表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/114

特攻!隣の教信者!!

今回もエヴ○のCARNAGEをお聞きしながら読むと面白いかもしれません

「さて、そうと決まればでかけましょ〜物資は心配ないのですよね〜」

「8つはもう既に複製済みだ。ボク直々の複製だから全面的に期待してくれて構わない」

「頼みますよ〜」

「おい、大変な事になっているぞ!帝国軍が山脈を越えて平野部に入ってきている!!早く向かってくれ!」


 なに、山脈を越えてきた?そんな馬鹿な。帝国から王国と神聖王国を覆う山脈は8000メートル級だぞ。そうやすやすと越えr······


「まずい、君達早く向かうよ!!」

「「「分かった!!」」」


 平野部を占領されたらこの王城なんてひとたまりもないぞ!!ここが落とされたら全部振り出しだ。なんとしても死守しないと!!


「いたぞっ!全軍放て!!」

「あたるかぁっ!!」


 魔法弾であろうと当たることはない。たまに途中で軌道が変わり、避けた方に飛んできた弾も切り飛ばして進んでいく。


「ぎゃぁぁぁぁぁあ!!」

「おいっ、がっはぁぁぁあ」

「フクロウだっ、フクロウがいzzz」

「んあ······zzz」


 羊の魔人の寝言と同時に寝ていた兵士達が溶け、最終的に肌色の液体になって地面に染み込んだ。


「エクスプロージョンっ!」

「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」」」」

「ジ・アース」


 ──時は、止まった。

白露が障壁で天高く駆け上がりアミノハバキリを空中で撃っては移動し撃っては移動していく。


「さて、やっていくか」


 ──3秒、経過

白露が撃っていない端の方、ロンバルディア近くの敵の塊に走り、すれ違い喉を切り裂いていく。

 ──9秒、経過

そろそろ真ん中にこれただろうか?さて、そろそろ新技使っていくか。三半規管を鍛えておいて良かった。


「おらぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁあ!!」


 剣に魔力を込めて回転する。とにかく回転する。目が回って動けなくなるまで回る回る回る。

 ──12秒、経過


「はぁ······はぁ······はぁ」


 回りすぎて景色が歪んでいる。でも、これで大分人数は減らせたはず、くっ上手く立てない。

 ──15秒、経過

ようやく視界が戻ってきた。周りは大体胴体と下半身が泣き別れしてる。このままこれを繰り返しt

 ガガガガガガががガガガ、ザザザザザッ、ジリリリリリリ。

 ──18秒、経······時は動き出した


「馬鹿なっ、時が動き出しただと!?」

「主様、結界です!!」

「嘘だろおい······」


 確かに空にフィルターがかかったように見える······。こんな大規模な結界そうそう作れる訳が······。


「魔導機械だよ······これだけの規模魔封じの結界を張れるように出力を上げているんだろう」

「ちょっと待って、おかしくない?そもそも時間停止できなくない?」


 結界張られてたらそもそも時間停止出来るはずがないんだ。停止解除後ならまだしも停止中に······。


「停止中に動ける例外がいただろう?」

「そう、勇者さ」

「······」

「主様?」

「くひっ、ふくくくくくくくく、ふはははは

ははははははははははは!!あーはっはっはっはっはっ!!」

「主様!?」


 飛んで火に入るなんとやら。こんなの笑わずにいられるだろうか?あ〜お腹痛い。なんて強力な、ぷっ、精神攻撃なんだw


「ちょっ、主様wやめてくださいよww」

「白露も、ぷっ、笑ってるじゃん」

「最高に面白そうな皮肉を心の中で応酬しないでくれ······ボクも知りたい」

「今だ!!撃てーーーー!!」


 はぁ······冗談で笑ってる中で攻撃するなんて行儀悪いなぁ。躱してるから舐められてるのか?なら······


「全て弾いた!?馬鹿なっ!!停止は使えn──」

「お前らなんてバニラで十分なんだよ」


 こちとら長年白露の攻撃を避け続けてたんだぞ?今更そんな弾当たらんわボケェ!!


「雑魚に構ってる暇はない!逃げられる前に行くよ!!」

「はいっ!!あなた達、雑魚処理は任せますよ!!」

「え〜」

「念の為ボク達は残っておくよ」

「助かる!貸しにしといて!!」


 白露の作った障壁を渡って魔力中心に向かった。結界発生装置も勇者も多分そこに居るはず······。


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」


 白露が回転をかけて俺を縦投げした。剣と共に回転しながら勇者に接近する。避けらないよなぁ!!

 お前が避けたら結界発生装置に当たっちまうんだからなぁ!!


「ふんっ!!」

「来るのは分かってるんだよぉっ!!」

「掴んだっ!!」


 俺は七葉に弾かれる、しかし白露が新しい武器で勇者を拘束。後は首を胴体から切り離すだけよっ!!


「訳ないだろバーカ!!」

「ごふぅっ!!」


 勇者が結界発生装置にぶつけられる。数本折れてくれてたら嬉しいんだけど······。


「ジ・」

「逃げてっ!!」

「アースッ!!」


 ──時は止まった。


「逃したか······まぁいい。七葉だけでも」

「主様、解いてください」

明日を楽しみにしていてください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ