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妹の暴露大会

「100%男」の息抜きで書いています。

大事なんで2回目の説明でした。


これから読むんですか?


明日……明後日……明明後日にでもいいんですよ?


妹のセレンの前世の記憶を聞いた俺は唖然としていた。


何その主人公みたいなお話……


ラノベだと御先祖様の意志を引き継ぎ、異世界で魔王を倒して来ますとかなりそうなんだけど……


俺がそんな妄想みたいな事を考えていると神之助さんが


「お嬢ちゃんも異世界に行ってみたいか?」


おぉ~と、妄想が現実になるのか?


「え~と、別にいいかな。前世の私も帰りたいって気持ち無くなってたし、それに本当は魔力ギリギリ足りてたみたいなの嘘ついてたから。」


「な、なんだと……アイツあの時、足りないって泣いてたぞ!」


さすがの神之助さんも驚いたらしい。さっきまでの笑顔がひきつってるし……


「あっそれ、嘘泣きだったよ。」


あっ!神之助さん固まった。

妹の前世の聖女の暴露話はまだまだ止まらなかった。


「だって歳とってお婆ちゃんになってたのに、今さら帰った所で1人で生きて行けないのわかってたし、シンさんの性格わかってたからシンさんに死ぬまで面倒かけたくなかったの。それにシンさん初恋の相手だったから余計に迷惑かけたくなかったみたい、若い時に着替え覗かれてたのも、シンさんだから知らないふりしてたんだよ。」


神之助さんが初恋の相手?

ってか神之助覗いてたの?


「あとね、シンさん歳とらないでしょ?元の世界に戻る魔法の研究も途中から若返りの魔法の研究の方を優先してたんだよね。結構嫉妬してたんだよ?若返りの効果を持ったヒールの開発も修行方法に植物にヒールをかけるとか嫉妬から編み出したんだよ。」


スッキリしたドヤ顔でいい顔してる、妹よ!



聖女のイメージがおかげさまで、見事に壊れたよ。


あと、我が一族の特技が嫉妬から生れたとの爆弾は凄すぎでしょ。


1番ダメージを受けた神之助さんは勿論動かない………いや精神的に死んだかもしれない。


家族もが固まっている中、動けそうなのは俺だけ…だ……何とかこの空気をかえないと………


「し、神之助さんは地球に来る前何をしてたんですか?」


何とか話を振る事が出来たけど、全く関係ない話を振れるほど頭は回らなかった。


ってか無理!


だけど、神之助さんが生き返った!さきほどまでの陽気な笑顔ではないけど………


「んあぁ、ち、地球に来るか?んぁ、地球に来る前は魔王軍の魔術部隊の副隊長だったぞ!」


どうも生き返ったばかりで、まともに言葉が出なかったみたいで「地球に来るか?」と変な事を言ったけど俺はスルーしておいた。


家族の誰もが突っ込みを入れなかったのは、皆大人だからと思いたい。


しかし妹が突っ込みを入れそう顔をしたので、すぐに俺はすかさず


「ふ、副隊長って偉かったんですね、凄いな~」


クッ、今のはわざとらしかったか………恥ずかしい(*/□\*)


副隊長!俺もう無理です。





読み終わりましたか………


また次読みます?

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