はじめに
この物語は、私と、元暴力団員かつ元生活保護受給者である父方叔父の争いを中心に描いたものとなる。
冒頭で強調しておくが、フィクションではない。フィクションを書く気はなかった。第一の動機は、収益ではなかったため。
父に関しては、私の父親かつ父方叔父の兄ではあるものの、基本的には傍観者であり、動くことをしなかった。この姿勢は、本件に限ったことではない。経済・生活面における能力は非常に高く、安心もできたし、感謝もしている。が、人の上に立つ者としての能力は非常に低く、そのことは結果にも表れている。
原因は父にもあった。にも関わらず、自分の子と自分の弟の争いにおいて、その時々で自分にとって都合のいい発言に終始し、なので芯が通っておらず、右往左往するだけで何の解決もできなかったそんな男ではあるが、私と接触していたため省くことはできない。つまり、この三人が主要登場人物ということだ。
私は、父方叔父に強い怒り・・・を通り越し、殺意を抱いていた。ただ殺すだけでは腹の虫が収まらないと感じていたため、殺害直前には必ず拷問を加える必要があり、そのシナリオを描いていた。三人目の娘も殺害しようとまで考えたことはない・・・と、言えば嘘になる。
父方叔父は、父の下で働いていた。建築業界となる。しかし、父と衝突したことをきっかけに、父の下を離れ、暴力団員になることとなった。これは、私が父の下で働いていた頃に父から聞かされている。
まあ、父の下には収まらないだろう。父方叔父は、経済・生活面における能力は非常に低かったが、人の上に立つ者としての能力は非常に高かった。つまり、父とは正反対ということになる。
暴力団員としては、若頭つまりナンバー二にまで登り詰めている。そして、組長つまりナンバー一になって組を継続するか解散するかの選択で、上納金を理由に後者を選択し、再び建築業界へ戻ることを選んだ。
そんな父方叔父が、なぜ生活保護受給者になったのか。そして、なぜ自分の甥と衝突することになったのか。長きに渡る争いの結末はどうなったのか。
それらを、これからお伝えしていこうと思う。




