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第1話 ガスリア王国物語

約1500年前――


確かに、この地に「ガスリア王国」と呼ばれる国が存在した。

その王国を統治していたのは、ひとりの女帝・プウラ。


この国では、「おならの音の大きさ」が強さの象徴とされていた。

音が大きければ大きいほど、その者の力と威厳は増し、敬われる。

プウラは、誰よりも強力なおならを響かせることができた。

その力で民を従え、女でありながら、王国の頂点に立ったのだ。


王国の名物料理といえば、「おならラーメン」。

その日も、行列ができる人気店では、元気な掛け声が響いていた。


「いらっしゃい! おなら入れますかー?」


「おならマシマシでお願い!」


「ブゥッ!」


「これよこれ! お腹がギュルギュルいってきたわ。

次の“おなら決闘”では勝てそうね!」


そんな様子を、ひとりの男が冷ややかに見つめていた。


「ふん、そんなラーメンで勝てると思うな。

俺の料理にはかなわないぜ。」


挑発に反応した客のひとりが立ち上がる。


「なによ、そこまで言うなら、その“最強の料理”ってやつを作ってみなさいよ!」


男は黙って厨房に立ち、ガチャガチャと音を立てて鍋を振る。


「つかーん、がしゃがしゃ、ドカーン!」


数分後、彼は皿を差し出した。


「へい、お待ち。これはただの米の堅いチャーハンだ。」


「ま、まずい……。

でも、油でテカテカしてるし、米は固くて芯が残ってるのに

お腹がギュルギュルいってきた!


これ、おなら決闘大会で勝てるかもしれない」


そして、彼は言った。


「俺さ――

プウラ女王に、“おなら決闘”を挑もうと思ってるんだよね。」


「な、なに言ってるの!? 正気なの!?」

「相手は女帝プウラよ。負けたら打ち首よ。

……簡単に死ねるとは思わないことね。」


次回:おなら決闘、開幕――!

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