とりいのしれん 下 さーしーえー
もうすぐ年末ですね(*´ω`*)。
死の間際、幻想の夢の大地が崩れ、
滑落する刹那。
かつての姿の、異なる火は、
幼き、火名環を抱きとめた。
それは、忘れられし名前。
腕を欠き、約束された未来を嘆き、
自ら、赤と共に、捨てた真名。
火の女神に包まれて、火名環は落ちる。
死の世界へと、落ちる。
それは、そんなに、怖くはない。
ヒナワは、考える──。
( これで、よい──…… )
祈るような気持ちで、恐怖はない。
あたたかさの中で、静かにしていれば、
楽に、死ねるのだ。
いや……そんな風に思えるなら、
自分は、弱きを守る、資格など、ない──。
( 私には──……、
そんな、強さなど、なかったのだ )
白い霧も、赤い鳥居も、失われ、
灰は、黒となり、
火と、縄は、堕ちる。
やさしい、くろだ。
( もう、いいのじゃ──…… )
おわりは、せまっている。
目を、とじた。
なにも、ない。
だが。
くろは。
さいごに。
幽世と、現世を、繋げ──、
( 弱きを、まもろう、などと──……? )
少しだけ、彼に。
炎を、届けた。
『 マジで、よおぉ──…… 』
「 ──っ、、! 」
落ち行く、ヒナワは、目をひらく。
異火神の、うでの中で。
「 よ わ か っ た 、 か ? 」
『 ……── え ? 』
『 まったくよぉぉ……、
マジで、かんべん、
しろって、、よぉおぉ……! 』
死に行く中で、
黒は、世界を繋ぎ、
その光景を、ヒナワは、確かに見た。
『 なんで、マジで……ウチが、
こんな目に、あわなきゃ、いけねーんだ…… 』
──魔女。
──白き、魔女。
──知らない姿。
──よく知る、声────。
「 わたしの……まもりたいもの、は 」
──とびかう、ココロのカタチをした、弾丸。
──それでも、つぶれない、無数のテキ。
──だけれど、あきらめない、白き、魔女。
『 マジで、こんなのは、
シュミじゃ、ねーんだよッ……! 』
「 よわくなど、あったか・・・・・? 」
『 ひな、わ……? 』
それは、死に際の。
走馬灯、だったのやもしれぬ。
だが、その魔女の声は、
ヒナワに、大切なことを、思い出させた。
「 まもる……ちがう。よわくなど、ない 」
ヒナワは、おもいだした。
身近にいる、たいせつな、ものたちを。
「 ──くそぉお・・・! やべェぞ……! 」
さいきょうの、たてをまとい、なぎたおすもの。
「 マジカの、あの魔法でも、倒しきれてない・・・!? 」
ちの、ちからで、こそぎきる、おんなけんし。
「 ガオオオオオオオオオ・・・・・ッッ!!! 」
やじゅうのわざで、じゅうりんせしもの。
「 ……じかんの、もんだい、かな? 」
はらのよめない、まえへでる、かいふくしょく。
「 なにが・・・よわいと、いうのだ 」
だれも、よわくなど、ない。
みな、たたかっている。
じぶんとは、ちがう。
そうだ……。
そうなのだ。
みな、生きている。
よわきを、まもる……?
そうでは、ない。
ちがうんだ。
「 わたしは───、、いや。
─── そ れ が し は。 」
『 ────……!? 』
──── " 火 " ッ っ !!!
落ち行く中で、異火女神は、見た。
黒の空間が── " 発火 "するのを。
『 あ・・・あか 』
まぶしい。
言葉を、失うほど。
鮮烈な、アカ。
そして────真下に。
『 ────ッッ!? あれは・・・!! 』
──鳥居。
──しろい、トリイ。
──いちめんの、アカのなか。
──かがやくように、うかびあがる。
──閃光の、" 鳥居 " だ。
魔女の、声が、聞こえる。
『 ゴホッ・・・マジ、でな、、、!
好きとかじゃ、ねーんだょっ・・・//////
でも、な・・・!
こんなの、は・・・、、、
マジ、ちがう、だろ・・・? 』
たいりょうの、こころの。
まりょくを、はなちながら。
いっぱいの、くろに、おいつめられ。
それでも、さいごまで。あきらめない。
まじょの、こえだ──。
『 だか、、ら、、マジでさっ、、
ヒナワっ・・・! 』
そうだ、言葉に、しろ。
「 よわきものを、、
まもりたいんじゃない・・・ 」
ヒナワは、幼い姿の、ままだったが、
「 つよきものの、そばに、いたい 」
異なる火の女神を見て、
しっかり、言った。
「 それがしは、そのために── 」
『 だか、、ら、、、ヒナワ、よぉぉ・・・ 』
「 いのちを、つかう 」
『 マジで、かえって、
こいよぉぉぉぉぉぉ・・・!!! 』
『 ・・・! 』
ガンゼルは、おおきく目をあけ。
しかし、ほほえみ、言った。
『 ── そ れ で 、 よ い 』
ヒと、ナワは、おちる。
すいこまれる。
あかの、なかの。
しろい、とりいに。
それは、ちゅうおう。
もんくなしの、どまんなか。
────然り。
── か み の 、 み ち だ 。
──|
── completed.
──" アーツ・エフェクト "が
アンロックされました ▼|
── 解除申請者:ヒナワ・タネガシ
── " 承認 " ▼|
──" さいご の みぎうで "
の 効果 が 適用 されます ▼|
SPD +++@
──ウェポン・ストーリーが
クリア されました ▼|
──ファイア・ウェポン が
アンロック されます ▼|
トリイカノン 【 Lv.1 】
▼ ▼ ▼
トリイガン 【 Lv.2 】
▼ ▼ ▼
ト リ イ ガ ン ゼ ル レ イ ン 〖 Lv.3 〗
── これ 以上 強化 できません! ▼|
──レディ ▼|
──スタンディング・バイ ▼|
『 ・ ・ ・ ま 、 じ ? 』
たおれかけ、
くろい、チェーンソーに、
おそわれかけた、白き、萌えは、見た。
深紅の装甲を、全身にまとい、
回転せし凶刃を、腕で、受け止め。
──ぎゅぅぅうううううういいいんんん……!?
──かぁァァァんん・・・!!
『 ・・・そのカッコウ、
なかなか、エロいでござるな? 』
『 ひ 、な わ ・・ ? /// 』
白髪の、燃えるポニテを、たずさえた、
無敵の、" サイバネティック・サムライ " を である。
燃え萌え。✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。










