⛩️ 鳥居銃零一閃 ⛩️ PART.3_
あけてしまった(´∀`*)
百ほど撃ち抜き、わかったことがある。
異火:『 ──うしろじゃ!! 』
炎の足で、黒の頭を、爆ぜ飛ばす。
黒金:『 ギ 』
銃神:『 ……──、 』
①汗をかく。この身体、
全てカラクリには、なっていない。
②足の裏の爆発だが、
けっこう、攻撃に使える。
③第二形態の銃は────、
────"攻撃力"が、ない。
異火:『 うえ じゃ!!
さんたい!!! 』
銃神:『 ── 』
カチ、カチ、カチ、と、撃つが、
やはり、相手のハラに、
「 ⛩ 」のマークが、浮かぶだけじゃ。
ここは、暗うて、相手も黒い。
光る小さな鳥居は、
よう、目立っておる。
黒黒『『『 ギキギ 』』』
④黒い、アンティ殿とマイスナ殿に、
その、どちらでもない容姿の者が、
混ざり始めている。
異火:『 ──"ふくごうたい" じゃ!!
いちばんまえ じゃ!!
かっ かまえよ!! 』
⑤その、"まるで二人が合わさった"
かのような、姿の敵は、強い。
銃神:『 ──ぐ 』
蹴りを、貰った。
黒い足には、回転する歯車と、
その周りを伝う、
鎖の刃。
火花が、咲く。
異火:『 くそっ ちぇんそお・きっく
とは いまいましい!
っ! ひなわ!
また て が!! 』
銃神:『 ──…… 』
蹴りを受けた左腕に、
亀裂が入っておる。
⑥破損した身体は、
髪を燃やすことで、修復できる。
ボッ、という音が、背後から、し、
赤い腕が燃え上がり、
傷が、癒える。
異火:『 ちょうじょう ちょうじょう!
しかし なんども
うけては おれぬぞ! 』
銃神:『 然り── 』
汗ばんだ、キカイのカラダで、
銃を向け、爆を駆ける。
世界は速い。
腕は、千の残像を、のこす──。
異火:『 くそぅ! 』
火の女神さまが、悪態をついた。
異火:『 なぜじゃ・・・
なぜ このような 』
銃神:『 あせるでない 』
異火:『 しかし ひなわ!
これでは たの ぶき に
もちかえた ほうが・・・ 』
銃神:『 ──ふ、それは、
無理なようじゃ 』
⑦鳥居銃は、手の平と一体化しており、
分割することは出来ない。
銃神:『 肘の方に、
折りたたむ事は できる
ようじゃが、の── 』
異火:『 なんと・・・ 』
また、撃った。
近い者は、蹴り殺す。
爆発し、バラバラになる。
実に、気分が悪いが、
今は、冷静に、ならなければ──。
異火:『 く・・・!
なぜ こんなに
おそい のだ・・・!! 』
⑧第二段階の"八咫烏ゲージ"は、
溜まるのが、遅い。
銃神:『 だが、溜まっては、おる 』
異火:『 しかし・・・!!
もう にひゃく は
うって おるぞ・・・!
この ままでは
きっく ざむらい に
なって しまうわ! 』
銃神:『 ……からから。
そうで、ござるな──? 』
銃に、攻撃力が無い、今。
金属質のブーツから生まれる、
真っ赤な、灼熱の蹴りは、
30〜40は、蹴り殺している。
実に、気分が悪い。
女のカタチを足蹴にするなど、
反吐が出そうでござる。
しかし。
銃神:『 "チェック"、でござる── 』
異火:『 え? 』
銃神:『 "印"を、つけておる故 』
異火:『 それは わかるが・・・ 』
銃神:『 蹴り殺めた、ほうではない。
"印"を付けたほうが、
"鴉のゲージ"に、
カウントされておる 』
異火:『 ──!! 』
まちがい、ござらぬ。
きっと、無駄では、ない。
わずかずつだが、
次への……"第三段階"に向かう、
力は、蓄積、されていっておる。
横目で、皆を見る。
マジカ殿は、周囲の気体を保ちながら、
ハートの魔法で、敵を近づけまいとしている。
ベア殿は、盾で、皆の避難場所を作り、
オシハ殿とヒキハ殿は、その場所を、
剣で、守うておる。
ユユユ殿は、ハイポーション系で、
アンティ殿とマイスナ殿を、治療しておる。
ゴウガ殿は……彼女たちに巻きついた、
歯車と鎖を、千切ろうとしておるな……。
鎖は、少し千切れたようじゃが、
黄金の歯車は、、、
どうしようも、ないようじゃ。
銃神:『 …… 』
やはり、今、前に、斬り込めるのは、
某しか、居らぬ──。
銃神:『 ──"全員"、じゃ 』
異火:『 なに? 』
銃神:『 二段階目の、"目盛り"の、
溜まるのが、遅いのは、
敵が、多いからじゃ 』
異火:『 ──!!
まさ か・・・!! 』
⑨"二番目"から、"三番目"の条件は、
目の前の敵、全てに、『 ⛩ 』を、
刻むこと。
銃神:『 あと、50体じゃ 』
異火:『 ひなわ おぬし・・・ 』
銃神:『 心、折れては、ならぬ── 』
そうだ。
今、踊り狂うは。
銃神:『 ──私にしか、できぬことよ 』
対の、赤い銃を握る、その腕が。
ここ一番の、動きを魅せた。
異火:『 ・・・ざんぞう
せんじゅ かんのん の
ごとく なり 』
銃神:『 ── 』
どぅら。
たまった、ぞ。
異火:『 ──"だいさん"の
まがじん が! 』
今まで、補給され続けてきた、
"第二の弾倉"が。
袴の装甲から消え去り、
"第三の弾倉"が、
せ り あ が る 。
異火:『 き た ぞ !
ひ な わ よ !! 』
銃神:『 ふ──、
期待するで、ござるなァ──……! 』
目の前には、
ハラに、「 ⛩ 」の刻印を光らせる、
無限の、黒き女たち。
蹴り殺め、
間引いたとはいえ、
数は、ほぼ、減っておらぬ。
だが、負けぬ。
第三の、"鳥居銃"。
銃神:『 刀は、からっきしで、
ござるが、の── 』
──" 銃 " では、負けぬ。
銃神:『 そぅら、きた・・・! 』
異火:『 かたち が・・・!! 』
"トリイガン"の、カタチが、変わる──。
さいきょうの、じゅう。
いま。
カチャ、ン……。
──がしゃ、こ!!
びゅゅ、ィイイインン──────・・・!!
銃神:『 ────え? 』
異火:『 !? 』
……。
…………?
これ、剣ですやん。
⑩"鳥居銃"の最終形態は、
" ビーム・ソード "。
ガ〇ダムには、
っぱビーサベよォ!( •̀ω•́ )✧










