占いとオカルト攻略法の共通点?
「こんにちは。藤村としゆきです」
「ジュンです」
「ジュンくんにクイズだよ。『薄ければ薄いほど、効果的なもの』な~んだ?」
「はあ? なんのこっちゃですよ。としゆきさん」
「答えは、『ホメオパシー』と、『バーナム効果』だよ」
「ちょっと。わからないことを、わからないもので説明しないでくださいよ」
「そうだね(笑) じゃ、『ホメオパシー』から説明しよう」
「たのんます」
「これは、『病気を引き起こす物質が、その病気の薬になる』って理論なんだ」
「は? それ、理論って言うんですか?」
「しかも、その薬は、水で薄めれば薄めるほど、効果があるんだよ」
「そんなわけないでしょ!」
「100倍に薄めたものを、また100倍に薄めたりして……」
「そんなことしたら、成分ほとんどゼロじゃないですか」
「そうだよ?」
◆ ◆ ◆ (´・ω・)_旦~~
「次は『バーナム効果』だよ」
「それも耳なじみないですね」
「これは、『誰にでも当てはまる事を、自分のことのように思う』ってことだよ」
「どういうことですってば?」
「たとえば、『人間関係で悩んでますね?』とか言えば、たいてい当たるってことさ」
「そんなの、誰でもでしょ」
「その、誰にでも当てはまることを、自分のことだと思いこむのさ」
「う~ん、まあ、そういえば」
「『あなたは繊細で、気を使うタイプですね』っていえば、『違います!』って言う人なんか、あんまりいないよね」
「たしかに」
「占いや、ビジネスでもよく使うらしいよ。知らんけど」
「知らないんですか? としゆきさん」
「占い、見てもらったことないもん」
「ないくせに言ってるんですか」
「で、これも薄めるほど効果があるらしい」
「と、いいますと?」
「もっと薄めて、『あなた、何か不安を抱えてますね?』とか聞けばいいのさ」
「だから、そんなの誰でもでしょ」
「ね、対象範囲を広げて薄めるほど、効果になるじゃない?」
「ま~、そうですけど……」
「ま、だからって、誰でも占い師になれるわけでもないけどね」
「どうしてですか?」
「話術がいるからね。だから、占いの存在意義ってのは、別にあるんだよ」
「としゆきさんも、いちど見てもらったらどうです?」
「やだもん」
「占い師にもボロクソ言われるんじゃないですか(笑)」
「ヤメテよ……」
◆ ◆ (´・ω・)_旦~~ おまけ
「あるオカルト系パチンコ雑誌の元ライターが言ってたんだけど」
「『オカルトで勝つ』、みたいなやつですか?」
「で、『こんなデタラメのオカルト攻略法ばかり書いていたら、クレームの嵐だろうな』、と思っていたんだって」
「でしょうね。それこそ『金返せ』とか言われそうですよ」
「ところが、クレームはゼロ。それどころか、『おかげで勝てた』という投稿すらあったんだって」
「え、なんでですか?」
「なんでだろうね」
オカルトを信じない人間は、いるのか?




