処女日記第一 エリセナ
私はエリセナ・シルベストン。今日は私の新しい夢を追いかける日です。
それはアイドルになること!
私はすでに両親と家族にこの夢のことを話しました。お母様は全力で応援してくれましたが、お父様は……もちろん、私が公衆の前に自分を晒すことに反対でした。どうしてそんなに反対するのか、今でも不思議です。
幸い、お母様がお父様を説得してくれました。条件は、お母様が私のマネージャーになって、ずっと見守ってくれることでした。お父さんがどれだけ過保護なのかを改めて実感しました。
オーディション会場に向かう車の中で、緊張が一気に襲ってきました。私は深呼吸を繰り返して自分を落ち着かせようとしました。
私の繰り返す吐息を聞いて、お母様が優しく私の手を握ってくれました。
アリシア:「大丈夫よ、エリ。私のかわいい娘なら、オーディションなんてお茶の子さいさいよ! ママはいつだってエリを応援してるからね?」
エリセナ(優しく微笑んで):「ありがとう、お母様!」
ラインハルト(運転しながら):「着きました、エリセナ様……」
お母さんの温かい言葉がとても心強かったです。車がスターライト・エンターテイメントの駐車場に到着すると、私はすぐにアストンに電話してオーディションのことを伝えました。
彼はほとんどすぐに電話に出ました。
アストン:「エリセナ……? 週末に電話してくるなんて珍しいな。何か用事?」
エリセナ(頰を膨らませて):「用事がなければ電話しちゃダメなの? 迷惑?」
アストン(慌てて):「そ、そんなことない! むしろエリセナから電話をもらえて光栄だよ!」
エリセナ:「ふふっ……また大げさなんだから!」
二人で笑いながら通話は続きました。
エリセナ:「アストン! 聞いて! 今日は私のアイドルオーディションの日なの! 今、スターライト・エンターテイメントに着いたところ!」
アストン:「本当!? マジでやるんだ!? わあ!! すごいじゃん! まさか僕が、アイドルの友達ができるなんて!」
エリセナ:「ちょっと待って! まだ受かってないんだから!」
アストン:「でもエリセナなら絶対に受かるよ! 僕が保証する!」
彼の純粋な応援の言葉を聞いて、心の中に熱い炎が燃え上がりました。自信が溢れてきて、どんな困難も乗り越えられる気がしました。
エリセナ(明るく):「うん! ありがとう、アストン!」
私の会話を聞いていたお母様が興味津々になりました。
アリシア:「エリ……誰と話してるの?」
エリセナ:「あ……前に話した友達の、アストンよ」
電話越しにアストンの声が聞こえました。
アストン:「もしもし? エリセナ? まだいる?」
お母様の目が輝きました。ようやく娘を救ってくれた少年の声が聞こえたのです。
アリシア(興奮して):「エリ、少し貸して!」
エリセナ:「ええっ……なんで?」
アリシア:「ちょっとだけ。いいでしょ?」
私は渋々電話をお母様に渡しました。
アリシア:「もしもし……エリセナの母、アリシア・シルベストンです! あなたがエリの友達のアストンさんね? うちの娘をいつもお世話になってありがとう!」
アストン(緊張して):「えっ!? エリセナのお母さん!? あ、はい、シルベストンさん! こちらこそありがとうございます! エリセナをこの世に産んでくれてありがとうございます! あっ! 何言ってるんだ僕は!?」
彼の慌てふためきながらも優しい言葉を聞いて、お母さんは頰を赤らめました。
アリシア(優しく):「まあ……なんて口の上手い子なの……」
アストン:「失礼しました、シルベストンさん! 失言です!」
アリシア:「いいの!いいの! それで、学校でのエリはどんな子? いい子にしてる?」
アストン:「とってもいい子です!彼女からたくさん僕を助かりました!」
アリシア:「まあ! それは本当なの? エリのお母さんとしてあんなにいい子聞いたら、とっても嬉しいわ!」
お母様が楽しそうに話しすぎているのを見て、私は慌てて電話を取り戻しました。
エリセナ(苛立って):「もういいんでしょう、お母様!」
アリシア(驚き):「あら……」
私はアストンと少しだけ話して通話を終えました。
降車する時、ラインハルトさんは車の中で待つことにしました。
ラインハルト(お辞儀して):「頑張ってください、エリセナ様……」
エリセナ(微笑んで):「ありがとう、ラインハルトさん!」
数分後、お母様と一緒に私はオーディション会場に向かって歩きました。
スターライトさんが審査員席から私に気づき、明るく手を振ってくれました。
エリセナ(心の中で決意を込めて):よし! 絶対にこのオーディションに合格して、アイドルとしてデビューするわよ!
オーディションが始まり、私は自分の順番を待っていました。早めに到着したおかげで、他の数百人の参加者の中で良い番号——018番——をもらえました。
待っている間、周りの女の子たちがみんなとても綺麗で可愛くておしゃれに見えました。こんな普段着で来て本当に良かったのか不安になりました。
エリセナ(心の中で):やっぱりもっとちゃんと着飾ってきた方が良かったかも……?
しかし残念ながら、私の番がもう来てしまいました。
審査員:「018番! ステージへどうぞ!」
アリシア(興奮して):「さ!エリの番よ! 頑張ってね!」
エリセナ(緊張して):「う、うん、お母様……」
審査基準は容姿、ダンスと歌のスキル、そして曖昧だけど極めて重要な要素——「スター・オーラ」と呼ばれる、人々の視線を自然に引きつける力でした。
エリセナ(自分に言い聞かせて):私に資格があるかどうかわからないけど……スターライトさんや、お母様、そしてアストンも信じてくれた! 絶対に期待を裏切れない!
私は落ち着いた、でも慎重な足取りでステージに上がりました。
エリセナ:「018番、エリセナ・シルヴェストン、16歳です! どうぞよろしくお願いします!」
スターライトさんの目がステージ上の私を見て興奮で輝きましたが、彼はプロとして冷静さを保っていました。
スターライト氏(落ち着いて):「シルベストンさん……ステージはあなたのものだ。存分に見せてくれ!」
エリセナ:「はい!」
歌に自信があったので、私は歌からパフォーマンスを始めました。
歌い始めると、審査員と観客は驚いたように静まり返りました。
エリセナ(心の中で):これは良い兆候! 次はダンスよ!
私はできる限り優雅に踊りました。小さい頃にお母様が入れてくれたバレエのレッスンのおかげで、かなり上手くできたと思います。
最後に、私は優雅なポーズでパフォーマンスを締めくくりました。お母様のファッション雑誌をたくさん読んでいたので、いい感じのポーズを知っていました。
パフォーマンスが終わると、審査員たちは互いに囁き合いました。
短い議論の後、スターライト氏が突然立ち上がり、拍手を始めました。
スターライト氏:「ブラボー!! ファンタスティック!! エクセレント!! シルベストンさん! やはり君にはそれがある——スター・オーラだ!!」
審査員2:「同意ね……あなたの歌とダンスのスキルも素晴らしいわ!」
私は明るく笑顔を浮かべて好評を受け取りました。
エリセナ:「ありがとうございます!」
審査員3:「ただ、最後のポーズは……少しイメージを崩してしまったね。私たちが感じた君のタイプは、クールビューティーやエレガント系ではなく、明るくて温かくて可愛いタイプですからね」
エリセナ(驚き):「えっ?」
審査員2:「確かに……あの不要なポーズがなければ満点だったのに」
エリセナ(衝撃を受けて):「うそ!?」
スターライト氏:「というわけで、審査員一同の結論は……」
エリセナ(震えながら、心の中で):やばい……私が自分のパフォーマンスを台無しにしちゃったの? これは夢を実現する唯一のチャンスだったのに……!
私は結果発表を待つ間、神経をすり減らしてごくりと唾を飲みました。不必要なミスで苛立ちが募りました。落ちたらきっと立ち直れないと思いました。
スターライト氏:「おめでとうございます、シルベストンさん! あなたは合格です!」
エリセナ(信じられない様子で):「え? 私は……合格? 本当に?」
膝から力が抜けました。安堵のあまり涙が溢れました。
お母様がすぐに駆け寄って強く抱きしめてくれました。
アリシア:「よかったわね、エリ! 本当にやったのね!」
エリセナ(涙を拭いて):「うん、お母様!」
私はお母様と一緒にステージを降り、次の参加者のオーディションが続きました。
その夜、私はアストンに結果を伝えました。
アストン:「エリ……オーディションはどうだった?」
エリセナ(明るく):「ふふっ、当ててみて?」
アストン:「うーん……君のいい声からすると、やはり受かったんだろ?」
エリセナ:「そうよ! 実はね、自分のパフォーマンスを台無しにしちゃって、落ちるところだったの!」
アストン(驚き):「えっ!?」
スターへの扉がついに開きました! 通話は平和な夜が更けるまで続きました。
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処女日記第一 エリセナ 終




