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再生回数7回のラブストーリー  作者: 市善 彩華
第3章 マーガレット ── 心の揺れ、恋の兆し
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第18話「“同じこと思いましたw”が繋ぐ心の距離」

今回のお話では、二人の関係の中での“大切な言葉”が、心の繋がりを深めていきます。

些細なやりとりが、どれほど大きな意味を持つのか。

そして、“誰に言われるか”によって、その言葉が特別に感じられることもあるんだと。

少しでも感じていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞお楽しみください!

ふとした会話の中だった。


「これ、結構みんな使ってるみたいだよ」

涼也がスマホを見せながら笑う。


「そうなんだ」

結衣も画面をのぞき込み、目を細めた。

「でも……不思議だよね」


「何が?」


「“同じこと思いましたw”って、普通の言葉なのに」

「うん」

「涼ちゃん以外の人に言われても、全然響かないの。なんでだろうって思ってた」


「……俺も」

小さく笑う涼也。


「え?」


「俺も思ってた。結衣ちゃんに言われたときだけ、なんか……特別だった」


「……本当に?」


「うん。あのときのやりとり、すごく覚えてる」

“社食で優勝”とか、“う●こレベルの歌声(あえて伏せ字)って書いてあるけど違うでしょw”とか——

いろんな笑いの記憶が、ふっと蘇る。


「笑ったよな」

「うん、笑った……」


結衣は、あの日の自分を思い出す。

初めて送ったリプライ。

初めて返ってきた返信。


それが、ただのおもしろいやりとりじゃなくて、

心の距離を少しだけ縮めてくれた“魔法の言葉”だったこと。


「今でも思うの。“同じこと思いましたw”って、私たちだけの言葉みたいで、好き」


そうつぶやいた結衣の手を、涼也がそっと握る。


「また言ってほしいな、その言葉」


「え……」


「“同じこと思いましたw”」


ちょっと照れくさそうに笑う涼也に、

結衣もふわっと微笑んで、頷いた。


「同じこと……思いましたw」


──こんなふうに笑い合える今が、少しだけ愛おしくて。


ほんの一言がくれた、二人だけの小さな“合図”。

それは、始まりの頃と変わらず、

今もずっと、二人の間に優しく響いていた。

今回の“同じこと思いましたw”は、まさに二人の間にしかない特別な言葉になりましたね。

振り返ると、あの最初のリプライから、少しずつ心の距離が近づいていったんだなと感じます。

これからの二人の歩みも、一緒に見守っていただけたら嬉しいです。そして、4話・8話との繋がりも感じていただけると幸いです!


お忙しい中、読んでいただきありがとうございました!

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