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プロローグ

初めましての方は初めまして。

以前の小説を読んでいてくださった方はお久しぶりです?


今回からオリジナル小説を書いていきたいと思います。


どうか楽しんでいただけたら幸いです。

人や亜人、果ては悪魔や天使が存在する世界:『コージス』

この世界は、3つの大陸によって成り立っている。





1つ目は人間や亜人(獣人や鳥人、妖精等含み)が生活するもっとも大きな大陸


2つ目は大陸としての大きさは他の2つに比べれば小さいが自らを天使と呼ぶ存在が多数生活している浮遊大陸 別名:『天界』


最後は巨大な力をもった魔王と呼ばれる存在が複数存在し魔族や多種多様な怪物たちが存在する暗黒大陸 別名:『魔界』





3つの大陸でそれぞれの勢力が互いに干渉することなく各々の文化を築き上げている。

またそれぞれの大陸には、人々が忘れ去るほど昔……それこそいまだ神と呼ばれる存在がこの世界に存在していた時代に造られ、後の世界全てを巻き込んだとされる大戦争によって埋もれてしまった、今の時代には存在しない宝・魔物が未だ多数眠っている遺跡(といっても場所によっては現存する普通の魔物が根城にしている場所もある)がありとあらゆるところに点在している。



そして、人間と亜人が共存している大陸では大きく分けてそれぞれ違う文化を持っている5つの国によって統治されている。


1つは北に存在し、古代から存在する魔法を現代によみがえらせ、主に属性魔法を研究している国 『カーディル』


1つは南に存在し、カーディルと同じように古代の魔法を研究しているがこちらは召還や精霊魔法の研究をしている国 『アルカディア』


1つは西に存在し、他の国と違い機械技術が発達し強力な兵器や、限りなく人間に近い機械人形を作り出している国 『メルティア』


1つは東に存在し、先の3つの国とは違い魔力のみならず、自らの肉体に流れる力『気』を利用して戦う、武を極めた国 『クロイツ』


最後は中央に存在し、それら4つの国の技術があわさり様々な研究をしている国 『イセリア』


それぞれの国は多少の衝突はあれど特に大きな戦争や争いもなく、人と亜人も互いに助け合い暮らしていた。

それはまさしく平和と言っていいものだった。




しかし、その平和もある日突然打ち破られることになった。

数ヶ月前、突如、魔界の何人もの魔王が他の2つの大陸に向けて戦線布告をし多くの軍勢を差し伸べてきたのである。

この突然の出来事に人間側は多少の混乱は起きたものの、各国はすぐさま防衛線を展開し魔王軍を迎え撃ったのである。



現在戦況は膠着状態ではあるが、一部の戦線では魔王軍の一部が突破しどこかに潜伏したとの話も起きている。

この状況を打開すべく各国は遺跡に眠っていた秘宝などを利用しようと躍起になるが遺跡内部は…特に地下深くともなると、かなり複雑な上多くのトラップもあり、この中に存在する固有の魔物たちはどれも強力で相当の使い手でなければ生きて帰れないほどである。


そんな時、突如自身を勇者だと名乗る者たちがそれぞれの国で現れた。

彼らは普通の人ならば持っていない程の強大な魔力を持っていたり、今まで見たことのないような特殊な力や武器を持っていて、その力を使って魔王倒して見せるといった。

このような人物の登場に各国の王は半信半疑ではあったが、国だけではなく大陸全体の危機であったために多少の支援を行って旅立たせた。


なお、直後にどこからか話を聞いていた者の手により、勇者という存在は大きく取り扱われ、無駄な盛り上がりを見せたという。

そのときの勇者達はというと、こぞって…「やっぱ、俺がオリ主だな」や「これで魔王倒してハーレム一直線だ!」や「どうせ魔王は絶世の美女やロリっ子っていうオチだろ、まとめていただきだぜ」などわけの分からないことを言ってこれを聞いていた周りの人たちをドン引きさせていたという(本人は引かれていることに気がついていない)。








とまあ、世間では色々と大変なことになってはいるがこのお話の主人公はというと……




とある国に存在する遺跡の地下3階で……


「きぃぃぃらぁぁぁぁぁ!余計な物触るなって最初にあれほど言いましたよねぇぇぇぇぇ!?」


「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ」


狭い道を後ろから巨大な岩が転がってきている状態で走り続けていた。


「何であなたはあんなあからさまなトラップを触ったんですか!?」


そういいながら、見た目としては10代前半に見える金髪の少女、名前は『キラ』を腰に抱きつかせて走っているのは、キラより少し年上な10代後半の外見をした銀髪の少女で一応この小説の主人公である『ユウ』である。


「だってぇぇぇ!今まで同じような物触ってきたけど何もなかったんだもん!?」


「『だってぇ』じゃないですよ!そもそもそんな怪しいスイッチを触らないでください!!」


抱きついているキラに文句を言いながらユウは狭い道をひたすらに走る走る走る。


そのまましばらく走っていると目の前に左右に分かれた道が見えきた。


「キラ!どっちですか!」


「右!左からは魔物の臭いがするから危ない!」


「わかりました!!」


安全な方向をキラから聞き出し、その声に従い走っているスピードそのままに、なんとかうまく右側の通路に飛び込むユウとキラ。

飛び込んだ直後に2人の後ろからは岩が壁に激突した音が聞こえてきた



…………それと同時に自分達の足元に浮遊感を感じながら


「「はい?」」


2人は間抜けな声を上げながら地面を確認すると道は途中で途切れ底が見えないほどに巨大な空洞に自身の身を投げ出している状態なのであった。


「いーーーーーーやーーーーーーー!?」


「こらっ!?おちつきなさ…アッ…ど、どこさわってるのキラぁぁぁぁ!?」


そのままもつれ合いながら落下していく2人

果たして2人の運命はどうなるのか!?


簡単な捕捉~


世界観:

本編でも書いたとおり、種族ごちゃ混ぜ、文化もごちゃ混ぜ~。


基本的に人間側と魔王側の戦いのお話。

まあ、主人公参加する気ないですがね。


世界の名前や国の名前は意味があるのもあるけど、半分くらい語呂のよさと直感です。


人物設定に関してはいずれちゃんとした物を上げたいと思いますが簡単に説明すると。


主人公:ユウ

とある事情により死んでも勝手に転生してしまう状態になってしまった。

すでに転生回数は数え切れないほど行っている。

戦闘レベルは危険な遺跡に単身で突入して余裕で戻ってこれるレベル。

ただし、大概何かのトラブルに巻き込まれる…今回みたいにね。


キラ

今回大変なことを2度もしでかしちゃった残念な子。

これでも強いのよ?


では今回はこの辺でー。

よろしければまた次回でお会いいたしましょう。

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