プロローグ
ご訪問いただきありがとうございます!
新連載(新作)『転生したら、仇討ちが普通の世界に一人で立っていた。』へようこそ。
模試の真っ最中、まさかの「黒板消しと喘息」というあまりにも間抜けな理由で命を落としてしまった高校3年生の主人公。
彼が目を覚ましたのは、なんと「仇討ち」がごく当たり前の日常として存在する異様な(?)世界でした。
シュールで少し災難な異世界転生コメディをお楽しみいただければ幸いです。
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それでは、本編をどうぞ!
僕は死んだ。かなり間抜けな死に方で、だ。その間抜けさにも確かな記憶がある。
で、よくあるように転生したのだが、転生した先の世界がかなりおかしかった。━━いや。かなり理想的だったと言うべきかもしれない。
まずは、前世でのその間抜けな死に方とやらをご説明しておこう。
まず、前提として、僕は高校3年生。世田谷区内の都立高校に真面目に通っていた。
彼女ができないのはかなり不満だったが、それ以外は 大過なく過ごしていた。
あれは、大学入試センター試験の模試試験の実施される日だった。僕はこともあろうか、2時限めの数学Bの試験中に居眠りしてしまっていたのだ。
そして、それを見咎めた試験監督の田中先生に、黒板消しで何度も何度も頭を叩かれたのだ。
げほ!ゲホゲホ!けっほ!ごほごほ
僕はチョークの粉を思い切り肺の中に吸い込んでしまいまい、生きた心地のしないくらいには咳込んでしまった。僕は気管支喘息という病名のついた病気だと診断されていたのど。
今時、チョークと黒板消しを使っている学校というのも少し珍しいのかもしれないが。黒板消しの粉を吸い込みすぎて激しく咳き込み、そのまま教壇の上まで歩いてきた避難したのだ。
しかし、僕の視界は涙にぼやけ、何も見えないという状況になってしまったのだ。そしてそのまま、足をつまづかせて後頭部を強打する、という最悪中の最悪な事態となってしまったのだ。
そんな理由で僕は死んだ。そして、転生した。そこから僕の運命は大幅に狂いだしたのである。
【次へ続く】
ご覧いただきありがとうございました!
模試の最中に「黒板消しと喘息」で命を落とすという散々な最期を遂げた主人公ですが、これからどんなおかしな異世界生活(と仇討ちワールド)に巻き込まれていくのか、温かく見守っていただけると幸いです。
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次回もぜひお楽しみに!




