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第5話『鬼が島』

桃太伝の続編ですので、桃太伝を見てないと内容がわからないと思われます。

できれば、桃太伝をお読みになってからこちらを読んでください。


あらすじ

桃太郎の子孫である桃太が仲間とともに悪の軍団、鬼王軍を倒してから数ヶ月後…


 とうとう仲間が集まり、鬼が島に向かうことに、


「ところで、その島はどこにあるのでござるか?」


「ここから、南西の方角にある。まずは、海に出よう」


 桃太たちは、浜辺に向かった。


「ここだ」


 桃太たちが浜辺に着くと、犬丸は草むらをかき分けはじめた。

すると、5人がやっと乗れるぐらいの小さな舟が出てきた。


「これで行くのですか」


 左近が尋ねた。


「しかたない。島をぬけてくる時に見つからないように小さい舟で来たからな」


「しかし、これでは…そうだ、わたしの式神で空を飛んでいけば」


「それはだめだ」


「なぜです?」


「鬼が島は結界によって守られていて、入れないんだ。それに、島には見張りが

いて派手な行動をとると見つかってまう」


「それでは舟でも行けないんじゃ」


 桃太が言う。


「いや、ひとつだけ抜け道があるんだ。鬼王様が両親から聞いたらしい。

だから、オレたちも鬼が島へ行けたんだ」


「じゃあ、行こうぜ」


 半蔵がそういうと、5人は舟に乗り込んだ。



 そして、舟を漕ぐこと3時間、


「ここで止めてくれ」


 犬丸が言うと、舟は海の真ん中で止まった。


「なに? こんなところで止めてどうするんだ」


「そうですよ。まだ何も見えないですよ」


 4人は不思議そうにしている。


「いや、ここでいいんだ」


 そう言うと、犬丸はゆっくりと漕ぎ出した。すると、舟は前方から

どんどん消えていく。


「わぁ~」


 桃太は驚き、目をつぶる。しかし、次に目を開けると目の前に島が現れた。


「!!」


 驚く4人。


「いったいこれは?」


 左近が尋ねる。


「結界だ。この結界は島の姿を隠し、なおかつ結界内に入った者の方向感覚を

乱して島への侵入を防いでいる。それに島の周りには特異な海流があり、

より近づけないようになっている。だが、そこには一族の長しか知らない

抜け道がある。それがこれだ」



 舟は小さな浜辺に着く。


 桃太たちは舟を降りると犬丸のあとに付いて島の奥へ。


 洞窟をぬけ、森をぬけて歩いて行くと村に着いた。


「村長、ただいま帰りました」


 犬丸が言うと家の中から老人が出てきた。


「よく来られましたな。ささっ、中へどうぞ」


「どうも、村長をしております族長の明神 鉄斎てっさい と申します。

…実は、頼みたいことが…」


「話は聞いています。僕たちはそのつもりで来たんです」


「ありがとうございます」


 村長が頭を下げて感謝していると外が騒がしくなった。


「やつらが来たぞ~」


「逃げろ~」


 村人は逃げまどう。


「じじー。今日こそは結界を解いてもらおうか」


 崖の上から声がする。そこには数人の影が。


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