ、目が、無かったが。



 ──たしかに、いま。




 コッチを、







『────きます☼』







 むいた。







 触手は、丸太みてぇだ。



 光線かな?







『>>>   う    で  !!! 』







 ガードした左腕から、


 火花が散る。








「  う   ぉ    お  」







 そりゃ、ビビるしょや。



 触手(しょくしゅ)()れて、


 なぜ、火花が散る。






『────かたいっっ☼』





「────るぅああ あ あ"あ"っっ!!!」





 ────ドガッッッウ!!!




 殴って、



 撃つ。





 ────ドンッドンッドンッ!!!!!






『>>> む ち ゃ す ん な !!!

 >>> こ ど も (かか)えてんだぞ!!!』




 (せい) (どう) し た わ !!!




「クラウン!!! ダメージ!!!」


『────入っていません!!!☼』


「私じゃねぇ、むこうの!!!」


『────あって:いますよ!!!☼

 ────ドラゴンのヨロイと:

 ────カチ合って:

 ────少し:()りむいた:

 ────程度です!!!☼』


「じょうだんじゃねぇぞ」


『>>>火花が散ったってことは、

 >>>向こうは(けず)れてる。

 >>>問題(モンダイ)は血が まるで出ずに、

 >>>どう見ても治癒してるところだ』



 触手を見ると、

 少し光が反射したようになり、

 "ささくれ"が、

 あっという間に無くなった。





「ひえあ……」


『>>>安全な場所まで下がるぞ。

 >>>そっちじゃない!!!』


「な、んで!!!」


『>>>街と、逆に、にげろ!!!

 >>>あれは、ダメ、だろう!!!!!』


「く……!!」





 私が ミスった、タイミングで、


 触手が、二本、きた。



 ()び方が、やばい。



 あれ、おかしいだろ。






『C7: (テッ) (コー) (だん) っ っ!!!』



『──アンティ!!!❖

 ── か ま え て !!!❖ 』






 ニャーナが、最高のチョイス。



 シゼツが、最高の機転。






「 ──ひゅ── 」




 私の左腕(ひだりうで)から(うな)る、


 破裂(ハレツ)するような、


 ノズル・フラッシュ──






  ■ ■  ■ ■       ■ ■

  ■  ■ ■  ■ ■  ■ ■ ■

  ■■■  ■■■  ■■ ■ ■ ■

  ■    ■       ■ 

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  ■ ■  ■ ■       ■ ■

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  ■ ■  ■ ■       ■ ■

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  ■■■  ■■■  ■■ ■ ■ ■

  ■    ■       ■ 

  ■    ■    ■■■  ■ ■





 ははは、かてえわー。


 

 ホンマない。


 ホンマない。




 ミサイルみたいな触手を、


 けっきょく、バーニヤを、


 フカして、よける。





『>>>だから、首おれるって』


「たのむ、たのむ、先輩。

 余裕ない。今も保護してくれてんでしょ、

 トドメちゃん、たのむ」




 


 先輩は苦言(くげん) いいながら、

 黄金のアナライズ積層で、

 トドメちゃんを構造体保護してくれている。

 視認でも、200枚くらいは、

 テンプラのコロモみたいに防護壁(ぼうごへき)

 できてる。


 感謝しかない。




『────アンティ:気づきましたか☼』

(ねら)われてる、よな」


「えっ……?」




 杖を持つ、

 ボロを着た魔女を、

 横目で、チラ見る。


 触手の……軌道。

 確定かも……。





萌神:『ま……マジ・・か……!?!?

    おっ、おい、おい!!!

    マジか!!!

    ぉ……" オオマガツブリ "……!?』




 音声通信はいる。



萌神:『ほ、ホントに……マジで、

    言ってんのか……!?

    ホントに、" オオ "……か!?

    ただの、" マガツブリ "じゃ、

    ねーのか・・・!?

    マジで、"オオマガツブリ"……!?』





 いや、デカいから。

 直径、今の うさ丸と、

 いい勝負だから。




萌神:『 マジ、有り得ねって・・・!? 』




「マジカちゃん、うっさい!!!

 いま、ダメ!!!」


「誰の許可 えて、アンティに攻撃してんだ。

 ぶちころすぞ」





 マイスナが、キレはじめてる。





「こ・おぉぉぉおおぉぉ──」


〘------電圧;上昇開始-☪︎*.+゜〙

〘#……とめん。やりたまえ 〙





 (くる)(ぎん)(つばさ)は、


 発生した神秘の稲妻(でんき)を、



 (てん)(つらぬ)く、(ふた)ツの(ツノ)に、


 集束させる──。





萌神:『 ──!?

     さ、サンダー、か……!?

     まっ、マジ、やめろ!!!

     アイツぁ、マジで── 』








「──イエルっっつつつ──・

          デ

          ィ

          イ

          イ

          イ

      イイ"イ"イ"イ"イ"

          イ"

           イ"

            イ"イ"

       イ"イ"イ"イ"

   イ"イ"イ"イ"イ"イ"

          イ"

           イ"イ"

        イ"イ"イ"イ"

 イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"

           イ"イ"イ"

     イ"イ"イ"イ"

イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"

       イ"イ"イ"イ"イ"

         イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"

        イ"イ"

       イ"イ"イ"

        イ"イ"イ"

            イ"

         イ"イ"

       イ"イ"

イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"

        イ"イ"イ"

            イ"

    イ"イ"イ"イ"イ"イ"

        イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"

     イ"イ"イ"イ"

        イ"イ"イ"

       イ"イ"

    イ"イ"イ"

       イ"イ"

         イ"

       イ"イ"

      イ"

       イ"

        イ"

       イ"

 ────ッッッ!!!!!!」










「ありえねぇー」









                 イ" ?

  イ"

     イ"

               イ"

    イ"

 

              イ"

    イ"

            イ"

       イ"





 まがった。





 マイスナが、アタマから(はな)った

 強力な電撃は、


 肉だんごヤロウに触れる手前で、


 くにゃり。。。


 と曲がり、


 明後日(あさって)の方向に、飛んでいく。




「はらたつ」


「どうなってるの」




萌神:『 ……" 大魔湾曲(オオマガツ) "だ。

     マジ、周囲の魔素(まそ)ごと、

     ()げやがるんだ……。

     魔法は、効かねっぞ……。

     ぜんぶ、曲げられる 』




『『『  にょんやああああ

     ああああぁぁぁ!!!  』』』





 ──ボボボボボボボボボぼおおおおお──!!!!!





 でっかい うさ丸が、

 空中で、炎のパンチをラッシュし、

 炎弾を、跳ばす。





『   マ ガ ガ ガ   』




 ──くにゃり、と──。




『────円の……:流れ?☼』

『>>>シャボン玉、みたいだ……』





 まがった、炎たちは、

 

 くねりと、曲がり、







「……見えない、球のバリア」






 ぜんぶが、あらぬ方向へと、


 おさらば した。






『『『 にょきっと、なあああああ

    ああああああああああ!!! 』』』





 うさぎの勇者が、殴りかかる。





『   マ     ガ     』





 ふっとい触手は、


 ド ス ン っ っ !!!



 と、受け止め──。





 ちがう、触手が。





    し  ゅ  っ  。





 うさ丸は、両手をクロス。





『『『  ── に ょ っ  』』』






 ば    ん    っ  。





 ふっとんだ。






 ──ッ、ドガガガガガ!!!


 ────ガガガっっごごっ──ず・・・!!!







 木が、何本か宙を()ってるけど、


 ちゃんとガードしてたし、


 地面に叩きつけられたくらいじゃ、


 あの子なら、大丈夫だろ。





『『『  クルォオオオオオンンン!!!  』』』





 たくさんの結晶のランスは、


 すべて、触手に叩き落とされた。





 ── ひ ゅ ん っ !!





『『『  クルォ────……  』』』





 カンクルのほうが、


 エグい、叩き落とされ方した。


 だいじょうぶか。


 うさ丸は、横。


 カンクルは、真下。





 ──ドごぉぉぉぉぉんんンンン・・・!!!




「マジカちゃんアイツなんなの

 弱点あったら教えて魔法きかんのは

 分かるけど、だったら物理は効くでしょ

 フツウ? 殴っても()けねぇし

 弾力あるのにマジで意味わからんわ」



萌神:『 マジで、(かて)ぇんだよ……。

     魔法は曲げるし、

     剣は入らねぇ。

     あと、マジ最悪な特性が

     あってよ…… 』



「アンティ、あいつ浮いてる。

 触手で立ってるワケじゃない」


「ふざけんなよ、6本ぜんぶ

 使われるじゃねーか。

 マジカちゃん、それで?」




萌神:『 ……"偏食家(へんしょくか)"っ、つってよ……。

     好きな食いモン見つけると、

     マジ、そればっか、

     食うんだよ。

     いま……"(はい)魔女(まじょ)"が、マジで、

     (ねら)われ、てんだよな……? 』



「ホントやめてよ」



萌神:『"人間だいすき"な、

    Aランク超えの偏食家(へんしょくか)なんて、

    都市に とっちゃー、

    マジ、ゲロヤバだわ・・・。

    街から、10ケルも(はな)れてねーんだろ?

    マジすまん……街とは逆に、

    逃げてくれ……。

    ウチらも、今から向かうし』



「マイスナ、トドメちゃん持って。

 ダメもとで、ホントに、

 この子狙いか、見さだめる」


「まかせろ」


「ひえぇ……」


「この状況で、まだ杖、

 にぎりしめて()ってるたぁ、

 逆に見直したわ。

 ぜってー守ってやっから、

 キバんのよ? な?」


「はいぃ」


『────()らしています☼』


「とーぜんだわ。

 私だって、景気よく()らしてぇわ。

 見なさいよアレ?

 バケモノやんけ。

 クラウン。水分格納」


「しょーがない。今回は許す。

 アンティ、アイツの口に入れたらどーぅ?」


「トイレを選ぶ権利は、私らにもある」


「なるほど、神聖な場所だ。死ね」


「ふえぇ……///」








((((((((;゜Д゜))))))))

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『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[気になる点] 十中八九、毒のエリアで大きくなった個体だね。 [一言] めっちゃえがお(;・∀・)
2022/04/08 04:17 退会済み
管理
[一言] 例の無限熱量のオーブン&絶対零度の冷蔵庫どっちも出せば悲鳴あげてる空気の中に放り込めば倒せるんじゃね? ていうかこれでほとんどの敵倒せるんじゃね?
[一言] うさ丸さん、吹っ飛ばされても心配されないとか信頼されてますねw
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