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ガールズクロスライン 第26話(夜) 扉の先の街

夜、古びた建物の一角に灯る一枚の扉。

制服姿の少女はリュックを背負い、静かにその前に立ち尽くした。ドアの隙間から漏れる光はあたたかく、彼女の背を押すように揺れている。


「行ってくるね。きっと戻ってくるから」


小さな呟きとともにノブへ手を伸ばす。

扉の向こうには、星空の下に広がる無数の街と、まるで宇宙樹のように天へ伸びる建造物が瞬いていた。

彼女の胸は高鳴り、光の渦に包まれる足音が、新たな物語の始まりを刻んでいった。

挿絵(By みてみん)



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― 新着の感想 ―
エルさん、こんばんは。 第26話朝・夜の回拝読しました。 私、カフェ好きなのです。 街の喧騒から離れ、落ち着いた優しい自分だけの時間の波に乗ったようで。 本を読んでもいいし、絵を描いてもいい。 物思い…
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