「異世界行きたい人いませんか~?」
一カ月ぶりに書きました。
なぜ?ブクマが増えているんだろう……
ほんでこれから読むんですか?
「いや~長く生きてみるもんだな、まさか生まれ変わりと話が出来るなんてよ。ほんで嬢ちゃん!どんな記憶を持ってるんだ?」
みんな時間停止の魔法にやられていたのに、首だけを「ギギ」と本当に音が出そうな感じでみんなが俺の隣のセレンを見た。
怖っ!
妹のセレンはもっと怖かったらしく固まってしまった。
「魔力も、もうちっと鍛えりゃ~聖女を追い越すぐらになりそいだし、もしかして俺帰れるかもな~まっ!今さらだけどよ。」
そんな場の空気も関係ないみたいに神之助さんが突っ込んできた。
は?帰るって………異世界に?え?行けるの?
今、「異世界に行きたい人いませんか~?」ってネットに募集したらどんくらい集まるだろ?
間違いなく俺の親友は手を挙げるだろうな……(;`・ω・)ノ
マジか?
俺は気になって神乃助さんに聞いてみた。
「あの~神之助さん、例えばなんですけど……俺、異世界に行きたって言ったら行けるんですかね?」
「んあ?多分行けるんじゃねぇ~かな。俺と一緒に行けばよ………あ~~昔の事思い出しちまったわ。こっち来たばかりの頃は帰りたくて帰りたくてよ~毎日毎日魔法の研究してたっけな~最初は一緒に来たアイツと戦ってばかりだったけどよ。いつの間にか一緒に魔法の研究しててよ、何十年かかったっけな?完成したと思ったらアイツ婆さんになってて「魔力が足りません」って諦めたんだよな~」
「そ、そうなんですか………」
「だが、坊主!あっちに行ったって何も面白くもなんともないぞ。やめとけやめとけ、坊主が行った所で半日生きてられっかわからんからな。」
「い、いや、例えばの話なんで……」
俺で半日かよっ!
「んで嬢ちゃん!どんな事覚えてるんだ?」
俺と神乃助さんの会話で家族も魔法が解けていた。妹も大丈夫みたいだ。
「え~と断片的に思い出したり夢で見たりしたんですけど、小さい頃は大きなお屋敷に住んでいたみたいです。12歳か13歳ぐらいで聖女だと誰かに言われて王様に会いに行きました。それから、え~と教会で暮らすようになって親と離れて淋しいと泣いていましたね。それから……あっ!勇者を召喚する事になって私が魔法陣の真ん中で祈っていました。召喚が始まるとすぐに魔法陣が光りその後突然黒い稲妻みたいなものが出てきて私の足元にガラスの上にでもいるみたいなヒビが出てきて割れて落ちたみたいです。それから、シンさん………す、すいません。」
妹がいきなり神乃助さんに謝った。
ん?今、最後に「シンさん」って言ったからか?
「おう!気にするなって、久しぶりに懐かしいその名で呼ばれて嬉しかったぞ。嬢ちゃんはアイツの生まれ変わりなんだし、これからはその名でいいぞ。」
「あ、ありがとうございます。私もなぜかシンさんと呼ぶ方がとても自然な感じがして……」
「ほんで嬢ちゃんは、魔法の研究の完成も覚えているんか?」
「はい!確か二人の魔力の波長を合わせて、私の魔力でシンさんの転移魔法をパワーアップさせて世界の壁をも超えて元の世界に飛ぶみたいな感じだったと思います。」
「おお、正解だ!そかそか覚えていたか……まっ実際やってみないとわからんが多分成功していたと思うぞ。」
そう言って妹と神乃助さんは笑顔で顔を見合っていた。
前世での絆みたいなもんかな……
って前世の記憶ってマジかよ!!!
読んだの?
マジか?




