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お兄ぃ覚悟して下さい②

ご馳走様でしたお兄ぃ❤️

寝る準備を整えた後冷蔵庫を開け美羽と母の作ったご飯を見て感謝しつつ明日食べる事にして、問題はここからだ、、、

恐らく俺の部屋に居るであろう(いる)最愛の妹をどうするかだ、、、

俺が悪いとはいえ、このままだと食われてしまう。

こんなにも自分の部屋に入りたくないと思った事はない。

恐る恐るドアを開ける、、、

俺のベッドに美羽が可愛い寝息をたて寝ている。

あれ?本当に寝てる?

助かったのか、、?

そ、そうだよな、いくら美羽がお兄ちゃん大好きっ子でも異性として見てるわけないよな、、

うん、そうだ、そうだ。

よし、お兄ちゃん安心しました。

じゃあ今日は久しぶりに美羽とゆっくり寝よう。

部屋の電気を豆電にしてベッドに行き横になる。

隣でぐっすり寝ている美羽を見て本当に安心する。

はぁ、、今週は色々あったなぁ、、、

濃すぎだろ、、、

本当に面倒くさくなってきたなぁ、、、

明日、ちゃんと会長に俺の答えを話そう。

疲れが溜まっているのかすぐに寝れそうだ。

「おやすみ、美羽。」


寝ましたね、お兄ぃ。

では約束通り頂きます❤️

お兄ぃ覚悟して下さいね❤️


「う、う〜ん。」

起きて隣を見たら美羽はいなかった。

あれ?美羽早いな。

まだ6時だぞ?

途中で自分の部屋に戻ったのかな。

このベッドじゃ流石に2人は窮屈だよな。

まっ何にしても変なことにならないで良かった。

けど口の周りがカピカピなんだけど、、、

何か全身も心なしか、、、

「トントン」

「お兄ぃ?起きたー?」

「うん、起きたよ。」

「おはよう、美羽。」

「おはよう、お兄ぃ。」

美羽が抱きついてきてほっぺにキスをする。

まっ、これくらいはね。

「美羽は朝いなかったけど自分の部屋で寝たのか?」

「うん、トイレに起きてお兄ぃ起きたら嫌だったから自分の部屋で寝たよー」

「そっか、優しいな美羽は。」

美羽はやっぱり変なことをする子じゃない。

うんうんうん。

そうだよな。

さすが、我が愛する妹よ。

「じゃあ着替えて昨日愛を込めて作ったご飯ちゃんと食べてね❤️」

「うん、わかったよ、

ありがとう美羽。」

「じゃあ用意して待ってるねー」

ふふ、ごちそうさまお兄ぃ❤️


身体全体がカピカピしていたのでシャワーを浴び着替えを済ませて、美羽と母さんが作ったご飯を有り難く頂き、あっという間に学校に行く時間になった。

「じゃあ先に行くねー、ママ、お兄ぃ、行ってきまーす‼️」

「言ってらっしゃい。」

「気をつけてね、美羽。」

「さて、俺も行くか。」

「言ってらっしゃい、日路。」

「行ってきます。」

学校へ向かっていく途中。

「日路君ー?」

委員長が声をかけて来た。

「美月、おはよう。」

「おはよう、日路君。」

「体調は大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよー」

「昨日、日路君にたくさん元気を貰ったから‼️」

「そっか、良かったよ。」

「それでさ、まだ日にちはあるんだけど今日、会長に話そうと思う。」

「だから、放課後、美月も一緒に来てくれないか?」

「うん、私は日路君にどこまでもついてくよー」

「ありがとう、美月。」

この選択でこの連鎖を終わらせる。




5月17日は掲載休みになります。

明日18日掲載予定ですのでよろしくお願い致します。

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