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時系列はバラバラです。

それぞれ最初に書いてある人物が最初のセリフ喋ってます。

菊池茜·元木真衣


「マイマイ誕生日おめでと〜。これ誕プレ〜」

「ありがとう茜ちゃん。開けていい?」

「うん」

「なにかな、なにかなー。…………ねぇ茜ちゃん、なんで誕生日プレゼントがむすび◯のぬいぐるみなの?」

____________________

常盤父·常盤詩音


「詩音、問題だ」

「なに?」

「守備中にDHの選手をDH解除せずにベンチにいる他の選手と交代させることはルール上可能か?」

「DH解除なしで? ……それ可能だとしてもメリットなくね?」

「メリット云々は関係ない。あくまで聞いているのはルール上できるかできないかだ。守備中にDHとして出場している選手を代えてベンチにいる他の選手をDHとして出場させることは可能か?」

「…………わかんね。答えは?」

「ルールブックで確認しろ」

「ちっ……」

____________________

神崎樹·沼下隼人


「沼下お前! 紗羅を使って俺の部屋にゴキブリのおもちゃを仕掛けさせただろ!」

「神崎ー、正解だ!」

「ふざけるな!! お前らいつから知り合いだ!?」

「今年の夏からだな。なんだ神崎ー、もしかして俺と紗羅が仲いいことに嫉妬でもしてるのか?」

「馬鹿か!! するわけないだろ!!」

「なんならお前に俺の妹紹介してやるか?」

「なんでそうなるんだ!! 人の話を聞け!!」

____________________

菱川秋陽菜·筑紫美冬


「美冬知ってる? 越後先輩と古賀先輩が付き合ってるの」

「え! そうなのか!?」

「そうなんだって」

「あの2人がか……。驚きだな……」

「美冬は彼氏できた?」

「私はいないよ。大学とバイトで忙しいしな。秋陽菜だっていないだろ?」

「ふふ、私は先週できたんだ〜」

「なんだとー!?」

「美冬と今日会ったのもそれ報告するためだしね〜」

「……その彼氏は秋陽菜の本性知ってるのか?」

「え〜? 本性ってなに〜?」

「知らないのか。可哀想にな」

「それどういう意味〜?」

「なら別れたら100%秋陽菜のせいだな」

「ちょっとー! 付き合い始めたばっかりなのに酷くない!?」

____________________

橘·和沢


「チョコバナナ美味かったなー。サンキューな和沢」

「いやいや、美味かったならよかった。なんか最後は知らない人もいたけど」

「そんでさっき女子からなにもらったん?」

「パウンドケーキとクッキーだってよ。料理部にバナナあげたお礼でもらった」

「俺にもくれ」

「駄目だ! これはやんねー! これは俺のだ!」

「ちっ、ケチだな」

「あんだけバナナ食っといてなに言ってんだ」

「今年チョコバナナだったから来年はりんご飴だな」

「勝手に決めんな」

____________________

日和田·高柳


「それは普通にダブスだよ。デブスとドブスのダブスだな」

「そうか、その場合はそうだよな」

「組み合わせは様々あるからな。ドデブスとデドブスのダブスとかダドブスとドデブスのトリブスとかデブスとドブスとドデブスのトリブスとかダデブスとドデドブスのトリブスとか」

「お前よくそこ覚えられるな……」

「簡単だぞ。ドデブスとデドブスのダブスとかダドブスとドデブスのトリブスとかデブスとドブスとドデブスのトリブスとかダデブスとドデドブスのトリブスとか。ほらな」

「いや、合ってるか間違ってるか全然わかんねー……」

「ドデブスとデドブスのダブスとかダドブスとドデブスのトリブスとかデブスとドブスとドデブスのトリブスとかダデブスとドデドブスのトリブスとか」

「何回言われてもわかんねーよ……」

____________________

手塚·伊深


「伊深、お前志望校決めたか?」

「とっくに決めたっての。もしかしてお前まだなのか?」

「……ああ」

「さっさと決めろよ」

「諏訪は実家の酒屋継ぐみたいだし、沼下も将来は手品とマジックで食っていくらしいから、やること決まってるやつらは大学決めるのも楽でいいよな……」

「は? 沼下あいつ大学行くのか? 行かないとか言ってたよな?」

「親が大学行けってうるさいから行くことにしたんだってよ。だからそれ系のサークルあるとこ適当に決めたって」

「へぇ」

「はぁ……志望校どうするかな……」

____________________

小牧亜由莉·風間


「いらっしゃいませ〜。あ、風間先生」

「ん? ……ああ、小牧か。髪が短くなっているから一瞬誰かわからなかった」

「一昨日切ったんで」

「そうか。このファミレスでバイトしているんだな」

「ええ」

「悪いな、夏休みのバイト中にまで教師とは会いたくないだろうに。次から他の店舗に行くことにする」

「いえいえ〜、学校の先生とか関係なくお客様ですから気にしなくていいですよ。それに私も風間先生のプライベートなとこ見ちゃってますし」

「ん? いつだ?」

「なんか少し前にE駅前で大笑いしてましたよね?」

「な! あの場面を見ていたのか!?」

「お客様ご案内しますね〜」

「あ、あれには止むを得ない事情があってだな……」

____________________

柑那·菱川小春


「小春ちゃんは好きな人いる?」

「え? ……うん、いるよ」

「1年生?」

「……うん」

「どんな人?」

「優しい人かな」

「なんで好きになったの?」

「えっと……入学してすぐの頃困ってるときに助けてもらって、それから気になっちゃって……」

「それでいつの間にか好きになっちゃったと」

「……うん。……柑那ちゃんは好きな人いるの?」

「私もいるよ。少し前にできたんだ」

「そうなんだ」

「だからもし2人とも上手くいって彼氏できたらダブルデートしない?」

「えー! それ恥ずかしくないかな!?」

「大丈夫大丈夫。でもまずはお互い付き合わないとね」

「そうだね。お互い上手くいくといいね」

____________________

真島理香·真島禄斗·真島父


「禄斗! お前私のプリン勝手に食っただろ!」

「え〜? 食べてないけど〜?」

「嘘つけ! バイト終わりの楽しみにしてたってのに!」

「ホントに食べてないって〜」

「食ったやつちゃんと買ってこいよ!」

「だから食べてないってば〜」

「ダハハハハ、食ったのは禄斗じゃなくて俺だ! そんなことも見破れないようではまだまだ修行が足りんな理香!」

「こんのクソ親父が、なにが修行だ!! 久々に帰ってきたと思ったら!! 帰宅早々テキトーなこと言ってんじゃねー!! それに勝手に食っておいて威張るな!!」

「痛い! 理香、物を投げるな。いたっ! ならこっちも反撃だ! くらえっ!」

「うわ!! キモっ!! なんだこれ!?」

「ダハハハハ!! 俺からの東京帰りプレゼントだ!!」

「お〜! ゴキブリだ〜!」

「なんで東京のお土産がゴキブリのおもちゃなんだよ!! もっとマシなもん買ってこい!!」

「ダハハハハ!! 実はそいつだけじゃなくてな。あと131匹いるぞ!!」

「なんでそんなに買ってんだ、馬鹿か!! 1匹もいらねえっての!!」

「いやいや、これは禄斗へのプレゼントだから理香のは別だ」

「ならさっさと出せ!」

「すまん。もう俺の腹の中だから出せんな」

「はぁ!?」

「東京駅でシュークリーム買ったんだが、帰る途中に腹減って食っちまった。ダハハハハ!! それとさっきのプリンも美味かったぞ!!」

「マジでざっけんなクソ親父!!!」

____________________

藤澤諒太·鈴山渉·元木弘和·


「渉と弘和は文化祭楽しめた?」

「俺はバンド演奏できなかったからなぁ……。来年はメンバー集めて絶対ステージに立つ!」

「俺はずっと将棋と囲碁やってたよ。あと何故か強制でオセロもやった」

「強制ってどういうこと?」

「前にさ、音楽室から戻るとき諒太のことブロックして通せんぼした女子の先輩いたよね」

「あー、あのときのな。諒太若干キレてたよな」

「別にキレてはないよ。それで、常盤先輩がどうしたの?」

「その常盤先輩が何故か囲碁·将棋部にオセロ持参してきて、手当たり次第に部員たちとオセロ勝負し始めたんだよ。それで全員ボコボコにして高笑いして去っていった……」

「常盤先輩かなりオセロ強いからなぁ……」

「道場破り的な?」

「そうそう、ウチは囲碁·将棋部なのに。しかも俺、途中なのに真っ黒にされてさ……」

「僕もこの前やったとき真っ白にされたよ……」

「あ、それと何故かバナナも何本か持ってきて配ってた」

「え? なんでバナナ?」

「そういえば僕も常盤先輩からバナナ貰ったよ」

「いやだからなんでバナナ?」

____________________

山吹·松葉


「うげっ!」

「どした?」

「下駄箱にゴキブリ入ってやがった! これもゼッテー沼下の仕業だろ!」

「あはははは! うおっ!! なんで俺んとこにもいんだよ!?」

「だはははは!」

「おかしいだろ! 俺机の中にいたのに! なんで山吹は1匹なのに俺は2匹なんだよ!?」

「日頃の行いのせいじゃね?」

「ちっ……。テキトーに他のやつんとこに入れてやる」

「俺もそーしよ」

____________________

越後修介·奥井栄成翔·唐川常陸


「奥井はなんで下の名前嫌いなんだ?」

「……」

「小さい頃『えなちゃん』って呼ばれてたからだって」

「ちょっと唐川! なんで言うんだよ!」

「ハハハ、そんな理由かよ」

「嫌なものは嫌なんだよ! 普通の名前の越後にはわからないよ!」

「奥井が『えなちゃん』なら宮本は『ヨナちゃん』だな」

「ふふふ、そうだね」

「それやめてってば!」

「ハハハ」

____________________

宮本夜長·高橋友彦


「お前な……休み時間に堂々とエロ本見るなよ……」

「別にいいじゃないですか。それにこれはテストで赤点がなかった自分に対するご褒美ですよ」

「だったら家で見ろっての……」

「いえいえ、これは自分が今日学校に持ってきた物ではなく、先程部長に返してもらった物なのですよ」

「は? なんで演劇部の部長がお前からエロ本借りてんだ? まさか演劇部の部長も変態か?」

「そういうことではありません。しかしこの件の理由はシークレットなので話せませんね」

「なんでエロ本の貸し借りの理由がシークレットなんだよ! エロ本貸し借りしていること自体をシークレットにしろよ!」

「ですがもう一つのシークレット情報なら話してもいいでしょう」

「は? なんだよ?」

「実はですね、ここだけの話、今年の文化祭で演劇部は体育館ではなく武道場で劇をやるのですよ」

「へぇ」

「宮本氏、このシークレット情報は口止めされているので、誰にも言ってはいけませんからね」

「俺に言ってんじゃねーか」

____________________

千葉夏実·千葉母


「お母さん、猫もう1匹飼っていい?」

「え? クルミとツバメいるのに?」

「私もお金出すから。ダメ?」

「お父さんには聞いたの?」 

「『お母さんがいいならいい』って」

「……いいけど、ちゃんと世話するのよ」

「うん、わかってるよ。あと名前は私が決めるね」

「なに? もしかしてもう名前決まってるの?」

「うん。ヌーヌ」

「え?」

「ヌーヌ」

「……ヌーヌってなに? なんでヌーヌ?」

____________________

元木光一·佐々木百合


「なんだ佐々木、まだ帰っていなかったのか?」

「会長と駅まで一緒にと思って」

「そうか。靴を履き替えるから少し待ってくれ」

「はい」

「……ん? なんだこれは?」

「どうかしましたか?」

「下駄箱の中にゴキブリのおもちゃが入っていた」

「誰かのいたずらですかね?」

「それとサイコロもあるな」

「え? なんでサイコロ?」

「……わからん」

「あ! そういえば会長に渡すものがありました」

「なんだ?」

「バナナです。常盤が配ってたの会長まだ貰ってませんでしたよね?」

「ああ。しかし何故バナナ?」

「常盤がクラスメイトから沢山貰ったらしいです」

「そうか」

「それで会長、1つ聞きたいんですけど」

「なんだ?」

「会長はバナナの皮を剥くときに、できるだけ多い回数で剥きたくなりませんか?」

「ならんな」

次のep.72は解説·ネタバレ·こぼれ話などなので、この作品はこれにて完結です。

自分のようなド素人の初めての作品を最後まで読んでくださりありがとうございました。

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