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ガールズクロスライン 第23話 眠気と星鯨の都市

朝の光がカーテンを透かして部屋に射し込み、観葉植物の葉がきらめいている。

パジャマ姿の少女は大きなあくびをして、片手で目をこすりながら立ち上がった。

まだ夢の余韻が残るように瞼は重いけれど、その頬にはほんのりと赤みが差している。

机の上のパソコンや本は、今日も始まる小さな冒険を予感させていた。彼女は小さくつぶやく。


「ふぁぁ……今日もがんばらなきゃ」


その声は柔らかな陽だまりに溶け込み、眠気と新しい一日のはじまりを繋ぐリズムとなった。


挿絵(By みてみん)

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