↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Invisible to the Eye 〜目には見えない大切なもの〜  作者: ダークキング


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
33/33

最高の青春〜目には見えない大切なもの〜

「みんな、卒業おめでとう」

卒業式の日、結衣先輩が俺たちのために卒業式に来てくれた。

「ありがとうございます」

「葵、隼人、李璃。遅くなったが、大学合格おめでとう」

「ありがとうございます」

「これからはみんなバラバラだな」

「俺と李璃、俊と結衣先輩は同じ大学だけど……」

「私だけ違う大学だけど、大学でいい人見つけるつもり」

「いつでも恋愛相談してね、葵」

楽しそうに話す葵と東さん。高校で無二の親友が出来てよかったな葵。

「俊、小野田さんは料理の専門学校決まったみたいだぜ」

「料理好きなだけに、料理の専門学校はピッタリだな」

「小野田さんに振られた二人が二年後には彼女いるって不思議なもんだな」

「お前は振られた数ヶ月後には彼女いたじゃん」

「……確かに」

思わず笑いだす俺と隼人。

「藤岡くんも彼女出来たんだ。私も専門学校ではいい人見つかるといいなぁ」

独り言のように呟《つぶや》きながら近くを歩いていく小野田さん。

俺たちが気づくことはなかった。

「卒業祝いにカラオケでも行く?」

「いいなそれ」

「行こう」

「あー……悪いけど俺たちはパスで」

「えー」

残念がる葵。

「悪いな葵。これから初デートなんだ」

「……それは邪魔しちゃ悪いな」

「そうだね」

「大学は違うけど、家は近いんだからいつでも会えるさ」

「そうだね」

「結衣さん、俊くんを頼んだよ」

「ああ、任せてくれ」

葵は俺の母親か!

「二人とも、末長くお幸せに」

「東さんも、隼人と末長くお幸せに」

「俊、なんかあればいつでも連絡してこいよ」

「ああ、隼人もな」

葵、隼人、東さんに見送られながら、俺と結衣先輩は学校を去る。

「結衣先輩、買い物はサカキでいいんですか?」

「ああ……。俊太、お前は私の彼氏になったんだから、その呼び方はやめろ」

少し照れながら言う結衣先輩。

「ずっとこの呼び方だったんで、なかなか難しい注文ですね」

「私のためならどんな試練も乗り越えるんじゃなかったのか?」

悪戯《いたずら》っぽく笑う結衣先輩。

「……分かりましたよ。じゃあ、結衣。春服でも見に行きますか」

少し驚いた顔をする結衣。

「……ああ、そうだな」

嬉しそうに呟《つぶや》く結衣。

真面目で堅物に見られがちな人だけど、やっぱり笑うと可愛い。

「そんなジロジロと人の顔を見るんじゃない」

少し赤くなる結衣。

「……まさか結衣と付き合えることになって、こんな可愛い顔を見れるなんて、高校入学した時には想像もしていなかったんで」

「……年上をからかうな」

耳まで赤くなる結衣。

高校入学の日、こんな未来が待っているなんて想像もしていなかった。

この三年間に悔いはない。

そう胸を張って言えるのは、結衣を含めて俺を支えてくれたみんなのおかげだ。

目には見えない大切なものは、ずっと俺のすぐそばにあった。

そのことに気づけた三年間は、俺にとって最高の青春だった。

これからどんな未来が待っているか分からないが、結衣とならきっとどんな困難も乗り越えられる。

高校生活は終わったが――

俺の青春はここから再び始まる。

最後までご愛読いただき、ありがとうございました。

部活などには疎《うと》いため、調べながら書きました。

温かい目で見ていただければ幸《さいわ》いです。

最後の方は詰め込むような形になっておりますが、話数が前作と同じになったのは、完全にたまたまです。

次回作は現在執筆中です。

年内掲載を目標に、執筆を進めております。

次回作もご愛読いただければ幸《さいわ》いです。

ご愛読、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。