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偽物令嬢〜前世で大好きな兄に殺されました。そんな悪役令嬢は静かで平和な未来をお望みです〜  作者: あいみ
第四章

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頑張る理由

 人がいては集中出来ないだろうと、騎士寮の一室に籠ることになった。


 私の気が散らないようにレイは別室で待機。


 やり方は至ってシンプル。


 ループタイと魔道具に、均等に魔力を流しながらくっ付けるだけ。


 専門の道具を使うと覚悟していた私としては、とても簡単なことに安心している。


 どういう理屈で組み込まれるのかなんてのは気にしたら負け。どうせ説明されても理解する頭を持ち合わせていないのだ。


 ここはゲームの世界。そう割り切ることにした。


 余計なことは考えずに、与えられた課題をクリアすることに全神経を注ぐ。


【シオン。何それ?】

 「通信魔道具よ」


 魔道具は思っていたよりも小さい。無線機のような大きさを想像していたわけではないけど、小型カメラよりも更に小さくて落としたら踏んで壊しそう。


 レイの手作りでもあり、誤って壊しでもしたら大変。取り扱い要注意。


 興味津々のノアールは匂いを嗅いで、前足でちょんちょんと警戒するように触れた。


 害がないとわかると転がして遊ぼうとするものだから、ノアールを机から下ろした。


 首を傾げられると悪いことをした気分。


 お昼寝のおかげで元気があり余っているようだ。


 「これはダメ」

【うん!わかった!】


 賢いノアールは大きく頷く。大事なことは伝えたら、きちんと納得して理解してくれる。


 パッチリとした冴えた目で経過を見守ってくれていた。


 二つを手に取り、体を巡る魔力を一気に流し込む。特定の量は決まっていないため均等になったところで、素早くくっ付けると魔道具は飲み込まれた。


 ──出来た。完璧。


 別室にいるレイを呼ぶとすぐに来てくれた。オルゼも一緒だ。


 そりゃそうよね。オルゼの物だもん。


 経過がどうなった気になって当然。


 自信満々にループタイを手渡した。受け取って、付ける前に正常に機能するかの確認。


 レイの懐中時計から連絡を入れると、昨日みたいな淡く光らない。それが何を意味するのか。


 「レディー。やり直しだ」


 ──うん。だよね。失敗。


 自分では完璧に出来たはずなのに。


 失敗している時点でどちらかに誤差があったことになる。


 簡単な物ほど難しいってことか。何事も経験して初めてわかることもある。


 「これ、どうやって取るの?」

 「流した魔力を抜けばいい」

 「抜く?どうやって?」

 「は?…………すまない。つい、スウェロ達のときと同じように接してしまった」


 本気でビックリした。


 突然の豹変っぷりに心臓がバクバク鳴っている。一回の失敗で失望されたのかと思った。


 レイの心がそんなに狭かったら、私の魔法の特訓には付き合ってくれていない。とっくに見限られている。


 悲しいことに、そういう自覚はあるのだ。


 レイのあらぬ態度にオルゼのほうが怒り出す。


 誠心誠意、心を込めて謝罪するべきだと。友達としてではなく、崇拝者としての言葉。


 驚いただけで気にはしていないから、謝ってもらう必要はない。


 言ってみるも断固として聞き入れられず、謝罪の催促。


 「レディー。本当にすまなかったな」

 「謝らなくていいよ。私の出来が悪いからつい、本音が出ちゃったんだろうし」

 「そうじゃないと、言えなくもないが……。冗談だ。そんな顔をするな」

 「シオンは繊細なんですから!俺達と同じ扱いをしたらダメではありませんか!」

 「お前は早く訓練に戻れ」

 「今ので確信しました。シオンと叔父上を二人には出来ません」

 「ノアールがいる時点で二人ではないし、私は別室待機だ」


 火花を散らすオルゼを軽く躱すレイ。相手をするだけ無駄だと言わんばかり。


 激しくではないけど、口論をしながらまた別室に戻って行く。


 ──いや、だから。どうやって魔力を抜くのさ。


 教えられないままポツンと取り残された。不意にノアールと目が合い、同じように、へにゃっと笑った。


 抜くってことは、流した魔力を回収すればいいってことだよね。イメージとしては吸収する感じかな。


 流し込んだ魔力が指先から順に体内へと戻り、血液と共に体を巡る。


 「よし。気を取り直して頑張るぞ」


 次は時間を数えながらやってみよう。


 心の中でゆっくりと一から十まで数える。目を閉じて余計な情報をシャットアウト。


 集中しなきゃ。次を成功させたらいいんだ。


 「いったかな?」


 見た目では判断がつかないため、実際に使用するしかない。


 私の通信魔道具で試すと、なんだかぼやけたように光った。


 成功していると信じたい反面、無理だろうと諦めている節もある。


 会話さえ出来れば成功と言っても過言ではない。私のほうから「マイクテスト中」と呟くと、聞くに絶えないノイズによって声は掻き消された。


 ──ホラーを関連させるノイズ音だったな。


 はめ込むために使った魔力は戻せるため、魔力の消費自体はないんだけど。体力の消耗は激しい。


 今度は十秒ではなくもう少し長めの十五秒。心を落ち着かせて。


 すぐに手を離せるように二つはテーブルに置いて、手は添えるだけ。


 均等になるように全く同じタイミングで手を離さなくては。


 「今度は完璧のはず」


 じっとしているのが飽きたノアールは完全に締め切られていない扉から外に出て二人を呼びに行く。


 二人を連れて戻って来たノアールは仕事を達成したようなドヤ顔。


 なんて可愛いのかしら。帰ったらいっぱい褒めてあげなきゃ。


 「今度のは自信あるよ」


 受け取ったレイは無言。


 魔道具を発動すると淡白い光を放った。


 ──これはまさに成功では!?


 嬉しさのあまり期待の眼差しをレイに向けた。


 が、希望はすぐに打ち砕かれることとなる。こちらからの声が一切聞こえない。ノイズさえも。


 オルゼの魔道具からなら声は届く。これでは通信の意味を果たさない。


 「レディー。やり直しだ」


 笑顔なのに目が全然笑っていない。影が落ちる瞬間を目の当たりにし、私の笑顔も消えた。真顔で二つを受け取り、魔力を外す。もう慣れてしまったものでお手の物。


 調子に乗ったことが恥ずかしすぎる。三十分前に戻れるなら、謙虚な気持ちを忘れたらダメだと教えてあげたい。


 初心忘るべからず。まさにその通りだ。


 連続してやり直しをしていると、段々と気が遠くなる。集中なんてとっくに切れた。


 体の疲労感はこれまでの非ではなく、休憩を挟まないと。


 レイにやって欲しい、オルゼの気持ちが痛いほどよくわかる。


 今からでもお願いしたら、やってくれないだろうか。


 そうだよ。だって私、魔力コントロールめっちゃ下手じゃん。


 特訓初日の記憶を都合良く消し去っていた自分が憎い。


 大まかには使えても、細かいコントロールが苦手だと判明していたのに。


 私は一体、何を持ってして得意げな顔をしていたのか。


 穴があったら入りたい。人目に触れることなく、二~三日は丸まっていたい。


 毎回毎回、呼びに行くのも手間で二人には同じ部屋にいてもらうことにした。


 圧をかけないように、レイは読書、オルゼはノアールと戯れる。


 気にされていないことが最早、プレッシャーだよ。


 特別なアドバイスがないまま、繰り返し挑戦をする。


 課題クリアは目標ではあるけど、一番はオルゼのために。


 オルゼはこの世界で初めての友達。何度も私の力になってくれた。


 これだけで受けた恩を全部返せるわけではないけれど。私もオルゼの力になりたのだ。


 頑張る理由なんて、それだけで充分。


 「レディー。流す魔力をもっと増やすんだ。今までのでは少なすぎる」


 手を離そうとした瞬間、レイからアドバイス?が飛んできた。


 既に片手を離した後だったから、これは確実に失敗。


 「レディーは魔道具のことはあまり詳しくないのか」

 「あまりじゃなくて全然詳しくないよ」

 「なるほど。どうりで」


 まるでレイは反省したかのように一言だけ謝った。


 二つを握り締めて三十秒以上。その目は真剣そのもの。


 「レクシオルゼ。次からは自分でやれ」


 終わったらしく、放り投げた。落とさないように両手でキャッチして嬉しそうに身に付ける。


 「通信魔道具は他の物と違って予め、本人の魔力が込められている。というのを、伝えていなかったな」

 「それだと何か変わるの?」

 「元の、レクシオルゼの魔力を半分埋めないことには通信魔道具としては使えないんだ」

 「つまり?えっと……今までの私は注ぐ魔力が足りなかったってこと?」

 「それもあるが、均等でもなかった」

 「む…」


 魔道具の発動に必要な物は魔力。それは必須。


 通信魔道具だけは特別で、持ち主の魔力を登録しなくては自分の声を相手に届けられない。一方的に聞くだけとなる。


 よくわからないけど、魔力で自分用に染めるってことでいいのかな?


 誰の魔力で組み込んでも支障がないように、レイが改良に改良を重ねたのが今の通信魔道具。


 小難しい理屈や説明は抜きにしてもらった。頭をパンクさせたくはないので。


 まぁ、とにかく。正常に使用するためにはオルゼの魔力の半分を埋める量の魔力を注がなくてはならなかったということ。よし、覚えた。


 まずないだろうけど、次にやるときはそこを気を付けておこう。


 「ブレットにはオルゼの魔道具を渡したよ?」

 「あの後。レディーが帰った後に、魔力登録をし直した。どこぞのバカが何の説明をしなかったからな」

 「う……。だって忘れていたんですから仕方ないでしょう」


 口を尖らせて拗ねた。しょんぼり落ち込むオルゼを慰めるようにノアールが指を舐めた。


 言い方が厳しいのは意地悪ではなく、成長を望んでいるから。決してドSだからではない。……そうじゃなかったらいいな。


 余計なことを口走って火花を飛んでくるのは避けたいので、このことは胸の奥に閉まっておく。鍵をかけて。


 「ねぇ。レイはどうやって魔力を均等に注いでいるの」

 「私のは参考にならないから、聞くだけ無駄だ」

 「えー、教えてよ」

 「私は鑑定魔法を使っているからな。目で数値が見えているだけだ」

 「なにそれ。羨ましい」


 鑑定しつつ魔力を注げるなんて器用すぎない?魔法を使うのだって魔力を消費する。


 魔力量が私の何十倍もあるからこそ出来る芸当。数値が見えていれば微調整も楽。


 レイの場合、鑑定魔法がなくても出来そうだけど。


 五大魔法とは異なる魔法を持ったとしても、それさえ長所として扱える。こんなにもカッコ良いことはない。


 自分の魔法と向き合える人がこの世界にどのぐらいいるんだろう。


 私は……受け入れられなかった。


 闇魔法でなければと、何度思ったことか。


 望んだ魔法と違えば、期待していた未来が閉ざされたと諦めてしまうのかな。


 「羨ま……?ふ、私の魔法を羨ましいと言ったのはレディーが二人目だ」


 昔を懐かしむように目を細めた。風になびく髪がとても綺麗だ。


 絵画のような立ち姿。題名はそのままで“美しき王子”


 胸が高鳴らないことに罪悪感を覚えてしまう。


 「一人目は聞いても困らない?」


 心を読まれそうな雰囲気だったため、レイの気を逸らした。


 「アルフレッドだ。王太子の」


 アルフレッド?その名前は確か……。


 頭の中になぜか入学式の日が鮮明に思い浮かんだ。


 私を嫌い、憎むあの国の人間があんな穏やかな笑みを浮かべながら、優しい声で話しかけてくれるわけがないんだ。


 隣国の王太子ならば、闇魔法の真実は知っている。


 でも、魔法の属性で嫌っていないとしても、悪女として私の悪名は轟いていた。


 あんな、まるで。優しさを与えてくれるよう、そんな……。


 ないない。あの人はモブキャラ。ちゃんと設定にそう書いてあった……はず……。


 必死に記憶を手繰り寄せる。


 あれ?おかしいな。私の(自信のない)記憶によれば、アルフレッド情報にモブなんて一言も書かれていない。


 落ち着け私。冷静になれ。モブキャラにわざわざモブなんて書く?書かないよね。


 メインとなるユファンとシオンには、ヒロインと悪役令嬢と記されていた。その他三人は攻略対象と。


 つまり!何も書かれていない人はモブってことだよね?やっぱりアルフレッドはモブ?


 考えれば考えるほど、わからなくなってきた。


 アルフレッドという名前はそんなに珍しいわけではないけど、今の段階ではまだ同じ名前を持った人と出会っていない。


 もちろん、絶対にいないと言い切れるわけでもない。


 ──もしも本当に、彼が王太子だとしたら?


 まさかと思いつつ、そうでない理由を必死に探す。


 リーネットの王族はレイだけが金眼ではなかった。私の目の前にいたアルフレッドの瞳は……青。温かみのある空の色。


 違う。彼はハースト王国の小伯爵だ。


 そうであって欲しいと言い聞かせる自分がおかしかった。


 彼が王太子であったとして、どうして私はこんなにも必死に“違う”理由を探しているのか。


 記憶のずっと向こうから聞こえる声。


 これはシオンではない。桜の記憶。




『ちょ、やばい!!めっちゃやばいんだけど!!』

『あはは。あんたの顔のほうがやばいって』

『ボキャブラリー崩壊しすぎ』

『で、どうしたの?この心優しい友達に、何がやばいのか話してみな』

『隠しキャラがいたらしいよ!ほら!!』





 超至近距離に画面を寄せられ、よく読めなかった。


 すぐに「近い!」ってツッコんで、開かれた公式ページを確認した。


 対象三人の好感度を五十にして、唯一の友情ルートでエンディングを迎えることで、隠しキャラである隣国の王太子、アルフレッドのルートが解放。


 生徒会副会長。長男の友人でもあり、身分を隠し秘密留学をしていた。


 アルフレッドの素性を知っているのは王族とグラン伯爵。長男にさえ明かされていない。


 アルフレッド攻略のエンディングではシオンは、魔物の巣窟に連れて行かれ、その後、姿を見たものは誰もいないと誰かがプレイしたネタバレ記事を読んだ記憶がある。


 どうして私は、こんな大事な情報を今の今まで忘れていたんだろう?


 隠しキャラの存在を知りつつも、ルートの解放をしていなかったからかな。


 攻略対象の好感度をMAX百に上げてエンディングを迎えると、限定スチルが貰えるため、私達はスチルのために頑張っていた。


 私を含めて丁度、三人いたからそれぞれ推しのルートを全力で。


 MAXまで上げるのは意外と難しいもので、ネタバレを読んでプレイするべきか悩んだ。


 それは愛じゃない!と一喝されて目が覚めた私は自力でどうにか頑張ったけど、無理だったんだよね。


 もう間違いない。アルフレッドは四人目の攻略対象者。


 王子が対象ではなかった理由も納得。別の形で王太子は用意されていた。


 「シオン?どうしたの?」


 アルフレッドが攻略対象(そう)であって欲しくない願いは壊れた。


 入学式で花を付けてくれたことも、私がユファンを突き落としていないと信じてくれていたことも、本当はすごく嬉しかったんだ。


 彼の、アルフレッドの言葉は私の心を微かに動かした。


 初めて目に見える優しさをくれた人だから。


 あのときの私はそれが優しさであることに気付けず、根が良い人だの、公爵家に擦り寄ってくるだけだの、本心を見ようとさえしなかった。


 時間が過ぎて、沢山の優しさに触れた今だからこそ、あれが優しさであったのだと、知ることが出来た。


 噂や魔法に惑わされることなく、シオンと接してくれていたのだと、冷えきった心に火を灯してくれた。


 嬉しかったはずの感情に暗い陰が落ちていく。


 アルフレッドが攻略対象ならば、行動や言葉の意味は大きく変わる。


 忘れていた記憶が蘇ってきた。


 アルフレッドはとても一途。自分が好きになったものにケチをつけられるのが嫌な性格。


 私に優しくしてくれたのは、ユファンに対する自分の評価を上げたいため。


 本気で私を心配し、思ってくれていたわけではない。


 あの頑張りも愛故に、かな。


 だってそうでしょ?いくら真実を知っていたとしても、好きな人が殺されかけたかもしれない。なんて噂を聞いて冷静でいられるはずがないんだ。


 目の前にいる私への憎しみを抑え、善人を演じたアルフレッドに賞賛の拍手を送る。


 ──心の中では私のことを見下し嘲笑っていたのだろうか。


 長男のように手を出して暴力に訴えたかったのかも。


 次兄のように隠すことのない殺意のこもった目で睨みたかっただろう。


 ヘリオンのように私の言葉なんて聞く耳持たずに跳ね除けたかったはず。


 すごいな。愛する人のために仮面を被り、良い人を完璧に演じるなんて。


 愛は人を狂わせ、人を変える。まさにその通りだね。


 感情に蓋をするのは得意。あの日の思い出は思い出として、記憶の片隅に閉まっておく。


 忘れてはいけない。この世界はあくまでも、ヒロインであるユファンを中心としていることを。


 彼らはユファンのためなら平気で私を殺す。


 ユファンのためという正義を胸に、(あく)を断罪するのだ。


 「レディー。体調が優れないのか」


 物思いにふけっていると大きな手が額に触れた。


 赤紫の瞳は心配そうに私を映す。


 「今日はもう帰って休むといい」

 「ううん。大丈夫。リンゴも採取しないといけないし」

 「休むんだ」


 脅迫のような笑顔と低い声。間を開けて頷くと、大きな手はそのまま頭を撫でる。


 ノアールを撫でるときのように優しい。


 世の女性は男性のこういう仕草に胸をときめかせ、好きになってしまうのだろうか。


 触れていいのはイケメンに限る、かもしれないけど。


 イケメン、もしくは好きな人以外にされるのはゾッとする。


 ──私は別に知らない人でなければ気にしないかな。


 女性は不意にこんなことをされたら、少なからず自分に好意があるのではと勘違いされてしまう。


 モテる自覚がないのは困る。周りも大変だろうな。


 イケメンで優しくて気遣いも完璧。


 モテ要素だけを詰め込んだ宰相。


 正直、余計なことをしないでと心の中で何度も叫んでいそう。


 危険なんてないのに、エノクが送ってくれることになり、今日はもう帰宅を余儀なくされた。

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