思い出の行方
最新エピソード掲載日:2015/11/23
宮前ハルキは今年で社会人三年目を迎えていた。仕事に追われる毎日で、やっと貰えた一週間の短い夏休みを久しぶりに京都の実家で過ごしていた。母親に頼まれて洗濯物をベランダで干していると、どこからか一匹のヒグラシの鳴き声が聞こえた。その切なげで儚い声は、夕方になるとまるで一日の終わりを惜しむかのように鳴いていたあの島のヒグラシを思い出させた。
かつて京都と種子島を結んだ恋をハルキが静かに回想していきます。
どんなに遠く離れていても、きっといつかもう一度会えると信じた、そんな二人の物語。
かつて京都と種子島を結んだ恋をハルキが静かに回想していきます。
どんなに遠く離れていても、きっといつかもう一度会えると信じた、そんな二人の物語。
プロローグ
2015/11/23 02:03
(改)