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エピローグ

91.


【遅番女子のミズサキ】エピローグ 麻雀伝道師ミズサキ


 その後、私はプロ雀士になり女流リーグで優勝。女流名人位も2回連続で獲ったわ。

『白山シオリ』という凄まじい強敵もいたけど私はこの相手にも運よく勝ち越した。


 そして数年後――


 私はかねてより考えていた事を行動に移す。


「りょうちゃん。私、今年から師団のリーグ戦はしばらく休場するよ」

「えっ?」

「私、世界に行きたくて」

「えっでも、現女流名人位なのにタイトルはどうするの?」

「返上する。3回も獲ったらもう充分だし」


 そう、私はどこの国にも行けるのだ。なぜなら翻訳魔法を備えているから。

 ちなみに涼子はマージで見たあの固形詰め替えシャンプーを作ってみたら大当たりして一気に小金持ちになった。すると、涼子は「あのアイデアをノートに書き記したマコトの手柄でもある」と言い、私に充分な分け前を用意してくれた。なんていい奴なんだろう。おかげで旅費には困らない。

(光で起こす目覚まし時計は調べた所もう地球にも存在していた)


 驚いたのはこうなる事を涼子は読んでたみたい。いや発明で大当たりすることの方じゃなくて私が世界を旅することの方ね。


「まァね、そろそろ言い出すんじゃないかって思ってはいたんだ。世界行きたいって」


「えええ?! この展開って読めないでしょ?!?!」


「いや、読める。というのも、私たち、翻訳魔法を持ち帰ってるわけだから世界中回れるじゃん? だから世界で麻雀を教える麻雀伝道師になるんだなとマージにいる時から気付いてたよ。だからさ、私はいつでもマコトを守ってあげれるようにと思って怪力魔法ももらったの。護衛は必要でしょ、世界中回るならさ」


「すごい読み……」


 てか、また付き合ってくれるんだ。それが何より嬉しかった。でも、いいのかな。世界中回るってことは虫もたくさんいると思うけど、りょうちゃん虫苦手だったよね……。


────

──


 というわけで、私たちはいまシンガポールに来ています。


(涼子のためになるべく綺麗な国を渡り歩くようにした)


 シンガポールの人口は四分の一が中国の人なの。だから麻雀が好き、とか麻雀戦術を教えて欲しい、という人もたくさんいるはず。


 世界中で麻雀を教えて、本物の麻雀伝道師に早くなりたいな。

 それが叶った時。また呼んでくれるって、そんな約束があったような……なかったような……思い出せないけど、また会える日が来るとしたら。


 ……また、カー子が来て[そろそろ麻雀伝道師のミズサキになりましたカ]と訊ねてきたとしたら……


 その時は自信を持って――


「いかにも! まさしく私たちは世界を巡る麻雀伝道師だ。そして、私こそが女流名人のミズサキで間違いない」


 ってめっちゃ自信満々で言ってやりたいの。そして、今度こそマグレじゃなくて実力で勝ちたい。


(あの大会のことだけはなぜか記憶から消えてないのよね)


 だから、早く。むかえに来てよ、私たちは待ってるよ。カー子。











 はるか上空にミズサキたちを観察するように1羽のカラスが飛んでいた。






はい、というわけでここらでミズサキは完結です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

私の作品は全て繋がっているんですが、ミズサキは時系列的には一番前に持ってきてもいい作品なんで、これを読んだ読者様は次はどれに飛んでもネタバレなく楽しめるかと思います。

例えば、エピローグに出てきた『白山シオリ』。彼女は他の作品ではヒロインで、また別の作品ではラスボスです。

エルたちも他の作品でまた活躍しますし。

どうです? 僕の作品を読みたくなったでしょう?

詳しくはTwitterにリンクが張ってあるのでそちらをご覧下さい!

それではまた別の物語で!!


ここまで本当にありがとう!!!!!


彼方

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