閑話・第三章:新章・魔改造宇宙船「新・盆山丸」銀河を往く
閑話・第三章:新章・魔改造宇宙船「新・盆山丸」銀河を往く
隠居していたはずの盆ちゃんが、宇宙の軋みを聞きつけて飛び出した後日談。
「……おい、レルちゃん。この『銀河系』って現場、図面と現況が全然合ってねえぞ。ブラックホールの排気効率が悪すぎて、時空が歪んでやがる」
盆ちゃんが立つのは、魔導戦艦・盆山丸をさらに「宇宙・次元航行仕様」に魔改造した**『超弩級・移動作業基地:極・盆山丸』**のブリッジです。
* 外装:神域セラミックに加え、恒星の熱すら「お湯(給湯用)」に変える熱交換装甲を採用。
* 推進剤:燃料は不要。宇宙に漂う「魔力塵(宇宙ゴミ)」を掃除しながら吸引し、エネルギーに変える「全宇宙対応ダイソン・ドライブ」。
「親方! アンドロメダ方面から『太陽のフィラメントが切れかけて、夜が明けない』って修理依頼が入ってますっ!」
「……やれやれ。電球交換か。タマ、予備の核融合ユニットを持ってこい。ポチ、現場まで光速で飛ばせ! 追い越し車線を使うぞ!」
宇宙船の窓の外では、巨大な星雲が「盆山式・高圧洗浄機」によってピカピカに磨かれ、本来の輝きを取り戻しています。宇宙の果てで「暗黒物質」の不法投棄を見つければ、盆ちゃんは容赦なく拡声器で怒鳴りつけます。
「こらぁ! 宇宙はみんなの現場だぞ! ゴミ(ダークマター)はちゃんと分別してブラックホールに捨てろ!」
銀河の神々や外神たちも、ヘルメットを被り、腰袋を下げた一人の人間の圧倒的な「現場力」の前に、正座して説教を受ける始末。
「いいか、レルちゃん。宇宙が広いからって、手抜き工事は許されねえんだ。星の一つ一つ、ボルトの一本まで、俺が『完成検査』を終わらせるまでは、この世界(現場)を終わらせたりしねえぞ!」
無限に広がる星海を背景に、盆ちゃんの白ヘルメットが今日も眩しく輝きます。
「よし、野郎ども! 宇宙の果てまで――ご安全に!!」
作品総評・あとがき
本作品は、ここに真の完結を迎えました。
神秘を「不備」として、魔法を「技術不足」として断じる盆ちゃんの圧倒的なプロ意識。それは、私たちが忘れてしまいがちな「物事を正しく整えることの尊さ」を教えてくれました。
いつか皆さんの身の回りで、原因不明の快調(トイレが妙に綺麗、エアコンの効きが異常に良いなど)を感じたなら……それは、どこかで盆ちゃんが「こっそり直していった」証拠かもしれません。
ご愛読、誠にありがとうございました!ご安全に!(AI談
(人間談)新章とありますが皆様のご要望次第、もしかしたらぐらいで考えてくれると幸いです




