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一番近くにある日常  作者: 友城にい
はじめに
1/19

簡単な説明と登場人物紹介

 これは、とある都道府県にある。ごく普通(?)のお屋敷の庭で、毎週日曜日に開かれるお茶会(?)でのお話の一部始終である。


 白くムダにデカいパラソル。六人用のテーブルでお菓子を食べ、いろいろなテーマを話したり、ムダに広い人工芝に覆われた庭で遊んだりする。


 そこで僕を含めた五人で毎週行われるお茶会(土曜祝日もする場合有り)のメンバーを簡単ながら、今のうちに紹介しておこうと思う。


 まずは屋敷の主人である中野なかの姫夏(きなつから紹介する。

 十八歳。身長は一七五cmぐらい。背中ぐらいまである金髪(染めているだけ)の髪をポニーテールで結っている。

 さらに巨乳で、いかにもお嬢様っぽいが嗜好や言動、趣向はやや一般庶民的。

 大雑把とまで言わないが、そういう性格をしている。

 食事も和食を好み、お昼はよく全国各地から取り寄せたカップラーメンを食している。

 まっすぐで、曲がったことを嫌う。

 普段はお嬢様口調だが荒ぶると口調がおかしくなる。

 趣味はアニメ、マンガ、ゲームみたいなある文化を好んでいる趣旨がある。

 通常なら高三のはずなのだが高校には行かず、屋敷に引きこもっている。理由は俺にも知らない。別に格段勉強ができるわけでもない、ましては並以下だったはず。


 二人目は北松きたまつ冬葉ふゆは

 高二の僕のクラスメート。黒髪のショートカットで身長は一五三cm。

 中一の時に一緒に学級委員をしたことをきっかけに友達になり、その後は腐れ縁のようにずっと同じクラスになっている。

 双子の兄。だんによくいじられたり、からかわれたりしている。

 内気で怖がりで人見知りも激しいが、よく周りの世話焼きをしているらへん努力家なのだろう。

 あと俺の勉強もよく手伝ってくれる。

 趣味は小説をよく読んでいて、最初は一般書籍の本を読んでいたが、最近はヒメ(姫夏のこと)に勧められてライトノベルも読んでいる。

 暖は…………後々でいいか……。


 じゃー、三人目は高西たかにし莉乃りのだな。

 高一で冬葉の友達。赤毛の混じった髪をツインテールにしている。身長は一四五cmと小柄(本人は気にしている)。

 いつも不機嫌そうな顔をしているので、冬葉と南雲なぐもちゃん以外にはそういう人だと思われているらしく、誤解を受けやすい。

 口調と仕草が男っぽい。

 甘い食べ物が大好物でお茶会に出てくるお菓子のほとんどを食べつくす。

 不機嫌のワケの大半が糖分不足なだけで、休み時間ごとにアメやクッキーで補っている。

 運動神経は以上の理由でできないが、本当は良さそう。

 動物好きもかなりのものらしく、冬葉の証言によれば自我を忘れてデレデレになる。みたいだが、いつかご拝見いただけるだろうな。

 趣味は、ゲームでよくヒメと対戦している。

 噂だが怒ると怖いみたいです。


 最後に吾妻あずま南雲なぐもちゃん。

 莉乃と同じ高一で幼なじみだが学校では、クラスが違う。

 雰囲気からか、僕はちゃん付けで呼んでいる。

 茶髪の背中まであるストレートヘアー。ヒメに負けないぐらいの巨乳(いやらしい意味ではない)身長は一六五cm。

 おっとりしていて、よくボーっとしている。

 勉強と読書の時だけはメガネを掛けている。

 年齢にそぐわないナイスバディのため、よくラブレターをもらっている。だからかいつも、莉乃に守ってもらっているらしい。

 おっとり口調でゆっくりしゃべる。

 勉強もよくできるため学年一位の成績。運動神経はそこそこみたい。

 趣味はとくにないみたいでラノベやマンガを冬葉と一緒に読んだり、アニメをヒメと観たり、ゲームもしている。

 よくヒメや莉乃の冗談に騙されているらへん純粋な人。


「……ふぅ~」

 さすがに四人も紹介するのは疲れたな、そろそろ退散するか――うん?  僕の紹介? いる?  いらな……い、よな……あれ? 目の前が……。



 ……………………

 う、うーん。ではヨルに代わって私が紹介しますわ。

 中野なかの夜夏よなつ

 高二で黒髪で身長は一六二cm。

 私のお世話係もこなす義理の弟ですわ。

 ツッコミもこなす超人でもありますわ。

 三歳の時に養子として引き取って、共に過ごしてきましたから、ほとんど私の弟のようなものですわね。

 ………………。


「なに勝手に紹介してんだよ!?」

「えっ? ダメでしたの?」

「いや、ダメとかじゃなく、なに勝手にやってんだよ!」

「いいじゃないですの、皆さんもヨルのことを知れて、キャッキャッウフフになってるに決まってますわ」

「ならねぇよ!? いないだろ!?」

「ぶー、まあいいですわ、ではまた会いましょう、バ~イ」

「ヒメ、キャラ変わってね!?」

 振り向いたらすでにヒメはそこにいなくなっていた。


 では改めて、

 難しい話は一切ない。こんな僕にとっての日常はきっと普通。端から見れば特別で異常かもしれないが僕からすればこれが普通で当たり前に楽しい日常なんだ。


 じゃー皆さん第一話で会えたら会いましょう。では。

読んでくださってありがとうございます。

『友城にい』という者です。

率直な感想。丁寧な感想なんでもどしどし待ってます。

誤字、脱字、作品内の矛盾などを見つけた場合、知らせてもらえると嬉しいです。

友城にい

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