第一話裏編・『かつての日常』
眠気に耐えながら朝を迎えていた。欠伸をしながら、学校行かないと思ったけど……行く気になれない……と言うよりかはもう行ってもないしサボってる
それに……異能力が日常になって、犯罪も異能力だったりと、身近な世界になっていた
て、そんな事はどうでも良い……私にとっては全てがどうでもいい世界だから。ベットから降りて着替えて、リビングに出る
別に引きこもりて訳じゃない……ただ、学校は必要最低限にしか行ってないし、学校もつまらない訳じゃない……ただ、本当にどうでも良かったから……
「珍しい……行くのか?」
私が着替えたのは学校の制服だった。お父様に言われて私は椅子に座って
「……気分」
それだけ答えると
「まぁ、良いよ。天星も言わないと思うから」
お母様は今は家に居ない……と言うよりかは仕事でほぼ家に帰ってこない。だから、お父様と暮らしてる
それについては苦じゃないけど……時間は昼過ぎ。登校するのには遅過ぎる時間だけど……気分だから、仕方が無い。
食べるだけ食べて鞄を手に、机に置いてあった指輪を付けて飲み物を持って
「言ってくる」
それだけ言って家を出た。欠伸をしながら向かう。電車に乗ろうとした時に爆発音が聞こえてきて、見上げると交差点先のビルから炎が上がっていた
本当にロクな世界になったと思いながら足をビルの方へと向かって歩いた。燃え盛る炎を纏ったビルを見上げながら指を鳴らしつつ歩く
暫く歩くと瓦礫が散乱していて、サイレン音が酷く鳴っていた。そして人集りが集まっていて救急隊や警察が対応してるのを無視して中へと
「あっ、君!」
「またか……彼女は構わない……と言うよりかは異能力者としては最適な人間になる」
そんな声が聞こえるのを無視した。人集りも騒ぎになっていたのを聞こえてきたが無視。そう全てを無視して顔見知りの人の元へと向かった
その人が私に気が付くと敬礼みたいな事をしてから、そのまま話を続けた
「神華さん……また首を突っ込みに来たのか?。学校行くんじゃなかったのか?」
「……そのつもりで偶然通っただけ。それよりも……テロ?。相変わらず狂ってるね……この世界の異能力者は」
「だな……まぁ、神華の人間が対応するなら良いけど……彼岸としてか?」
「……どっちでも。ただ、私は彼岸の人間なだけ……じゃ、鞄を持ってて……」
鞄をさっき私を止めようとした警察官に渡して、中から大型の改造エッジナイフを手に、口に加えて手袋と羽織りを脱いでそのまま渡してからエッジナイフを手にして建物の中へと
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「良いのですか……一般人……では無いとは思いますけど……それに……」
「構わない。神華星月……神華の人間であり……彼岸の人間。多分……自然系異能力者では最強の異能力者になる。特に炎……火に関しての異能力者では彼女以上の異能力者は居ない」
そう説明していた。中に入っていた彼女がそんな神華や彼岸の人間だと言うことに信じられない……或いは彼女が言わなければ分からないほど……ただ、それよりも……酷かったのが
「彼女の母親は綺彗天星……あの化け物軍人だ。嘘みたいな本当の話だし……毎回と言って良い程に必ず来るから把握はしてるんだろうな……こっちとら肝が冷えてるがな……」
爆発音が激しくなっており、中で何が起こってるかは分からない……ただ、異能力犯罪が多い中で彼女が味方で良かったのと……彼女が気まぐれだったのが幸いしてるのか、殆ど方が着く事になる
テロはテロでも異能力テロで、このビルは有名な国すらも脅かせる程の情報を持ってるビル
だからこそ……こんなにも大世帯で動かす程の事態になってしまう。何せ……ビルの管理が国だったからな
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炎を纏ったエッジナイフを指で回しながら、中に入るのと同時に銃声音が響く
それを必要最低限弾きながら、そのまま歩いて炎を利用して周囲を引き込み、爆発させ吹き飛ばした
だけど何人かは生き残ったのか銃を向けてくるのを横に躱しながら、弾丸をエッジナイフで弾いて、そのまま相手の頭を撃ち抜きながら、背後の炎を引き寄せて、焼き尽くし、そのまま炎の槍が反対側の人間を貫いて、更に体から無数の炎の槍がその他の人間貫いていた
そのまま、口に加えて手袋を嵌め直した瞬間に降りてきたエレベーターが開いて目の前に銃口があり引き金を引かれ勢いで飛ばされてその場で崩れてしまう
降りてきた人間を見て、私は炎を引き寄せた上で、そのまま私事焼き尽くしていく。勘が鋭いのか……
ただ、天井の爆発音が響いて瓦礫ごと私を押し潰していく。やはりと言うべきか……そこは理解してるつもりだけど……炎に対するダメージは無いだから……
「なるほど……」
防火サイレンが鳴り響いていた。その時に噴射する様な音……スプリンクラーが作動して水が周囲を……炎を消していく
壊れて作動してなかったのを無理矢理作動させたのか……面倒な事をしたみたい。ただ、見上げると空が広がっていて、周囲は焼き尽くす炎が見えるが、何かが当たる音と共に無数の水が上から降ってくるのを見て
「これで最強の異能力者は死んだ!」
その声が響いた。ただ、この人間は勘違いしてる。私を水で殺せると……そんなのは今現在……意味の無い言葉で私はそれで死なない
濡れた手を見て、私の頭上に落ちる直前に周囲の火種を引き寄せたのと同時に、更に私の上へと瓦礫が落ちてきた
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瓦礫に押しつぶされ、水を浴びた自然系異能力者……神華星月を見た。国の情報が入ったビルを破壊した上に炎で誘き寄せれるとは思えなかったし……こんな方法で殺せるとは思わなかった
それに火は既に鎮火させた。流石にこれ以上火を起こし続けるのは愚策になる
雇い主から聞いた時は疑ったが……なるほど……火の異能力者に対してはこの方法が手っ取り早いと……
「依頼の物手に入ったか!?」
仲間を殺されたが……やる価値はあったと思いたいが……冷や汗をかいた。周囲が熱くなっていて、瓦礫が有り得ない溶け方をし始めていた……
それも崩れるような軋む音が……
「マジかよ……自然系異能力者じゃないのかよ……」
ゆっくりと立ち上がる人影を見てそう呟きてしまう……違う、間違っていた。初めから自然系異能力者だと言われてそう思ったが……根本的に違う事に気が付けば良かった……と
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首の骨を鳴らしながらゆっくりと立ち上がる。全開にはならないが……同等レベルの変幻を起こした
炎が私を包み込み、胸元にクロスする様に三本の剣が突き刺さり、掌に炎の杭がくい込み、繋がるように鎖が伸びて先には炎を纏った生成されたエッジナイフが瓦礫に突き刺さる
洋風の着物風ワンピースにスカート、炎が体をまとわりつき、龍と蛇の紋様が体に刻まれた姿へと
「『熾炎奏烽』……さ、第2ラウンドだ」
一気に踏み込むと炎が遅れて燃え盛り爆発する。そのままリーダーと思しき頭を掴んでそのまま思いっきり叩きつけるのと同時に銃声音が響くが私に届く事は無く
「なっ!?。おい!。火を消しただろ!」
上から一気に炎が流れのように燃え盛りながら地面へと落ちると周囲に無数の炎の槍が生み出されてそのまま周りへと突き刺さる様に射出し貫いていた
そのまま、リーダーを見た。炎の手が首を焼きながら、声は出せるようにしたまま……
「聞くけど……こんな無駄な方法を聞いた依頼主は?
私の事を良く知ってるみたいだけど……」
「さぁ……な……ただ、……お前……自然系じゃない……のは……想定外だ……」
「ふーん。それにしては水を掛ける、物理で潰す為に瓦礫を落とす……どれも私の事を知ってなければ……意味が無い行為のはず……」
瓦礫に関してはそもそもとして自然系だから物理ダメージは無く、水だけは分かるが、炎の威力を落とす意味で使ったと考えれば……あの大量の水を落とすのは、他の味方の異能力すら潰す可能性がある。それでも行ったのは……私を止める為に躊躇いも無くしたのが引っかかる
「水は……炎を消すだ……ろ?……当たり前……だろ?……」
「……そうね。あの水の量は私の攻撃出来る出力を完全に封じ込める程度の量はあった……完全鎮火させるなら……それよりも多く……このビルを埋め尽くすくらいじゃないと……
自然系しか聞かされてないあたり……捨て駒だろうね」
「……俺達に……水の異能力者……居ないと……でも……思った……か?」
なるほど……そのまま首を焼き落として、振り返ると水を纏った人間が立っていた。私は『熾炎奏烽』を解いたが異能力だけ解除せずに瓦礫の上へと
「これはこれは……神華星月。変幻系異能力者の特異者」
目を細めた。自然系と誤認するはずなのに……あっさりと変幻系と見破った人物を見て……
「誰情報?。答えて貰えたら嬉しいけど……?」
「さぁね。ただ、分が悪い……今燃えてる炎は君の味方……幾ら水が豊富とはいえ……火の始祖が居ては無意味。それに……火は消えないと分かれば……水は意味は無い
炎の始祖であり原初の炎の変幻者……どうしたものか……」
私は炎を見て指示を与えた。ここまで理解されるとここで殺って起きたかったが……
私では殺せないか……
「良い判断。さて、交渉しましょうか。スカウトをしたい」
「断るよ。そんな面倒事を私は引き受けないから」
「分かってます。それも想定済みです。今回は君を見に来ただけなので……それでは」
そう言って歩いて消えていく。私は手を振るい炎に鎮まるように指示をして消えた炎を見て、そのまま瓦礫の上から降りた
「所で……さっきから見てる貴方は何の用は?」
私は聞こえるようにそう言った




