プロローグ
このセカイは、私たちの知る世界とは似ているようで、まるで違う。
……いや、正確には“大部分が違う”と言うべきだろうか。このセカイは、人間がほとんど住んでいない。魔術の力を授かった魔法士と正体不明の妖怪でこのセカイのほとんどが構成されている。みながこのセカイで好き勝手にされては、秩序が乱れ、いつ世界が崩壊するか分からない。そこでこのセカイでは、神のような存在ととある魔法士がある約束を結んだ。
「このセカイが、幸せになるために。このセカイが、壊れないために。」
そう願った約束は、いつしか魔術師にとって”呪い”のようになってしまった。
なぜ私は私は私は私はワタシワタシワタシワタシワタシハ…◯#@▼
あの魔術師はどこに行ったんだろう。姿も名前もはっきりと知るものはもういない。
最果ての場所と君が名付けたその場所で。またこうなってしまうんだね。
「陽炎華美ー・・・・・」
儚く深くきらびやかに輝くその魔法は、誰もがあっと驚く景色が広がっていた。花火のように華やかで、人の心を一瞬で奪う。だが、その時間はあっという間に終わってしまった。その現象と同じように、この魔法も、体感一瞬の華美景色だった。__私は信じる。信頼できる仲間を。未来へ託そう。これはもう見ることのできない究極の魔法だ。
「待て...!!行くな...っ。」
細い声で嘆くその声は、あの魔法士には届かなかった。周囲にいた者たちは立ち尽くし、疲弊しつくし動けない様子だった。そして満開の花火げしきを目の前に、戦記を失っていたが、ただ1人だけ。華火を見ることなく、俯き後悔の念が疼いていた。
___もう、同じ鉄は踏まない。
その後、華火とともに
セカイは消滅した。
Re._最果ての果て_
初めまして!河野 陽莉です。水土日の3日間投稿を目指して執筆しています。まずは10話目指して頑張ろうと思います。
皆さんが執筆の励みになります。ぜひ、この次も見ていってください!ひよこなひよりをどうぞよろしくお願いします!!




