周波数とホルモン
ヘリオの研究室は、かつて倉庫だった部屋だった。
今では:粗削りの木製の長いテーブル、震える字で書かれたラベルの付いたサンプルが並ぶ棚、まともな科学者なら泣き出すような原始的な器具、そして苛立ち。
大量の苛立ち。
「うまくいかない」とヘリオはその朝七回目に言った。
リキはすぐには答えなかった。
——濃度を変えてみたか?——
「ああ。三回。濃すぎると細胞が死ぬ。薄すぎると何も起きない」
——pHは?——
「確認した。再確認した。安定している」
——温度は?——
「蝋燭と氷でできる限り一定に保っている」
間を置いた。
——じゃあ何が問題なんだ?——
ヘリオは手作りの顕微鏡の下のスライドガラスを見た——銅管に取り付けた二枚のガラスレンズ、鏡で反射させた蝋燭の光で照らしている。
原始的。粗末。だが機能した。
細胞が見えた。あの忌まわしい形態形成細胞、体の第二の設計図を持つ細胞が。
そして止まらなかった。
常に活性化している。準備している。引き金を待っている。
「問題は」とヘリオは言った、「僕は物理学者だってことだ。生物学者じゃない。医者じゃない。力、エネルギー、粒子は分かる。細胞は分からない。ホルモンも。こういうのは……分からない」
椅子にどさっと座った。
両手で顔を覆った。
「即興でやっている。錬金術師でも笑うような道具で。そして誰も研究したことがない症状を治そうとしている」
——本物の科学へようこそ——とリキが乾いた口調で言った。——八十パーセントは失敗で、二十パーセントは何かを教えてくれる失敗だ——
「慰めになるな」
——慰めるためにいるんじゃない。助けるためだ。で、何が分かっている?——
ヘリオは背筋を伸ばした。
メモを取った——何ページもの注釈、スケッチ、仮説。
「形態形成細胞は存在する。普通の人では休眠している——そもそも存在するならば。人狼では存在し、活性化し、準備状態にある」
「月は電磁的な引き金。一定だ——満月になれば、変身は確実。教団の薬は増幅する。変身をより激しく、外部からより制御しやすく、化学的依存を生む」
「だが薬がなくても、変身は起きる」
間を置いた。
「だから細胞を……消す方法を見つけなければ。少なくとも眠らせる」
——今まで何を試した?——
「植物性化合物。天然の鎮静剤——濃縮バレリアン、メリッサ、カモミール。効果なし。細胞は完全に無視する」
「極度の低温。活動は遅くなるが止まらない。それに誰かを氷点下の温度に保つことはできない」
「鉱物性化合物。塩、鉄、銅。いくつかは細胞を殺す。役に立たない」
止まった。
「暗闘の中で手探りしている」
五日目、ヘリオは新しいサンプルを準備していた。
薄めたウロの乳——栄養成分が細胞の成長に影響するかテストしていた。
弱い理論だった。必死の。
だが強い仮説は尽きていた。
スライドガラスに乳を一滴垂らした。
それから、間違えて——疲労で手が震えて——多すぎる量を垂らした。
乳が隣に準備していた人狼の血液サンプルにもかかった。
「くそ」と呟いた。
急いで拭いた。
だが汚染されたスライドを捨てる前に、習慣で見た。
形態形成細胞が……
……止まっている?
いや。止まってはいない。
遅い。
ヘリオは固まった。
もう一度見た。
形態形成細胞——普段は常に活動し、微妙に動き、絶え間なく準備している——がほとんど動いていなかった。
まるで……
まるで眠っているかのように。
『リキ』
——見えている——
『乳が。何かをした』
——そのようだ——
ヘリオは新しいサンプルを準備した。
今度は意図的に。
人狼の血液。ウロの乳を一滴。観察。
同じ結果。
細胞が遅くなった。
死んではいない。消えてもいない。
だが活動が落ちた。劇的に。
「乳に何が入っている?」とヘリオは囁いた。
——脂肪。タンパク質。糖。ビタミン。ミネラル——
「何か特定のもの。ウロが……何のために生産するもの?」
考えた。
ウロは巨大だ。二トンの筋肉と骨。
あれほどの成長には精密なホルモン調節が必要だ。
成長しすぎれば腫瘍、奇形。
成長不足なら死。
「ホルモン」と言った。「成長調節ホルモン」
——普通の哺乳類にも存在する。細胞がいつ成長し、いつ止まり、いつ死ぬかを制御する——
「もしウロがその……強化版を生産しているとしたら? あれほど大きな体を制御するために?」
——そしてそのホルモンが形態形成細胞にも効くとしたら?——
「その通り」
ヘリオは丸三日間働いた。
原始的な分離——マナを調整して超高速回転を作り出す遠心分離、密度による分離、複数のろ過。
最後に残ったのは:透明で、わずかに粘性のある液体、かすかに乳の香りがするが別のもの。
粗製ホルモン抽出物、とメモした。純度:約六十パーセント? まともな器具なしでは分からない。
テスト。
形態形成細胞サンプル+抽出物。
六時間観察。
結果:細胞活動が七十パーセント低下。
対照テスト。
通常細胞サンプル+抽出物。
悪影響なし。
『機能している』と気づいた。『形態形成細胞には効くが、他には効かない』
『これは……』
——……特異的だ——とリキが続けた。——まるで形態形成細胞が成長シグナルに敏感で、これが停止を促すかのように——
「治療じゃない」
——いや。眠りだ——
「でも眠りは何もないよりまし」
——ずっとましだ——
ヘリオは抽出物の小瓶を見た。
おそらく……十回分ほど。
生産可能なウロが三頭いれば、もっと抽出できる。
無限ではない。だが十分。
「テストしなければ」と言った。「本物の人間で」
——トリンが志願するだろう——
「分かっている。でもその前に……」
壁の簡素なカレンダーを見た。
月。満ち欠け。日付。
「その前に、別のことを片付けなければ」
手紙は三日後にヴァルデメーレから届いた。
ヴィヴィアンが直接開けた——マーレン・ホルストの封印を見分けた。
中には:短いメモと包み。
「ヴァロリン男爵へ
ご依頼の笛。三百個、入手可能な最高品質。
なぜかは聞きません。
(でも気になります。)
——M.H.」
ヴィヴィアンは包みを開けた。
笛。犬用の。
三百個の小さな金属の筒、甲高い音を出すよう穴が調整されている。
それらを見た。
それから、ちょうど入ってきたヘリオを見た。
「ヘリオ」
「何?」
「笛が届いた」
「完璧」
「説明してくれる?」
「しない」
「ヘリオ」
「ヴィヴィアン」
見つめ合った。
彼女はため息をついた。
「分かった。でもこれがまたあなたの狂った発想の一つなら——」
「そうだ」
「やっぱり」
その夜、ヘリオは研究室の裏の小部屋にエリーゼを呼んだ。
扉を閉めた。
ヴィヴィアンが廊下を通りかかった——声が聞こえた。低く。真剣に。
言葉ではない。調子だけ。
ヘリオが何かを説明している。
エリーゼが疑わしげに答えている。
ヘリオが主張する。
長い間。
それからエリーゼ:「……分かった。あなたを信じる」
十分後に出てきたとき、エリーゼはヴィヴィアンには読み取れない表情をしていた。
困惑。疑念。だが決意。
「大丈夫?」とヴィヴィアンが尋ねた。
「ええ」とエリーゼが言った。
それからヘリオを見た。
「でも戻ったら、全部説明してもらうから。いい?」
「約束する」
ヘリオは夜明けに出発した。
六頭の馬。四人の兵士。十日分の食料。武器——使わずに済むことを願いながら。
ソーンが隣を馬で進んだ。
「これでいいのか?」と老魔術師が尋ねた。
「いいや」
「心強いな」
「でも必要だ。教団はまだそこにいる。十五人の子供を薬漬けにした。他にもやらないと誰が言える?」
「見つかると思うか?」
「手がかりはある。礼拝堂から。不完全な文書。子供たちの証言。何かは」
ソーンは頷いた。
出発した。
三日間、痕跡を追った。
打ち捨てられた礼拝堂は空だった——すでに分かっていた。
だが回収した文書には手がかりがあった。
村の名前。日付。曖昧な座標。
「東の山」とトリンが言っていた。「侍祭の一人が話していた。洞窟。複数の隠れ家」
東の山は二日の行程だった。
最初の隠れ家を見つけたのは四日目。
浅い洞窟。最近の焚き火の跡。食べ物の残り。
だが誰もいない。
「ここにいた」と兵士の一人が言った。「二日前。たぶん三日」
「方角は?」
兵士が痕跡を調べた。
「北東。深い洞窟の方へ」
続けた。
六日目、二つ目の隠れ家を見つけた。
ここには人がいた。
侍祭が一人。若い——たぶん二十五歳。
食事を準備しているところを兵士たちに囲まれた。
戦わなかった。即座に降伏した。
ソーンが尋問した。
「他の者はどこだ?」
「知らない……知りません!」
「嘘だな」
「違います! サエルが分散させたんです! グレンマールで失敗した後! その方が安全だと!」
「サエルはどこだ?」
侍祭がためらった。
ソーンが手を上げた。マナが輝いた。
「どこだ。サエルは」
「カーシムの洞窟です! 北に! ここから三日!」
ヘリオが近づいた。
「何人いる?」
「分かりません! たぶん十人! たぶん二十人!」
「他に人狼は?」
「いません! あれで全部でした! 十五人! 他にはいません!」
間を置いた。
「でもサエルは……サエルは探しています。いつも探している。追われた子供。孤児。絶望した者たち」
「薬漬けにするために」
侍祭は目を伏せた。
「……はい」
ヘリオは怒りを感じた——あの冷たく、制御された怒り——がより強く燃えるのを。
「カーシムの洞窟は正確にどこだ?」
「北に。ケス川に沿って。三日。印があります。木に赤い十字が」
ヘリオはソーンを見た。
「必要なものは得た」
「こいつは?」ソーンが侍祭を示した。
「連れていく。証人として」
侍祭を縛った。馬に乗せた。
そして北へ向かった。
だが洞窟へではない。
まだ。
まずグレンマールに戻る、とヘリオは思った。皆が無事か確かめる。それから……
——それから戻る。そしてこれを終わらせる——
グレンマールでは、ヘリオが出発して三日目の夜、満月が昇った。
エリーゼは眠っていなかった。
アルダスと北の見張り台にいて、森を見つめていた。
「戻ってくると思うか?」とアルダスが尋ねた。
「ええ」
「なぜ?」
「依存しているから。依存が薬を求めさせる。または最後に薬を打たれた場所に戻らせる」
「グレンマール」
「グレンマール」
アルダスはエリーゼから渡された笛を見た。
「これが……本当に効くと思うか?」
「ヘリオはそう思っている」
「そしてお前は彼を信じている」
「ええ」
アルダスは静かに笑った。
「俺もだな、たぶん。怪物に笛を吹けと言われても」
間を置いた。
「これが効いたら、一生忘れない」
「効かなかったら、忘れられるほど長く生きられない」
「いつも楽観的だな」
見張りが影を見たのは夜の十時だった。
森の中の動き。速い。複数。
警報の鐘が鳴った——三回の素早い打音。
住民がトンネルへ走った。
兵士たちが配置についた。
そしてエリーゼが柵の上に登り、震えない声で叫んだ。
「笛を配れ! 全員に!」
ヴィヴィアンはすでに動いていた——自動的な組織化。
三百の笛。住民から選ばれた三百人に。
子供にも。老人にも。
「私が『今だ』と言ったら、吹いて! 強く! 全員一斉に!」
疑わしげな視線。恐怖。困惑。
だが信頼。
エリーゼへの信頼。
ヘリオへの信頼。
影が森から出てきた。
十二匹の人狼。
逃げた全員。
戻ってきた。
飢えて。必死で。依存して。
変身はすでに始まっていた——体がねじれ、骨が軋み、毛が生えてくる。
グレンマールに向かって闇の波のように走ってきた。
エリーゼは笛を上げた。
「構え!」
三百の手が笛を上げた。
人狼は五十メートル。
四十。
三十。
エリーゼは笛を上げた。手は震えなかった。
だが心臓は震えた。
もし効かなかったら?
「今だ!」
三百の笛が同時に鳴った。
音は……奇妙だった。
人間には、かろうじて聞こえる。甲高い、不快だが耐えられる笛音。
人狼には……
止まった。
十二匹全員。見えない壁にぶつかったかのように。
手が——爪のある、毛に覆われた——耳に飛んだ。
叫び。咆哮ではない。純粋な苦痛の叫び。
アフゥゥゥゥゥ……
「もう一度!」とエリーゼが叫んだ。
二度目の一斉の笛。
人狼たちがのたうち回りながら崩れ落ちた。
次々と。
身をよじっていた。耳を覆おうとしていた。だが音は貫通した。
超音波。二万五千ヘルツ。同時に。狼の感覚には耳をつんざくほど。
肉体的なダメージではない。
だが痛み。混乱。集中不能。
「もう一度!」
三度目の笛。
立ち上がる人狼はいなかった。
地面に横たわっていた。震えていた。泣いている者もいた——半分人間、半分獣の声で。
荒い息をしていた。
「網を! 今だ!」
兵士たちが動いた。
素早く。効率的に。
十二の網。十二匹の人狼を捕獲。
五分で、終わった。
負傷者ゼロ。
死者ゼロ。
五分。
十二匹の人狼が罠にかかり、朦朧とし、敗北した。
笛で。
前回は剣がかすり傷しか与えられなかった。
魔法は効きもしなかった。
そして今……
笛。
続いた沈黙は完全だった。
それから誰かが笑った。
神経質な、ヒステリックな、解放的な笑い。
それから別の笑い。
また別の。
三十秒で、グレンマール全体が笑っていた。
残酷な喜びではない。
安堵。信じられなさ。馬鹿げた勝利。
アルダスは手の中の笛を見た。
「あの天才野郎め」と呟いた。
ヴィヴィアンは足を垂らして柵に座っていた。
「笛よ」と呟いた。「三日間かけて笛を配った。そして効いた」
何ヶ月ぶりかに、何も計算していなかった。
笑っていた。
エリーゼは捕獲された十二匹の人狼を見た。
それから笛を見た。
そして彼女も笑った。
「笛……」と誰にともなく言った、「いったいどうやって思いつくの?」
ヘリオは五日後に戻った。
囲いを見た。
十五匹の人狼。
十五匹全員。最初の三匹と、逃げた十二匹。
ゆっくりと馬を降りた。
「何が……」
エリーゼが笛を投げてよこした。
反射的に受け取った。
「効いた」と彼女は言った。「あなたの魔法の笛。完璧に効いた」
「全員……全員捕まえたのか?」
「全員。負傷者ゼロ。こちらも向こうも」
ヘリオは笛を見た。
それからエリーゼを見た。
そして微笑んだ。
本物の、輝く、誇らしげな笑み。
「効くと分かっていた」
「八十パーセントって言ってたでしょ」
「控えめに言った」
エリーゼが肩を叩いた。
強くはない。だが十分。
「次に天才的で狂った発想があったら、説明して。分かった?」
「まあ……説明しようとしても……」
「ええ分かってる……私たちには何も分からない。そうね」
間を置いた。
「教団は見つかった?」
ヘリオの笑みが消えた。
「手がかりが。位置が。証人が」
馬に縛られた侍祭を示した。
「居場所は分かっている」
「それで?」
「人狼たちが安定したら、戻る。そしてこれを終わらせる」




