最強の剣士②
市川円も逃げ出すわ。
(日路、この男とは過去に闘ったことがある。)
(えっ⁈本当か、光月?)
(ああ、この男は次元が違う、気をつけろ、日路。)
(了解だ。)
「会話は終わったか?」
そう斎藤さんが言った瞬間、、、
一瞬で俺の間合いに入る。
「壱閃」
はっ、速い⁉️
ブシャー
咄嗟に体を曲げ回避するが、右肩に傷を負う。
「ほう、咄嗟に避けたか。」
速すぎて見えなかった、、、
避けなかったら終わってた、、、
師匠の言っていた事はこの事か、、、
「さあ、行くぞ。」
またあの技が来る‼️
神気開放‼️
「極衣天上闘衣」
次はこっちから行く。
「はっ‼️」
「神武流一の手 虎砲‼️」
これを難なくかわす。
速い‼️
くっ⁉️
「神武流五の手 刃桜‼️」
これもかわす。
なら、これで、、
「神武流三の手 風の閃き。」
上に飛びこれもかわす。
よし、空中なら‼️
「神武流十九の手 飛龍」
「壱閃」
なっ⁉️
ヤバい⁉️
(神武流二十の手 水の羽衣)
「ぐあっ⁉️」
羽衣と闘衣が無かったら死んでた、、、
「それで終いか?」
ヤバい、この人、本当に強い、、、
市川円やレオ•シルフィードとは違う絶望感がある、、、
「これで終いなら、がっかりだな。」
「斎藤総司令、私の愛弟子はこんなもんじゃないですよ。」
し、師匠、、、
「ふっ、そうか、楽しみだ。」
考えろ、、、先ずはあの攻撃を見破らなければ中に入れない、、、
よし。
「神武流七の手 影縫い(かげぬい)」
「んっ⁈」
「黒い影?、足が動かない、、」
よし‼️
「風の閃き‼️」
「はあー‼️」
「くらえーーー‼️」
「日天神武流 風刃‼️」
ドゴーーーーーーーーーーン‼️
斎藤さんが吹き飛び手応えを感じた瞬間、、、
「蒼真君、油断したら死ぬ。」
ゾクっ、、、
全身に鳥肌が立ち、死の文字が見えた、、、
「壱閃」
(日路‼️)
(咲良⁉️)
「行くぞ、光月‼️」
「白雷‼️」
「日天神武流 雷刃‼️」
バキッ‼️
カーーーーーン‼️
お互いの刀がぶつかり弾く。
「「ざっ‼️」」
お互い構えの状態で静止する。
見えた‼️、あの壱閃と言う技の正体。
雷刃の光ではっきり見えた、あれは居合だ。
目にも映らない神速の居合、、、
何とか対応できた、、あの技を防げさえすれば、、
「蒼真君、この技を防げれば何とかなると思っているのか?」
「えっ⁉️」
「先程も言ったがその油断が命を失う。」
「それに、一つ言っておく。」
「壱閃は俺の技の中で1番軽く遅い技。」
「残り6段階の上位交換がある。」
「段が上がるほど強く、早くなる。」
なっ、、、、、、⁉️
全身に鳥肌が立つ、、、、、、
絶望感が俺の中を闇の様に包み込む、、、
「さあ、行こうか。」
「弍閃」
7月13日は連載休みになります。
次回は14日に予定しています。
よろしくお願い致します。




