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まあ皆さん、聞いてください ~人生の雑記帳~  作者: 藤村 としゆき


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8/11

あなたのやさしさが、敵を作る?

前回の続き?


「こんにちは。藤村としゆきです」


真理まりです」


「真理ちゃん、オキシトシンって知ってる?」


「なんですか、それ?」


「いわゆる『愛情ホルモン』って呼ばれてるね」


「愛情ホルモン?」


「これが分泌されると、幸福感があり不安を軽くするんだ。それに、人を信頼して共感する効果もあるんだ」


「そうなんですか? いいホルモンですね」


「ようは、いい人間関係を作れるってことさ」


「どうやれば出るんですか?」


「家族や友人、ペットと触れ合うのさ。握手でも、ハグでもいいし、話したり声をかけるのもいいんだ」


「いいことずくめのホルモンじゃないですか」


「ところがね。副作用もあるのさ」


「と、いいますと?」


「長所ってのは、そのまま短所にもなるんだよね」



 ◆ ◆ ◆ (´・ω・)_旦~~



「このホルモンは、家族や仲間との絆を強めるいっぽう、排他的、攻撃的にもなるのさ」


「仲間以外に冷たいってことですか?」


「まあね。だから、敵を作ることにもなるね」


「う~ん? そうですかね」


「それに、仲間を信じすぎる面もある。仲間がたとえ間違ったことをしていても、正しいと思ってしまうんだ」


「肩を持つってことですか?」


「そうだね。仲間とそれ以外の人で区別してしまうんだ」


「それが敵を作る原因になるってことですか」


「そういうこと」


「どうすればいいんですか?」


「う~ん。自分を疑い続けるしかないんじゃないかな。『本当にこれでいいのか』ってね」


「なんか、歯切れ悪いですね、今回」


「人類の永遠のテーマかもしれないからね。では、以上で……」


「としゆきさん! ()()()()()しました!」


「あ、陰野かげのくん」


「理由がわかりました。僕がやさしくて正しいのに、上司が僕に敵意を向ける理由が! オキシトシンのせいだったんですね?」


「…………(;´Д`)」


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― 新着の感想 ―
 私の場合は易しさ(弱さ)が敵を作るかな。  レイヤーが違う者とは対等であることが苦痛で屈辱らしいですから。  蹂躙されるからヒールとは言葉通り。  弱さとは罪とはよく言ったものです。(苦笑)  因み…
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