蒼真日路の日常⑦
山登りだって。
委員長と教室に入りクラスメイトと軽く挨拶をして席に着く。
直ぐに委員長もこちらに来る。
「日路君、話そー」
ここに来るまで結構話したけど?
「良いけど、あと10分位で始まるからな。」
「うん‼️」
いい返事だな笑
「そう言えば、新川さんは今日来てるのかな?」
「日路君?気になるのかな?」
委員長のほっぺが膨らむ。
「あんな事があったから心配でさ。」
「本当にそれだけかなー?」
「それだけだよ。」
「まぁそうしときましょう。」
委員長は何を疑ってるんだ?
「新川さんは来てるはずだよ?」
「部活も行けてなかったから取り戻すって言ってたからー」
「そっか、良かった。」
あの時も感じたけど新川さんは強い女性だ。
「日路君、新川さんに手を出したら駄目だよー?」
「出す訳ないから、何で出すのさ?」
「日路君モテるから‼️」
「美月、お前は何もわかってないな。」
「俺はモテないぞ‼️」
疑いの目でこちらを見ている。
キーンコーン♪
予冷が鳴る。
「日路君また後でねー」
「ああ。」
委員長が自分の席に戻り、担任の七瀬先生が来る。
「おはようございます。」
七瀬先生の優しい声が心地良い。
「今日は来週の金曜日にある山登りの班決めをしまーす‼️」
えっ!?
山登り??そんなのあったのか、、、
来月は学園祭だろ?何でここの学校、行事がこんなにあるんだ?
しかも、高校にもなって山登りって、、、
よしサボろう。
「蒼真君?サボらないでね❤️」
「はい、、、」
先生も委員長と一緒で人の心を読めるのか?
なんてな、、、
「じゃあ今日の放課後までに男女関係なく4名を決めて報告して下さい。」
「じゃあホームルーム終わりまーす。」
はぁ、憂鬱だし面倒くさいなぁ。
昼休みになり周りは弁当を広げながら班決めをしている。
俺はと言うとぼっちなので食堂に行くとしよう。
「日路君?」
「えっ?美月?」
「どした?」
「私の班に入れたから絶対にサボらないでねー」
「美月の班?」
「うん、紹介するねー?」
「蒼真君、よろしくね。」
「えっと、、、」
「星野志津です。」
「星野さん、、よろしく。」
「私は阿部瑠奈よ、
よろしくね。」
「よろしく。」
「同じクラスになって2ヶ月くらい経ってるのにクラスメイトの名前覚えてないのはどう言う事?」
「ごめん、、俺、名前覚えるの苦手でさ。」
「瑠奈ちゃん、そうやって詰めるのはダメ‼️」
「そうだよー、瑠奈ちゃん‼️、日路君は悪気は無いんだよ、頭が悪いだけなんだからー」
酷い言われようだ、、、
「ごめん、ごめん。」
「気にしないで、阿部さん。」
「じゃあ今回の山登りでたくさん私たちと交流しましょう‼️」
「ああ、、そうだね、、、」
「じゃあ私たち先生に報告してくるねー」
「ああ、よろしく頼む。」
はぁ、、こうも面倒くさい事ばかり起きるなんて、、
俺、呪われてない??
はぁ、、
食堂行こ。
食堂に向かう途中。
「蒼真君?」
んっ?
あれは新川さん?




