1話 私が悪役令嬢!?
「私っていい人生だったかな〜」
そう言い残し、私は意識を失った。
私は高校三年生。今日は、卒業式だった。友達と挨拶を交わし、学校に向かっていた。歩道を歩いていた時、車が突っ込んできて、意識を失った。
気がついたら、ベットで横になっていた。
「起きられましたか。エリシア様。もうすぐ、お食事のお時間なので、準備が出来ましたら、大広間までお越しください。私は先に行って参ります。」
あの人、私の大好きな異世界恋愛アニメ、「恋の予感」のメイドじゃない!
エリシア・アルシェって…このアニメの悪役令嬢!
この国では、私は大貴族の長女。私の父の名前は、カイゼル・アルシェ。母は、エリナ・アルシェ。そして、私の妹の名前は、セリーナ・アルシェ。もう1人の妹の名前は、イリナ・アルシェ。
セリーナは私の一つ下で、イリナは私の三つ下だったはずよね。
エリシア・アルシェは、主人公、アリナ・セリスと第1王子、ルシアン・ヴェリオが結ばれる邪魔をして、最終的には、他の人も巻き込んで、最終的には、処刑されるキャラじゃないの!
私は今は見た目からして、6歳くらい?
処刑されるのは、18歳だから、
あと12年!?
この12年でどうにかして処刑されないようにしないと!
でもどうすればいいの…
とりあえず、みんなには、優しく接しましょう!
そろそろ大広間に向かいましょう。
私は、大広間に向かって行き、ドアを開いた。
「お父様、お母様、イリス。遅れてごめんなさい。そして、おはようございます!」
ここにいる、みんなが驚いていた。
そりゃあそうよね。アニメの中では、謝りもしないし、挨拶もしない、とても失礼だったものね。
「おはよう。エリシア。」「おはよう。」
お父様とお母様だ。
「おはようございます。エリシアお姉様。」
妹のイリスとセリーナだ。
みんな驚いていたけど、返事を返してくれたわ…良かった〜
「なんか、雰囲気変わったか?」
「変わってませんよ。お父様」
その日の私は、なんだかいつもよりも、キラキラ輝いていた。なんだって、私は大好きなアニメのキャラになっているんだもの!まぁ悪役令嬢だけど…
「お食事の準備が整いました。今持って来ます。」
「わかったわ。」
「お食事をお持ち致しました。」
「ありがとう!」
私はにっこりと笑って言った。
私が ありがとう と言うと思ってもいなかったメイドは、とても驚いたていた。
「は、はい!」
「いただきます。」
私は、食事を食べながら考えた。私は、優しくしたら、本物に処刑されずに済むのかな?とりあえず、それは分からないけど、
このままみんなには優しく接していこう!




