第7話『修行開始』
桃太伝の続編ですので、桃太伝を見てないと内容がわからないと思われます。
できれば、桃太伝をお読みになってからこちらを読んでください。
あらすじ
桃太郎の子孫である桃太が仲間とともに悪の軍団、鬼王軍を倒してから数ヶ月後…
村長の家の中。
「これからどうするでござるか?」
「七対七の対決をするって言ってましたが、七人って、」
村長は黙って桃太を見つめる。
「もしかして僕たちですか? でも、さっき全然相手にもならなかった
じゃないですか」
「いや、方法はある」
村長が言った。
「えっ、それは?」
「修行じゃ」
「そんな。一か月でなんて」
「いいや。可能じゃ。お主はまだ己の力を十分に使いこなせていないだけじゃ。
それに他の者にも明神一族と同じ力をつけてもらう。」
「同じ力? それって桃太殿たちだけが使える力じゃないんでござるか?」
新之助が聞いた。
「お主たちも知っておると思うが、明神一族は特殊な力が使える。火を操ったり、
水を操ったり。しかし、それは別に特別なことではない。人間は皆その能力を
持っているのだ。例えば剣士の斬撃や術者の火の弾もその一部だ。」
「それじゃあ…」
「うむ。その力を使いこなせるようになれば、あやつらにも負けんであろう」
「よっしゃ。さっさとやろうぜ」
半蔵は燃えている。
「そう急ぐな、修行には準備が必要じゃ」
村長が言うと次に鬼王が口を開く。
「オレたちは別で修行させてもらう」
そう言うと鬼王、九龍、犬丸は出て行った。
「いいんですか?」
桃太が聞いた。
「大丈夫じゃ。あやつはすでにわし等の修行を終えておる」
村長がそう言うと、一人の老婆が入って来た。
「オババ様」
「オババ様?」
「オババ様は巫女で人の属性を調べることができるのじゃ。その属性によって
使える能力は違う。まずは、それを調べてから修行じゃ」
その結果、半蔵は金、左近は木、新之助は風、桃太はもちろん光の属性である。
次の日。桃太たちは別々の所に呼ばれた。
「オセーな。ここに来いっていったくせに」
半蔵は岩場で待っている。とそこへ、
「おまえが半蔵か?」
10歳くらいの男の子が立っていた。
「なんだ子供か。修行の邪魔だ、あっち行け」
「なんだと。先生に向かって」
「先生だと。冗談はよせ」
「ムキー。もう怒ったぞ。これでもくらえ」
そう言うと男の子は飛びかかって来た。
『必殺 飛び蹴り』
半蔵はひらりとかわす。
男の子の蹴りは外れ、地面に当たるが、蹴りは地面を大きくえぐり、
陥没する。
「!」
驚く半蔵。
「フッ、ただのガキじゃなさそうだ」
左近のところには老人がいた。
「あなたが修行をつけていただける方ですね」
「ホッホッホッホ」
新之助は川にいた。相手は若い女性であった。
桃太はというと。
「村長、あなたが直々に教えてくれるとは」
「光の力を持ったお主に教えられるのはワシしかおらんからな」




