シシシンチュウノココロ
※年末年始アンマイ成分が不足気味
だったため、pixivに例のモノを
投下しておりますが、マジで性癖
が歪みまくる可能性しかないので
良い子の皆さんは生半可な覚悟で
下のピク渋ボタンをポチッとして
はいけない。(フラグ)
かば:「かばは言ったぞ!?
け、警告したからなっ!?
アビャーッ!!((((;゜Д゜))))」
ゴ ゥ ン ・・・─
ゴ ゥ ン ・・・─
ゴ ゥ ン ・・・─ 。
熊神:「ふぅむ……」
でっかい、昇降機の床に、
あぐらをかいて、座っている。
真上から、
黒ェ、女のコの雨が、
降ってこねェかと、心配したが、
今のところ、襲撃は、無ぇ。
この骨組みだけの箱は、
どうやら、おれ達のカンオケになるには、
随分と、スカスカ過ぎるらしく、
まだ、長生きは、できそうだ。
ま……この、真っ暗闇の下に、
地獄みてェな所が、
待っていない事を、祈るがょ。
……いや、少なくとも、
毒には、まみれているんだっけか。
くまったモンだぜ。
……。
歯車から出る、
いくつかの火の灯りと共に、
ゆっくりと、下に、降りる。
姉乳:「……」
熊神:「やれやれだぜ……」
白童:「……」
両隣には、
おっぱいと、ユユユがいる。
あの、リング状の構造物から、
出発して、しばらくは警戒していたが、
今は、全員が、尻を床に、付けていた。
そう、全員、だ。
今は、"黄金"と、"白銀"は、
昇降機を、"護衛"していない。
おれ達と一緒に、
すわり、こんでいる──。
金娘:「……(´・ω・`)」
銀娘:「(´・ω・`)……」
熊神:( 見るからに、
落ち込んで、
やがン、だよなァー…… )
ポリポリ。
先ほど、ヒナワが、死にかけた。
マジカも、ほぼ、魔力が底をついて、
今は、グロッキー状態になってる。
ヒナワが、大事そうに、
マジお姫様を抱えていらっさるが、
若様は兎も角、
もし、"下"で戦闘になったら、
マジカの火力は、期待できないだろう。
熊神:「……」
金娘:「……、……」
銀娘:「……、……」
自分たちのせいで、
人が一人、死にかけ、
一人が、戦闘不能になってる事を、
……気に、しまくっている。
ショボン顔、し過ぎだろ。
だ〜〜〜〜〜〜っ……!!
空気が、にぶい。
毒のせいじゃー、ねェ。
なんと言うか……"雰囲気"の、
モンダイだぁー。
姉乳:「……ふぅ」
オシハも、おれと、だいたい、
同じ、心持ちだろう。
んで、もう片方にいる、
ユユユを、チラリと見てみた。
白童:「……、……」
騒音エルフのガキんちょに見えるソレは、
少し、口元が笑ったまま、
しかし、黙って、
アンティたちを見ていた。
……。
目線だけは、
ギラギラとしている所を見ると、
おーかた、、、
" 変形した プレミオム・アーツ "、、
の、コトでも、
聞きてェのかも、しれねェ。
熊神:(……ヒナワと、マジカの、
"アーツ"……。
……"変形"、してたよなァ……?)
ヒナワの右腕の"アーツ"は、手袋に。
マジカの右足の"アーツ"は、ブーツに。
なって、いやがった。
今は……元のカタチに、戻ってやがる。
……。
おれの、胸元に光る、
"重盾職"のプレミオム・アーツも、
あんな風に……"変化"、
しやがる、のだろうか?
白童:「……」
コイツ、ゼッタイ、
ソレ、聞きたそうだ。
クマの第六感が、囁くぜ。
だって、自分の左腕のアーツ、
めっちゃ、さわってるモン。
でも……んだけ目で訴えながら、
何も、ヅカヅカ質問してねェってコトぁ、
いちおー、落ち込んでいるアンマイ組に、
気ぃ、つかってンだろーなァー……。
姉乳:「……」
熊神:「……」
白童:「……」
コイツ、いつもは、
ウルセぇー声で、空気読まずに、
しゃべりまくるクセに、
ガチでダメな、こーいう時は、
フツーに、黙ってンだよなァ。
うっさん、くッせー。
うっさんくせーが、
つまり、コイツは、仲間に対して、
"思いやり"、みてーなモンは、
あるって、こった。
白童:「──……」
腹黒れーヤツだが、
クマ的に、どーも、
仲間だと、感じられるラインは、
超えている。
信用は、できるヤツだが……。
と、思っていたら、
ユユユが、目線を投げてきた。
白童:(……どうにか、なります?)
間違いなく、そんな笑みだ。
アンマイの、
くっれぇ、雰囲気のことだろう。
熊神:(……クマさんには、荷が重いゼ)
ふふん。
テキトーに、ジェスチャーで返しておく。
正しく、エルフには伝わったみてェだ。
姉乳:「……ちょっと、アンタ、
なんとか言って、
励ましてきなさいよ」
熊神:「おま、ジブンで やれや……」
おっぱいが、コソコソと話してきたが、
コイツ……フツーに、
ここにいる全員が、聞き取れる声の、
デカさじゃ、ねッか……。
いや、おれも、同じ声量で、
返しちまったが……。
ちぃと離れた所に座ってる、
色男と、元コケシさんも、
この雰囲気には、困ってそうだ。
どうも、何やら、
伝えたい事が、あるみてェだが──……。
銃神:(……──ぅ、うーむ、、。
先の、" ドロップした奥義 "について、
話したいのでござる、が……。
そんな、雰囲気では、ないのう……。
参ったでござるぅぅ……)
萌神:(……。マジ、てっめー、
パシっと、言ってやれよ……。
ハラの穴、
マジ、埋まってんだろ……。
気にすんな、って、
マジ、はやくよぉー……)
銃神:(某が言っちゃうと、
逆に、もっと、
落ち込んじゃいそうじゃ、
ないで、ござるかぁー……?)
萌神:(ま、マジ、うるせーなぁ……///
度胸みせろよ、マジ度胸……!)
銃神:「胸は、もう見せておるしのぅ。
羽織、マジカ殿に巻いてるし」
萌神:「ま、マジッッッ///
しばくゾッッッ……っ///
セクハラ・ポニテが……ッ///」
アイツら、距離、近くね?
いや……物理的な、コトだけじゃ、
なくてョ。
異火:『 かみ の みこ とて
としごろ むすめ!
いと むずかしき
としごろ よのう!
うむ うむ! 』
ウムウム、じゃ、ねーンだわ。
キッズ神サマよォ……。
いらん事、言ってねーで、
"元気だせ"、くらい、
言ってくだせー、ませんかねェェエエ工?
白童:「ははは、困りましたねー」
熊神:「フツーに、
しゃべってんじゃねーか」
確実、聞かれたぞ。
金娘:「……」
銀娘:「……」
姉乳:「……酒でも飲ます?」
熊神:「おっぱいと一緒にするな」
姉乳:「む、むかっ……!?///」
熊神:「まだ酒にゃー早い歳だろ……!
親御さんに顔向けできんわ……!」
姉乳:「私は、あんくらいの時には、
フツーに飲んでましたぁあああ」
熊神:「レイズさんに謝ってこい……!!!
この不良おっぱい、が……!!」
妹乳:「う、ぅ〜〜ん……。どうしたら、
気の利いた言葉を……」
いよいよ、ドツボにハマってきたぜ。
どーすんのよ、この空気。
くまった、くまった。
……、つーか、考えたら、
15の、女の子の冒険者なんて、
今まで、相手したこと、ねーわな。
ついつい、見た目のインパクトと、
"初めましてキック"の強烈さやらに、
色々と、すっ飛ばして、
フレンドリーに話してきたが……。
落ち込んだ少女の励まし方、
なんてのは、クマさんには、
ハードル、高いぜ……。
むしろ、エコぐらい、
ちっちゃかったら、
やりようが、あるんだが……。
隣の乳みたいに、
居酒屋に連れてくみてーに、
簡単なハナシじゃ、
済まねーだろォーし……。
あー、うだうだ、考えちまってる。
15歳って……ゼツみょーに、
子供と、大人の、
中間の、歳頃だよなぁ……。
なんつーか、、、
で、"デリケぇト"、だぜェーッ……!
実際、居合わせたら、
緊張すら、感じるぜ。
時が、なっげぇ。
"至高の冒険者たち"とも、あろうモンが、
揃いも揃って、
落ち込んでる絵本ペアーに、
なんて声かけていいか、わかんねッとか……。
なんとも言えねー空気の中。
なんなら、下が、ジゴクでも、
さっさと着かねーかな、とも、
思えるくらいの、沈黙。
どーすっぺ……。
──────と。
光明は、
思ってもみねー所から、
動きやがった──。
獣王:「……──ゥヌ」
ズシン、と、昇降機が、揺れる。
ゴウガのダンナが、立ったのだ。
ダンナは、ズシ、ズシ、ズシ、と、
歩き──……。
アンマイ組の、すぐ、前に、
胡座で、座り直した──。
妹乳:(ご、ゴウガ、どの……!?)
姉乳:(アイツが行くんかーぃ……!)
銃神:(これは、予想外にござろぅ……!!)
萌神:(ぃ、いや……マジ、大丈夫、か……?)
白童:(わぁ……☆)
わぁ、じゃねーんだョ、
ユユユさんよォ……。
熊神:(で、でーじょーぶ、
かなあああああ……?)
不安がる、周囲をヨソに。
──ダンナは、語りだした。
獣王:「 ソ レ デ 、 ヨ イ 」
金娘&銀娘:
「「 えっ……? 」」
しゃ、しゃべったあああああ
あああア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛。
い、、、いや……!?
そーいや、さっきも、
しゃべってた、ような・・・!?
姉乳:(あああああああのライオンッッ……!?)
──バシバシバシバシバシバシバシ!!!
ォ、おィ、オシハ、おま。
おれの腕、バシバシ叩くな。
見てる、見てるって!!!
獣王:「 イマ、ハ・・・
ヒトノ、カタチヲ、シテイル 」
金娘&銀娘:
「「……!」」
獣王:「 ヨク、キケ。
ネコ、シショウ ノ、オシエ、ダ 」
ね こ 師 匠 っ て 、
な ん ゾ ッ ?!?!?
獣王:「 " ココロノ、カタチ "ハ、
" カラダノ、カタチ "ニ、
ヒッパラレル 」
金娘&銀娘:
「「 ──ッ 」」
獣王:「 ココニ、オリル、トキ。
クロト、タタカッタ、トキ。
オマエタチ、ハ、
" ヒトノカタチ "デハ、
ナカッタ 」
金娘&銀娘:
「「 ……、…… 」」
ォィォィォィォィォイォイ。
だ、だいじょぶか、ダンナぁああ……?
てしかに、"天使ノ蛹"、
みてーだったけどよぉおおおおおお。
妹乳:「そ、そんなこと……!
わ、わざわざ、言わずとも……ッ!?」
姉乳:「──待ちなさい、ヒキハ」
獣王:「 モットモ、チカラガ、
ダセル、ノハ、
"ココロ"ト、"カラダ"ガ、
カサナル、トキダ 」
金娘:「"こころ"、と……」
銀娘:「"から、だ"……?」
獣王:「 ガオゥン。
ツヨサ、トハ、
ココロヨリ、ウマレ、
カラダヨリ、ハナタレル。
ソウイウ、モノダ 」
……。当然だが。
ダンナの価値観、なんてモンは、
はじめて、聞くぜ。
獣王:「 オマエタチノ、ココロノ、
カタチハ、
ヒトノ、カタチヲ、シテイル。
ゴウガリオン、ニハ、
ワカル。
オマエタチノ、ツヨサハ、
" ヒトノツヨサ "ダ 」
金娘&銀娘:
「「 ── 」」
獣王:「 ダガ、ソノ、ツヨサガ、
"チガウ、カタチ"ニ、
カサナル、トキ。
ソレハ、イビツナ、
モノト、ナル 」
ゴウガのダンナは、
あぐらを、ぶっかきながら、
遠くなっていく、天の黒を、
見上げた。
獣王:「 ……ゴウガリオン ハ、
シッテイル。
カツテ、カラダ ガ、
"ヒトデハナイ、カタチ"ト、
ナッタ、トキ。
ワガ、チカラハ、
"ケモノニ チカイ ナニカ"ニ、
ナリ、サガッタ 」
金娘&銀娘:
「「……」」
獣王:「 ネコ、シショウ ハ、
ココロヲ、キタエ、
カラダノ、カタチヲ、
オモイダサセタ、ノダ── 」
熊神:「……! ダンナ、は……、
"ケモノ堕ち"、だったのか……」
かつて、"魔物"だったものが、
理性を持ち、長い時間をかけて、
"獣人"と、呼ばれるようになった。
しかし、それらが、
心の均衡を、崩す時。
稀に、それらは、
昔の"魔"の姿に、立ち戻ると言う。
熊神:(……。オレにとっても、
複雑な、話だが)
今の話から、察するに、
ダンナは……、一度、
"ケモノ堕ち"になり、
そっから……また、"獣人"に、
戻っている。
獣王:「 ドンナ、オオキナ、
チカラ、デモ、
ヒトノ、カタチヲ、
ステテハ、イケナイ。
オマエタチガ、アノ……、
ユキヤマ、デ、
ココロヲ、カケテ、
タタカッタ、トキ── 」
金娘&銀娘:
「「 ……ッッ!!!!!!! 」」
獣王:「 "ヒト"ヲ、
ワスレナカッタカラ、
"ココロ"ガ、トドイタ 」
金娘:「……ッ! ゴウガ、さん……///」
銀娘:「……わたしたちの、心の、カタチ……」
獣王:「 アレコソガ・・・!!
シンニツヨキ、モノノ、
スガタナリィイイイイイ・・!!
ドノヨウナ、イダイナ、
チカラヲ、
フリカザソウトモ──。
" ヒトノカタチ "ヲ、
ワスレナ、ケレバ── 」
ダンナは、顔だけは。
凶悪に、笑う──。
ニチャアアアアア・・・!!!
獣王:「 オマエタチ、ニ、トッテ、
アノヨウナ、"ジブンモドキ"──、
ザ コ ニ 、
スギィイインンンンン・・・!!! 」
金娘&銀娘:
「 えええぇぇぇぇ 」
かかっ、かっ!
ダンナ、なかなか、
"ふく"じゃあ、ねぇーか……!!!
萌神:「……ぷぷぷ♪ マジ、聞いたかよ、
ヒナワぁ……♪ おめーが、
ハラに穴、開けられたヤツらが、
マジ、ざぁーこ♪ だってよっ♪」
銃神:「からから♪ これは手痛いでござるな♪
ところで、羽織、とりましょうか?」
萌神:「マジ、なんでだよぉッッッ!?//////」
獣王:「 チカラヲ、ツカウノハ、ヨイ。
ダガ、" ヒトノカタチ "ヲ、
ワスレルナ・・・!!! 」
金娘&銀娘:
「「 " ひとの、かたち "…… 」」
獣王:「 " ツヨサ "ハ、
イツモ、ソコニ、アル 」
金娘&銀娘:
「「 ……! 」」
ゴウガのダンナは、
両方の、人差し指で、
黄金の心臓と、白銀の心臓を、
指さした。
……。……はっ、はっはは。
自信、マンマンで、
すっげぇ理論を、展開しやがる。
妙な笑み、が……、おれにも、
隣のオシハにも、浮かんでいる。
獣王:「 ……タスケニ、ナッタカ? 」
金娘&銀娘:
「「 ……! 」」
コテン、と、首を、かしげ。
腕を組みながら、言う、ダンナに。
金娘:「 ……きひひ♪ ええ、とっても♪ 」
銀娘:「 ありがとう、ライオンさんッ! 」
獣王:「 ガオオオオオオオッ!!
オハシノ、レイデアル 」
ゴウガのダンナは、
ノッシリと、立ち。
また、ヅカン、ヅカン、と歩き。
元の位置で、座った。
陽神:『────む:ぅ……☼
────"人の形状"を:軽視しては:
────いけない:という意見でしょうか☼
────今の……私達にとっては:
────良い教訓となるやも:
────しれませんね☼』
金神:『>>>む……。
>>>もしかしたら……そっちの方が、
>>>ピンチの時には、反射的に、
>>>動けたかもしれない……、
>>>と、いう事かな……?
>>>………。ふん……。
>>>……ま、今回は、
>>>そのアドバイス、
>>>素直に、受け取っておくさ』
月神:〘------ぜんぜん;
------素直じゃないのんーっ☆
------ひねくれとる;のーんっ☆☆☆〙
水神:〘#……くく、言ってやるな。
#…… 一度、飲み込むだけ、
#……えらいというものだ 〙
金娘:「"人"としての、強さ、か……」
銀娘:「アンティは、つよいよ。
わたしが、一番、知ってる」
金娘:「マイスナ……」
銀娘:「もう、負けないよ」
金娘:「……ええ、そうねっ!!!」
獣王:「 ガオォオオオオウ♪♪ 」
萌神:「……ふぁあ、ああぁあァァ……♪
マジ、やりやり……。
"おしゃべりライオン大会"がありゃー、
マジ、優勝できンじゃねーの?
ゴウガのヤツ……。
ふむぅ〜〜…….。oO」
銃神:「マジカ殿? もし、おネムなら、
眠っていても、よいでござるョ♪
某が、誠心誠意、
運びますから故♪」
萌神:「マジうっせ/// ばぁーか♡」
銃神:「──おをっと!!!
羽織を持つ手があああああ!!!」
萌神:「──んやぁっ……ッ!?//////
マジやめろおおおおおおおおおお
おおおおおおっっ!?!?//////」
白童:「──はーい!!!
皆さん、お元気なトコロで、
質問、いーですかああああああああ
ああああああああああああああああ
ああああああああああああああああ
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛゛!!!!!」
熊神&姉乳:
「「うるせえええええええええええ
ええええええええええええええ
えええええええッッ!!!!!」」
調子でてきたじゃねェか、騒音エルフめ。
エルフ拡声器、ユーくん(笑)
((´∀`*))ヶラヶラ










