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異世界人達の世界を廻る旅  作者: 猫を愛でる会
プロローグ
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プロローグ 悲しみの雨

 私は今も雨の中に居る、私は暗い淀んだ世界で黒い雨の中、私の身体や魂を侵食し憎しみと怨念が私を黒い世界に閉じ込め、私は龍の様な黒い魂に身体を大蛇の様に巻き付かれ動けずにいます。 そうこの状況の始まりは、私が学園の屋上で私にフラれた男子の一部の腹いせや、私が嫌いな同性の人達に嵌められ屋上から落とされ、私は死んだか分からないけど私は今死んだのか、生きてるかも分かりませんが誰も居ない暗闇に、黒い雨とエッチに身体に纏わり付く魂に身動きが出来ません。


 ヌメヌメとした感覚が、足元から徐々に闇の泉に入れられて行きます、そうこの状況に成ったのはあの政治家のご子息の声が聞こえた、屋上から墜ちてる最中の事でした。


「君は、力が欲しいか?」

「………」


 私は返事が出来なかった、聞き覚えがある声でしかも前に行方不明に成った、隣のクラスに居た女子に人気な容姿端麗の、政治家のご子息で私が何回も付き合うのを断った相手だからです。


「ダメです、その言葉を聞いてはなりません!」


 優しくも温かな、女性の声が聞こえますが私の意識が闇に吸い込まれて行きます、そして闇より聞こえるあの───の声に私は拒否をしますが、贖いながら私は闇から逃げたいと強く思いました。


「我が声を受け入れろ! 抵抗は無駄だな足掻きだ!」

「ダメよ、貴女は………」

「残念だったな、どんな神かは知らぬが………俺様に屈しない人間の魂は存在しないのだよ!」


 私はこうして闇の泉に沈んで行く、全身が黒い龍の魂らしき大蛇の様に巻き付いたまま、私は抵抗すら出来ずに裸にされたまま黒い泉に沈んで行き、寒い冬の雨の日に私に傘を差し出してくれた、ぶっきらぼうで素直でないけど優しくて何故か、皆からは格好良く見えない様に容姿を隠してた瀬戸さん、結局瀬戸さんに昨日のお礼を言えず私は闇に墜ちて行く、唯一私の心に傘を差し出してくれた心優しい人。


 お母様にに望まれない子と呼ばれ、あの日お母様やお父様に良い娘として頑張って来た私に、最後の希望をお母様に打ち砕かれた日、お父様の気持ちは分かりませんがもう何時お父様と、家族として会話したのか記憶がありません、お手伝いさんの片桐さんが家族らしい家政婦さんでした。 今はもう家政婦さんでは在りませんし、契約も一人暮らししてる今と成っては再会も出来ません、そして今やお父様の私に対しての思いを確める事も、家政婦さんの片桐さんに再会も叶わなく成りました。


 私は黒く淀んだ、黒い泉の液体が口に無理やり入って来て、私の意識を刈取りそして私は意識を失くし、もう一人の私が生まれそして私の意思を無視し沢山の、異世界の人々の命を奪って行きます、私は心が壊れそうに成りながらもう一人の私を止めようと試みます、黒き竜や人間の様に黒い鎧を纏った黒竜騎士を先導する私に。


「もうやめて! 私はそんなのを望んでない、私は惨殺に人殺しの片棒を担ぐ何て嫌! 沢山の人々や世界が滅びるのを見るのが辛いの…………」

「何を言ってるの、私は貴女だけど私の意志はあのお方の物、お前に指図される覚えはないと言った筈だ!」


 何度言っても聞いてくれない、何故私の言葉が届いてくれないの? どうして悲しい顔をし、苦しんだ顔でそんな事を言うの?


「全ては、あのお方の為よ」


 辛い顔をしないで言わないでよ、枯れ果てた涙は出ない私は今も冷たい冬の雨と、黒いどろどろした雨と沢山手に掛けた人々の血の雨の中に居ます、私は切に願います…………早く私を殺して、私の魂が消える前に私を止めてと。


 そして私はオリジナル体を、アストラル世界に置いて行かれもう一人の私のアストラル体が、他の世界に再び向かいました。 そして私の運命が動き出しました、私は異世界での悪夢を断つ人物に私は出会うのでした。


 

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