⛩️ 鳥居銃零一閃 ⛩️ PART.〆_ さーしーえー
ふっひいいいいい!!
さしえは投下あああああっ!!
ヽ(`Д´)ノドァァァァァツ!!
黒黒:『『『 ギ ギ ッ …… ! 』』』
並列化されている、
黒の戦術AIシステムが、
相手の動揺を察知し、反応する。
それは、嘲笑となって、
その、人形じみた顔に、表現された。
無理もない。
銃神:『 ──、…… 』
彼女たちの目の前の"サムライモドキ"は、
明らかに、弱体化している。
とうとう、飛び道具さえ、無くなった。
彼女たちは、そう判断している。
両手持ちだった、二丁の拳銃は、
何故か、右の黄金の腕からは離れ、
左の真紅の腕に、
近接特化型の、"光学兵器"として、
統合されている。
"エネルギーブレード"。
"光の弓形剣"。
なんとでも、呼べばよい。
装填されている……あれは、
弾倉ではない。
" エネルギー・パック " だ。
単純な、構造。
片腕の下方部に接続された、
柄頭の無い、光の刃。
その、輝きは。
指先に伸びる方向と、
肘の先へ、
二方向に、突出している。
黒黒黒:『『『 ギィィイ・・・ッ♪ 』』』
黒の頭脳は、
思考し、断定する。
まるで、回転しないトンファーの、
上と、下から、ビームの刃が、
出たような武装だ。
無様。
あれでは、手首は、使えまい。
"技"など、操れるものか。
ただの、光る棒切れとさえ、
表現できる、モノである──。
黒黒黒:『『『 ギギ・・・っ♪ 』』』
"刀"にさえ、分類されない。
子供が考えたような、
頭の悪い武器だ。
先の早撃ちの方が、
千倍、マシだった。
そして、黒のAIたちは、
とうとう、ナメくさる。
銃神:『 あし、が…… 』
見ただけで、
完全に戸惑っていると分かる、
サムライの、足元に宿る炎の光が、
消え去った。
連撃は、とうに止まり。
あの、炸裂する蹴打だけが、
残る、脅威だったのだが、
それすらも、もう、無く──。
黒黒黒:『『『 ギ・ギ・ギ・・・!! 』』』
私たちは、数だ・・・!
なんだ、あの、出来損ないは。
黒の、キカイニンギョウたちが、
感情のようなモノで、あざけ、わらう。
遠距離武装は、消え。
移動速度は、衰え。
もはや、数で押せば、確実に、勝つ。
私たちは、勝ったのだ・・・!!!
黒黒黒:『『『 ギギギ・・・!!! 』』』
チカラ。
チカラ。
チカラ。
カズ。
カズ。
ワタシタチ。
わたしたちは、つよいのだ。
模造品どもの。
彼女たちの判断は、正しかった。
────そこ、までは。
黒の、ハラに刻まれた、
『 トリイ 』の紋が、
──────" ひかる "。
カ ッ !
┃_____________┃
__ _______ __
┃┃ 零 ┃┃
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__ _____ __
┃┃ ┃┃
┃┃ ┃┃
/ ┃ ┃ \
┃ ┃ ┃ ┃
黒黒黒:『『『 ──・・ギ? 』』』
ちいさな、ひかる、とりいは、
おおきく、" そと " へと、
ひ ろ が っ た。
黒黒黒:『『『
ギ ギ ッ !?!?
』』』
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────乱立する……!
乱立するは、光の、鳥居だ。
萌神:『 マジ・・・なんなん 』
──明るい。
黒の空間は、
発現した、"光の鳥居たち"に、
照らし出されている。
小さな、小さな"弾痕紋"は、
大きな、" ビーム・トリイ "と、
──"成"ったのだ。
黒黒黒:『『『 ギギギギ・・・っ!?!? 』』』
黒は、状況を、確認する。
結わえ、付けられている・・・!?
突如、出現した、
ビームの、千本鳥居に・・・!
黒い、ワタシタチの躯体は、
拘束されている・・・!!!
黒黒黒:『『『 ギ・ギ・・・ッ!? 』』』
──"大"の、字の、カラダ・・・!!
白火の、トリイ・・・!!
縫い付けられる、
黒の、キカイ質の、
少女に似た、躯体ども。
それは、まるで──、
──" 処 刑 台 "だ・・・!
────うごく・・・!
そ し て 、
な ら ん だ 。
バラバラに、顕現化した、
光のトリイたちが、地面を、
スライドしたのだ。
そうだ。
"鳥居"は。
こ う で な く て は な ら な い 。
黒黒:『『『 』』』
"列"と、成った。
一列、だ。
一直線。
──" 道 "だ。
"光の千本鳥居"と共に、
黒い女が、大の字で、宙に固定された、
実に、センシティブな道である。
──サムライの背中が、光った。
黒黒黒:『『『 ギ・・・ッッ!? 』』』
バカみたいに、一列に なりながら。
先頭の、
アンティと、マイスナが、混ざったような、
黒のサイボーグは、分析する。
──足の・・・、
足の、"加速装置"から、
エネルギーが消えたのは、
"背部ユニット"に、まわされたからだ……!
あの、" バーニア群 " は、
うしろに、" あ つ ま り す ぎ て い る " 。
神意の声が、聞こえた気がした。
異火:『 ──ふ、火名輪よ。
アレらは──"鳥居"の、
"中の、央"を、
陣取っておる── 』
"黒"は、思う。
もしや、これは──、
異火:『 ──あれは、"神のみぞ通る道"!
捨 て、お け ぬ よ の ぅ ? 』
── ハラに、『 ⛩ 』を食らった時点で、
つ ん で い た の で は 、
な か ろ う か ── ?
銃神:『 やぁれやれ……──、
わかったのぅ……♪ 』
サムライは、剣を、横に、構えた。
背面のブースターたちは、
今も、強烈な光を、溜め込んでいる。
横一文字の、
閃光の剣を構える、
その、メカ侍の、後ろに──。
異なる火神の幻影が、
完全なカタチで、
あらわれる。
────謳え。
異火:『
" 神 罰 一 閃 "
道 は 、
開 け ず と も よ い
』
銃神:『 ── …… ふ 』
サムライは、
自嘲気味に、
わらった。
銃神:『
銃弾は──、
" 某 自身 " か
』
千の道が、光る。
それは、剣術では、ない。
ただ、とおった、だけなの だから。
銃神:『 武神の道と、心得よ 』
千の鳥居を、灼熱が通り貫くに、
零秒も、かからぬと言う。
ヒナワントンネル((´∀`*))⛩️⛩️⛩️










