前へ目次 次へ PR 53/57 ガールズクロスライン 第27話(朝)光の森と星降る街 朝の木漏れ日が、緑のトンネルをやさしく照らしていた。 小鳥の声と犬の足音が重なり合う小径で、少女は制服の袖を揺らしながら笑顔で指を差す。 「見て、あそこ! ほら、光が踊ってる!」 差し込む陽光は葉の隙間で揺れ、舞う羽根のように輝きを織り成していた。 通りすがる人々の表情までほころび、日常がまるで祝祭の始まりに変わる。 少女の声は風に混じり、柔らかな希望の色を通りに響かせた。彼女の視線の先、陽だまりの中にはまだ知らぬ未来への道が光っていた。