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2 日々の始まり

 1月2日。

 結論を先に言ってしまうと、この日は事務処理で一日終わってしまった。

 朝方、ベルモートから行動予定表を渡され、みんなで回し見た。

「………これ、態のいい警備兵じゃないか?」

「話が違う」との声があちこちからあがったが、レスタトはあきらめ顔だった。まだゴードンのことが尾を引いているのかもしれなかった。


 夕方、木こりのガットとヘイズが「森の女神」亭にやってきた。「明日から一緒に行ってくれるんだってな。よろしくな」

 予定表によれば、明日から三日間は木こりたちに同道して森の中へ分け入るらしかった。その翌日は休みで、翌々日からは猟師たちと三日間、また一日休みを挟んでまた木こりたちと……という繰り返しらしい。

 ガットとヘイズが近くで酒を飲み出したので、セリフィアはさっさと二階へあがってしまった。匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなるらしかった

 ヘイズはラクリマを、ガットはヴァイオラを相手にそれぞれ酒を飲んだ。

 ヘイズはラクリマと、「恋人はいるのか?」「神様です」「そんな神様が一番大事なんて言ってないで、恋人つくって幸せな結婚をしなきゃ、一人前の女になれないぞぉ」と、明るくおしゃべりしていた。

 ガットはどちらかといえば絡み上戸のようだった。「村のやり方はまずいんだよ。今回のコトだって、村長が率先してやればだな……」という愚痴から始まって、思うさま喋りまくった。だが、おかげでヴァイオラは村の事情をほんの少し知ることができた。

「村長には三人の息子と二人の娘がいたが、長男は『冒険者になる』といって飛び出していっちまった。もうどこかでくたばってんじゃねえかな。ベルモートは次男で4番目だ。5番目の息子は身体が弱くて、フィルシムで療養してる。娘たちのほうは、上の姉さんはおとなしい娘で、母方の遠縁だかなんだかの先へ嫁いでいった。下の姉貴は6年くらい前かな、冒険者と恋に落ちて、村を出ていっちまったよ」

 それであの村長、冒険者が嫌いなのかね、と、思いながら、ヴァイオラは何杯めかのグラスを空けた。ガットのおごりですでにかなり飲んでいた。そのうえしたたか酔ったガットを置いて二階に去り際に、「あれ、お土産につけてね」と丸一本、自分の懐にがめたのだった。



 1月3日。

 朝方、ガットとヘイズが赤い顔をして宿に迎えにきた。まだ酒が残っているらしい。他に4人の木こりがいっしょだ。

 日中は何事もなく過ごし、夜になった。このあたりまで進むと、木の幹がしっかり太くなっているのがわかる。仕事は明日、一日がかりでやるという。

 レスタトたちは夜営の順番を決めた。1直目はレスタトとヴァイオラ、2直目はセリフィア、3直目はGとラクリマが担当することになった。木こりたちもそれぞれ交替で夜直を手伝ってくれるとのことだった。

 1直目、灯りのずっと向こうでガサゴソと(うごめ)くものがいることに気づいた。

 ヴァイオラは咄嗟にライト〔あかり〕の呪文を投射した。4頭の狼の姿が見える。が、普通の狼より大きい、ダイアウルフのようだ。なぜか襲ってくることなく、そのまま去った。



 1月4日。

 木こりたちが一所懸命に仕事をしている間、レスタトたちはのんびり過ごした。といっても、のんべんだらりと昼寝して過ごしたわけではなく、それ相応の警戒は忘れなかった。

 夜営中、また1直目に気配が感じられた。今度はレスタトがライトを投射すると、昨晩と同じダイアウルフがこちらをじっと睨んでいた。が、昨晩と同じように去っていった。

 二晩続けて彼らが去ったのを見て、レスタトとヴァイオラは「ダイアウルフにはライトが効く!」と思い込んだようだった。それ以外は特に話題になるようなこともなかった。



 1月5日。

 夕方、村に戻ると、2台の幌馬車が止まっていた。馬車の脇では中年の男が何やら積荷を数えていた。

 だれだか聞こうと思ったところ、あいにく警備の当番は中年男レイビルだった。レイビルとは初顔合わせだったが、向こうがこちらをよく思っていないことは一目瞭然だった。彼はレスタトたちを見ると「ふん」と顔を背けてしまった。

 と、木こりのガットが馬車脇の男に寄っていって話しだした。

「ドルトンさん、お久しぶり」

 幌馬車の主はドルトンという商人のようだった。ガットは彼と交渉を始めた。一同は軽く挨拶をして、木こりたちと別れた。


 宿に戻ると、酒場に4人の客がいた。ドルトンによく似た顔の戦士、やや似た顔だちの魔術師、あとは自分たちとどっこいどっこいの力量と見られる戦士が2人だった。ドルトンに似ている前述の2人が、それぞれゴズトン、ガルトンという名であることはあとで知った。

 4人は下卑た冗談を飛ばし、酒をかっくらっていた。それを脇目に見ながら、一同は、ツェーレンたちはずいぶん上品だったんだな、と思った。

 もうすでにかなり飲んでいるのだろう、充満する酒の匂いに耐えられず、セリフィアはまたしても早々に二階へ逃げてしまった。

 と、ラクリマが「セリフィアさん、もしかしてまだ具合が悪いんでしょうか…?」と気がかりそうに言った。セリフィアが昨年の末、ムカデの毒にやられてしばらく熱が引かなかったことを思い出したらしい。あとの3人は口々に「彼はお酒が苦手なんだ」と説明した。

「…じゃ、じゃあ、明日は『森の木こり』亭に食べに行ってみたらどうでしょう? 向こうのほうがお酒のニオイとか、しなさそうですよね?」

 ヘレンが通りがかりに「向こうのご飯はおいしいですよ」と後押ししてくれたこともあって、「それなら明日は向こうで食べてみよう」というところに話は落ち着いた。

 そんな会話を交わしている最中、レスタトとラクリマはゴズトンがマルガリータとこんなやりとりをしているのを耳にした……

「そういう話はここでしないでください」「いいじゃねえか」「もし必要なら、ちゃんと通してください」「ちっ。高ぇからなぁ。まぁ、頼むよ」

 レスタトはピンと来た。これは……噂に聞く「いかがわしい職業」ではないのか。だが、この場で怒鳴りつけるわけにも行かず、ぐっと堪えて座っていた。

 ラクリマは何だかよくわからないようだった。ただ、ぽつりと「マルガリータさん、困ってるみたい…」と呟いた。

 Gとヴァイオラが振り返った。「どうして?」二人の目には、彼女はちょっと下品な客を普通にあしらっているようにしか見えなかった。「わかりません…なんとなくそう思っただけ…」と、ラクリマは頼りない答を返した。

「マルガリータ、酒のお代わりを頼んでもいいかな?」

 ヴァイオラはマルガリータをわざとこちらのテーブルに呼ぼうとした。

「おいおい、姉ちゃん、こっちが話してるんだから、横やりは入れんでほしいな」

 戦士は揶揄するように、はっきり悪意とわかる口調で言った。今度はGが、それを無視するように、さらにマルガリータを呼んだ。

「やめろって言ってんだろ」

 戦士はちょっと気色ばんだ。

「およし。みっともないよ、こんなところで」

 ヴァイオラがきっぱりと言いさしたところで、ドルトンが入ってきた。

 彼は何を思ったか、こちらのテーブルに近づいてきた。

「ほう……君たちが例の…ね…」

 ドルトンはそう言って値踏みするようにジロジロと一同を睨めまわした。

「何かご用ですか」

 レスタトは嫌悪感を隠そうともせずに言った。ここに嫌味合戦の火蓋が切って落とされた。

「冒険者風情が10gpで警備をやるというからどんな顔をしてるかと思ってね」

「用がお済みでしたらお帰りください」

「口の聞き方を知らないようだな」

「騒ぎは起こさないほうがいいですよ」

「さすが、一度騒ぎを起こした人間は言うことが違う」

「ええ、ちゃんと学習してますから。物わかりの悪い大人と違ってね」

「……力がありそうなら私のほうの仕事に雇ってもいいと思ったが、これではね…」

「あなたに雇われたくなんかありません」

「おお、そのとおりだ。雇われる側にだって選ぶ権利はあるさ。雇う側としても選ばせてもらいたいが」

「少なくともあなたのような……いえ、やめておきましょう。あなたのためです」

 特に喧嘩もなく――これ以上騒乱税を取られるのはごめんだった――その場は収まった。レスタトとしては舌戦の勝ち負けなどどうでもよく、ただ女性に失礼な態度を取るドルトンに「私はあなたが嫌いです」ということが伝わればいいと思っていた。それでも彼は寝る前にひとりごちた。「失礼なひとだ」彼もまた、ツェーレンたちが恋しいようだった。



 1月6日。

 朝、ドルトン一行は村を出ていった。

 ガギーソンに聞いたところ、彼らとロビィの隊商とに優先交易権があり、2週間おきに交互に訪れるらしかった。次はロビィたちの番だと思うと、皆、ホッとした。

 今日は中日で、一日自由だった。

 レスタトはマルガリータを裏口に呼んで説教を始めた。

「昨日話していたようなことをして、恥ずかしくないんですか!」

「別に。仕事ですから」

 さんざん説教したが、マルガリータは「酔っぱらいの相手ぐらい、するでしょ?」という感じでまるで意に介さなかった。

「もういいですか? 私、仕事があるから」

 そう言ってマルガリータは宿の中へ戻っていった。

「何の話だったの?」「うん、何かよくわからなかった」「まさか、一目惚れされたんじゃない?」「まっさかぁ」などと、ヘレンと二人で話しているのが外まで聞こえてきた。レスタトは声のする方をじっと睨んでいたが、やがて次の標的のところへと、移動した。

 ヴァイオラは一人で小一時間ほどかけて村をぐるっと回ってから、ヘルモークの家を訪ねた。

 ヘルモークはナイトキャップをかぶって出てきた。

「どうだい、仕事は?」「まぁ、話が違うような…」「最初はそんなもんだろう」「遺跡を探索するのかと思っていたら…」「遺跡なら腐るほどあるが」

 そんな会話を交わしたあとで、ヴァイオラはふと思いついて訊いてみた。

「村で見どころはある?」

「そうさなぁ、調子のいいときのリールの歌声かな」

 ヘルモークは答えた。リールというのは、大晦日に広場で歌っていた娘のことらしかった。

「普段はどうってことないが、ときどきハッとするような歌を歌うことがある」「リールは何が好き?」「花が好きだな」

 それだけ聞いて、ヴァイオラはヘルモークと別れ、川べりへ向かった。


 Gとラクリマ、それからセリフィアは一緒に村を見て回ることにした。宿を出るときにヘレンがそっとお弁当を包んでくれた。「内緒ですよ」「どうしてですか?」「ばれるとお金を請求されちゃいますから」ヘレンは片目を瞑ってみせた。

 3人は村にある二つの蔵をみて、柵沿いにぶらぶらと一回りした。Gは村の地理を頭に入れようとしているらしかった。

 一つめの蔵を見に行って、警備中のレイビルに出会った。「騒ぎを起こすなよ」と意地悪く釘を刺されたが、ぼんやり3人組だったので機嫌良く挨拶して通り過ぎてしまった。

 一方そのころ、ヴァイオラは川へ向かっていた。

 川にはリールがいた。リールは石を川に投げたり、河原に積んだりして遊んでいた。

 ヴァイオラは彼女に近づいて行って挨拶した。リールは見かけの年齢にそぐわない幼稚さで、にこっと笑って返した。(神の愛し子だな)とヴァイオラはすぐに察した。

 ヴァイオラは髪をまとめていたリボンをはずすと、器用な手つきで花を作った。そしてそれをリールの胸につけてやった。

 突然、リールは賛美歌を歌いだした。

 よく知られた賛美歌で、「死んだ人の魂は川を流れて神の御許へ行き着く」というような感じの歌だった。なるほど、これがオススメの歌か、と、ヴァイオラは感心した。まさに神の声、神の賜物といってよかった。

 歌い終わって、リールはまたいつも通り、幼女の振る舞いに戻ったようだった。再び歌を歌い出したが、今度は童女のようにとりとめなく、言葉も節回しも単純なわらべうたばかりを歌った。先ほどの歌唱だけが異質だったのだ。


 同じころ、マルガリータへの説教が失敗に終わったレスタトは、今度はガギーソンに「話がある」と彼の部屋へ押しかけていた。

「ガギーソンさん、あんなことを許していいんですか!」

「何のコトでしょう?」帳簿をつけながらガギーソンは答えた。

「白を切るつもりですか!?」

 レスタトはガギーソンに詰め寄った。尊い女性にいかがわしい商売をさせるなど、許されざることだ。少なくともガラナークではそのようなことをすれば厳罰に処される。レスタトにとって、自分の怒りと宿の主人に対する非難は正当すぎるほど正当なものだった。

 だが、ガギーソンはその弱々しそうな外見に似ず、したたかだった。

「何を怒鳴られているのか……少し冷静になられてはいかがですか」

「店員にいかがわしいことをさせていますね?」

「いいえ」

「ドルトンさんたちとの会話を聞きました」

「何か勘違いなさっておられるようだ。あの方はセロ村にとってなくてはならない方です」

「説明になっていない」

「何か聞き違いをされたのでは? いかがわしいことをしていると勘違いされた上で話をされても困ります」

「ではいかがわしいことはやっていないというんですね?」

「やっていません。だいたい万が一やっていたとして、あなたはどうするつもりですか」

「もちろん、やめてもらいます」

「どんな理由でやめさせるんですか。お話になりませんね」

 レスタトは凍り付いた。自分が説破できなかったことよりも、相手が反論してきたことが信じられなかった。(僕は正しいことを言っているのに……!)

 結局、すごすごと部屋に戻ることになった。怒りよりも虚しさが胸に満ちていた。


 川辺ではリールと話すにも手持ちぶさたになったヴァイオラが、石ころでお手玉などして彼女を喜ばせていた。そこへG、ラクリマ、セリフィアの3人が、Gを真ん中にしてやってきた。柵沿いに回るうち、川辺に出てしまったのだ。

「ヴァイオラさ〜ん、一緒にお弁当にしませんか〜」

との声が挙がって、みんなでお弁当を広げることになった。それを見ていたリールは、

「リールもお弁当もらってくるの」

と言って、どこかへ行ってしまった。しばらくして、本当にお弁当を持って現れた。見れば手製の、ガギーソンが作るものよりずいぶんと美味しそうな手弁当だった。みんなでお弁当を広げて楽しく食べるうちに、リールは気持ちよさそうに眠ってしまった。

「じゃあ私も」と、Gも隣に寝っ転がって、そのまま寝てしまった。

 セリフィアは少し離れた場所で素振りを始めた。彼の周りだけ、空気が唸りをあげていた。

 彼が少し手を休めたときを見計らい、「ところで」と、ヴァイオラは声をかけた。「セイ君はなんでここにいるのかな?」セリフィアは答えた。「天気がいいから」

「そうじゃなくて、どうしてこのセロ村に来たのか、聞きたかったんだけど…」

 ヴァイオラはちょっと呆れながらも、親切に問い直した。

「行方不明の親父を捜しに」

 セリフィアによれば、彼の父親は5年くらい前にこのセロ村に来ているはずであり、それでこの村に父親の行方の手がかりがないかどうか、訪ねてきたのだという。だが、まだだれにも話を聞いていないようだった。

「とりあえずガギーソンに話を聞くといいんじゃない?」

「ああ、そうだな…」

 そんなことを話しているところに、警備中だったスマックが毛布を持ってやってきた。彼は、「よっぽど楽しかったんだなぁ」と言いながらリールに毛布を掛けてやった。

 スマックの話によれば、リールの面倒を見ているのは、キャスリーン婆さんらしい。

 しばらくしてリールは目覚め、毛布を機嫌良く警備兵に返すと、確かにキャスリーン婆さんの住処のある方角へと帰っていった。


 夕方になったので、4人はそのまま夕食を食べに「森の木こり」亭へ行くことにした。ラクリマは「女神」亭にレスタトを呼びに行った。レスタトは部屋で茫然としていた。

「大丈夫ですか?」「ええ、大丈夫です」と答えながらも、いつもより覇気がなかった。

「木こり」亭の内部は「女神」亭より新しかった。ひげ面の親父が厨房におり、彼がこの宿の主人らしい。

 夕食は、ふかふかパンと温かいシチューと鶏の香味焼きで、これで「女神」亭と価格が一緒なのは不思議な感じだった。ただ、「女神」亭はアルコール類が充実していたが、こちらは水代わりの麦酒(エール)と、ちょっと高めのワインしか置いておらず、どうやら飲み助は向こうへ行くのだろうと察せられた。実際、ヴァイオラは「女神」亭が恋しそうだった。

「食事はいかがでしたか」

 ひげ面の親父が頃合いよく声をかけてきたので、一同はとても美味しかった旨を伝えた。

「それはよかった」という親父に、レスタトは「どこで料理を習ったんですか?」と尋ねた。相手は「まあ、いろいろと」と、明らかに口を濁した。

 この人も何か影がありそうだとレスタトが考えていると、Gが質問を浴びせてきた。

「そういえばレスタトさんは今日は何をしてたんですか?」

「いや、いろいろと…」

 Gに問いつめられ、レスタトはガギーソンとやりあったことを白状した。

「ちょっと聞いてくださいよ、レスタトさん、ガギーソンさんと喧嘩したんですよ〜」

「えっ。どうしてそんな喧嘩なんか……」

「喧嘩なんかしてません。ちょっと文句を言っただけです」

 レスタトはしゃあしゃあと答えた。


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