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幸せまっしぐら?

時間をかけて攻略するつもりがうっかりプロポーズのような言葉をかまして、快く承諾をいただいた七夜です。


ジゼル曰く、町について落ち着いてから彼の方から一緒に旅を続けたいと伝えるつもりだったとか。

それが思いがけずわたしの方から「これからも共に」という嬉しい宣言を受けてとても舞い上がっていると。


「あのさ、旅を続けたいってだけじゃないって意味で、とらえてもいいんだよな?」

不安げな顔で問うてくるジゼル、尊い。

もちのろん、一生涯かけてあなたと共に幸せな旅路を歩みたいという気持ちに間違いはない。

なんて重いことはこっぱずかしくていえないので全力でこくこくと首肯する。

すると、ジゼルは蕩けるような笑みを浮かべて尻尾をブンブンと揺らして「良かった」といってくれた。

尊い。

お互いになんとなく「えへへ」と笑い合う。

思いが通じ合うってなんて幸せな気持ちなんだろう。


…と、いつまでもふわふわお花畑を展開していても仕方がないので旅を再開する。

告白をする前より距離が近くなったのは言うまでもない。うむ。

女神さま、この幸せをありがとう!!


と、まあ二人の山なし谷なしな進展は置いておいて。


無事に近くの町に着きました、はい。

町に入るときに関税とかとられるのかなーと思ってたのだが、簡単に身元を聞かれただけだった。通過税がとられるのはもう少し大きい町からなんだってさ。

因みに私の様に身分証を持っていない田舎からでてきた若者は結構いるらしい。

むしろそういった者たちが独り立ちして何らかのギルドに登録し、働くために町にやってくるとのこと。


宿をとる前にギルドに討伐報告と私の登録に行くことになった。

なにかのイベントがない限りはそうそう宿が埋まることもないらしいので問題なし。最悪町の近くにある野宿スペースにいけばいいし。

ギルドに向かいがてら町中を散策。

ジゼルはここの町は良く利用するとのことで、どの看板が何の店だとか、おすすめのお店などを教えてもらう。

私的にはデート気分でるんるんである。

あ、説明してもらっている内容はしっかり「マップ」の能力に記憶してるよ。チート万歳。女神様ありがとう。


町歩きをしながらジゼルの腕に絡みついて彼は私のものですアピールもしっかりしてます。

なんでもない顔をしながらも尻尾は私の腰に添えられている。かわいいなぁ。


散策デートを楽しみつつギルドに到着。

ジゼルと一緒にいるためか、物語お約束のからまれるなんてこともなく受付を行い登録作業。

説明文を読んで、特に気になる箇所もないので承諾欄にサインを済ませたらランク証を受け取り終了。

ジゼルはわたしを受付に届けてから換金に行っているので、ギルド内に併設されている飲食店で待ち合わせすることになっている。

飲食店とはいっても、カフェのような感じで軽食や飲み物を提供しているタイプ。

飲み物を購入し、空いている席に着く。



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